人気2選!簡単レシピでできる食事でおいしく熱中症の対策
家族が熱中症になってしまった場合、どう対処すればいいか焦ってしまうものです。体を冷やすだとか汗で失ってしまった水分やミネラルを飲み物で補給するなどの対策は何となく分かっていても、食事面で迷いませんか?熱中症で急に食欲がなくなってしまった時に効果的な食事をご紹介しましょう。
この記事の見出し
疲労回復と食欲増進する食べ物とは?
疲れがたまっているときは、通常より熱中症になりやすくなってしまいます。つまり熱中症になってしまった体は、疲労困憊状態なのです。そこで疲労回復し、食欲増進させる必要があります。そんな時に必要なのがビタミンB1を多く含む食べ物です。ビタミンB1には疲労回復して食欲増進させる効果があるので、熱中症による弱った体を回復させるには有効な栄養素だと言えます。ではビタミンB1を多く含む食品を挙げていきます。
ビタミンB1を含む食品
ベーコン、ハム、豚肉、レバー、明太子、うなぎ、豆腐、納豆、大豆、枝豆など。
以上が熱中症対策に有効なビタミンB1を多く含む食べ物ですが、もちろんどうしても食べたくない場合は無理しない方がいいでしょう。また熱中症による嘔吐や下痢症状が見られる場合には、これらの食事は控えた方が賢明です。
熱中症の時の簡単なオススメレシピ
夏、家庭に常備している可能性が高いそうめんを使った簡単なレシピです。
①豚ひき肉とコチュジャントマトそうめん
●材料(4人分)
- そうめん4束
- 豚ひき肉300g
- きゅうり1本
- トマト2個
- 酒、醤油、みりん各大さじ1
- A(コチュジャン、酢各大さじ4、砂糖、白ゴマ各大さじ2、胡麻油小さじ1)
作り方
- トマトはヘタをとり1㎝角に切り、きゅうりは千切りにします。ボウルにAのタレを混ぜ合わせておきます。
- フライパンにサラダ油を入れて、中火で豚ひき肉を炒めます。色が変わったら、酒、醤油、みりんを入れて水分がなくなるまで煮詰めます。
- たっぷりの湯でそうめんを茹でたら、流水で洗って水をきります。①の野菜、タレの半量をそうめんと一緒に和えて、器に盛ったら上から豚ひき肉と残りのタレをかけてできあがりです。
子供に作る場合にはコチュジャンを味噌に変えて作ることも可能です。
②豆腐チャンプルーぶっかけそうめん
材料
- そうめん4束
- 豚こま肉150g
- 木綿豆腐300g(水切りしておく)
- 卵2個
- 水480cc
- めんつゆ(3倍濃縮)40cc
- 粗びき黒こしょう少々
- A( 酒、醤油各大さじ2、みりん大さじ1)
作り方
- ①豆腐を一口大に切り、卵は割りほぐしておきます。Aの合わせ調味料を混ぜておきます。水とめんつゆでかけつゆを作っておきます。
- ②フライパンにサラダ油を入れて中火で豆腐を入れて焼き、両面こんがり焼いたら卵も入れてさらに炒めます。火が通ったら1度取り出します。
- ③サラダ油を足して豚肉を炒め、色が変わったら豆腐と卵を戻し、Aを加えてさっと炒めます。
- ④たっぷりの湯でそうめんを茹でたら、流水で洗って水をきっておきます。器に盛り上から③を乗せます。粗びき黒こしょうをふって、食べる直前につゆをかけできあがりです。
熱中症対策に逆効果な食事とは?
熱中症の時に食べて逆効果になってしまっては本末転倒です。NG食材はあるのでしょうか?食欲があり嘔吐や下痢症状がなければ、特に逆効果になりそうな食材はありません。ただし熱中症による嘔吐や下痢症状がある場合は別です。揚げ物やラーメンなどの消化に悪い食事はしばらく控えた方がいいでしょう。
また飲み物ではお酒やコーヒー、お茶などのカフェインを含むものは絶対NGです。熱中症の時は脱水状態になっている可能性が高いので、利尿作用のある飲み物を飲むと急激に重症化する危険性があるのです。
熱中症について症状や対処法を以下に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。