8ヶ月の赤ちゃんに教えてあげたい離乳食のマル秘ポイント
8か月の赤ちゃんと言えば離乳食を開始して2、3か月経ち、そろそろ食べ物に慣れ始めてきたころ。7、8か月は離乳中期と言って、食べられる食材が増え離乳食のステップアップのタイミングでもあります。中だるみの時期ということもあり、ママの離乳食の悩みや疑問が増えてくる頃です。ではそれらを解決するために、抑えておきたいポイントを挙げていきましょう。
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8か月の赤ちゃんの離乳食を詳しく知りたい!
①離乳食は1日2回が基本
1日2回の離乳食を毎日決まった時間に与えましょう。時間はママのやりやすい時間でOK。お腹を空かせるためにも、なるべく食間を3、4時間は空けるようにしましょう。
②口をモグモグ動かして食べる練習を
ペースト状の食べ物を上手にごっくんできるのならば、舌でつぶせる程度の柔らかい粒状のもので口をモグモグ動かして食べる練習をします。
③栄養のバランスを意識したメニューを
1食につき2、3品を目安に炭水化物、ビタミン、たんぱく質からそれぞれ1種類以上を組み合わせましょう。
④離乳食からとる栄養配分は30~40%が目安
8か月頃の赤ちゃんは徐々に消化機能が発達していきます。食べられる食材や量を増やしていき、離乳食からとる栄養配分は30~40%が目安となります。でもまだまだおっぱいやミルクからの栄養は欠かせません。
8か月の赤ちゃんの離乳食、気になるあれこれ
離乳食の硬さは舌でつぶせる絹ごし豆腐の硬さが目安。柔らかく煮て粗くつぶしたりみじん切りにして与えましょう。うまくごっくんできずに吐き出してしまう場合は少し硬いのかも。焦らずに前段階に戻しても大丈夫です。赤ちゃんに合わせて色々と調整してみましょう。
1回当たりの目安量はおかゆなどの炭水化物50~80g、野菜や果物のビタミン類を20~30g、魚や肉などのたんぱく質は10~15g程です。この時期に与えやすい豆腐は30~40gが目安です。アレルギーの気になる卵は慎重に、初めは黄身から少しづつ増やし全卵1/3程度にしていきます。食べさせ方は赤ちゃんをベビーラックなどに座らせて、ベルトで前にずり落ちてこないように固定してあげましょう。スプーンを赤ちゃんの下唇の上に置き、赤ちゃんが自ら口に入れるのを待ちます。スプーンを口の中に押し込んでしまうと、丸飲みしてしまうので注意してあげてください。
おすすめのメニュー、アレンジ方法
料理が苦手なママは一から離乳食を作ろうとするとストレスがたまりがちに。一品はベビーフードに頼ったりしてもOK。フリーズの白身魚や赤ちゃん用のだし、クリーム煮の素を上手に使ってアレンジを広げていきましょう。1日の基本的なメニューをご紹介します。
1回目メニュー
さつまいもかゆ、白身魚のクリームかけ、ニンジンとバナナの和え物
2回目メニュー
ニンジンスープかゆ、豆腐と玉ねぎのトマト煮、カボチャとブロッコリーのサラダ
これらのメニューを毎回一から作るのは大変です。食材別に一気に加熱・小分け冷凍して、使うときにレンジ解凍すれば驚くほど簡単に出来上がります。だし汁や野菜スープ、トマトスープのストックも製氷皿に1回分づつ冷凍すると、同じ食材でも味が変えられてマンネリを防ぐことができるのでおすすめです。
離乳食を食べてくれない!どうすればいいの?
おっぱいやミルクばかりを欲しがって離乳食を食べてくれない・・・。こんな悩みを抱えたママは多いかもしれません。8か月頃の赤ちゃんは食べる子と食べない子の個人差が大きくなる時期です。他の子と比べる必要はありません。食べてほしい気持ちで顔が怖くなりがちなので、ママはニッコリと笑顔を心がけ楽しい食事の雰囲気作りをしましょう。嫌がったり食べなければ、15分程で食事を切り上げてOK 。離乳食後は欲しがるだけおっぱいやミルクを与えます。どうせ食べないからと先におっぱいやミルクを与えてしまうと余計に離乳食を食べなくなるので注意して。食べない子の食事作りはストレスがたまります。目安量に捉われず、ベビーフードなどで力を抜きながらゆっくりと進めていきましょう。
8か月の赤ちゃんの水分補給は?便秘にならないようにするためには?
完全母乳の赤ちゃんなら欲しがるたびにおっぱいを与えましょう。ミルクの赤ちゃんは時間通りにミルクを与えて、水分が足りていないようなら薄めた麦茶を試してみても。赤ちゃんは汗っかきですから、特に暑い時期にはいつもよりおしっこの量が少ないかなと思ったら要注意です。意識的に水分補給を心がけましょう。また離乳食の量が多くなると便秘になりがちに。ヨーグルトやバナナ、納豆などを取り入れたメニューにし、それでも改善されなければ小児科で相談してもいいかもしれません。