離乳食中期の適切な量と、ミルクや栄養バランスのよいとり方

離乳食が始まって、そろそろ赤ちゃんが食べることに慣れてくる頃。ママはこれからどう進めていけばいいの?と色々疑問や不安が出てきますね。赤ちゃんによっても食べる量に個人差が出てくる時期です。周りの赤ちゃんと比較してしまいがちですが、気にせず量の目安をもとに進めていきましょう。

 

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離乳食中期の食べさせる量の目安

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離乳食中期、何をどれだけ食べさせればいいか分からないというママも多いでしょう。食材別に食べさせる量の目安をまとめてみました。

  • 炭水化物(7倍粥、うどん、パンなど)
    大さじ3~5で50~80gが目安です。
  • ビタミン類(野菜、果物)
    20~30gが目安です。離乳食初期に食べられるものに加えて、ナス、きゅうり、アスパラガス、さやいんげんなどが可能になります。
  • タンパク質
    魚(白身魚、赤身魚)小さじ2、3で10~15gが目安です。肉(鶏挽き肉、鶏ささみ、レバー)小さじ1、2で、10~15gが目安です。豆腐1/10~1/8丁で30~40gが目安です。卵黄1個分~全卵1/3個分が目安です。

上記の目安量は食材を単品で与えた場合の量です。同じグループから2種類与える時には、1種類の量を半分ずつにすると栄養バランスが整います。離乳食中期の初めの頃に、全ての食材を合わせて子供用茶碗の5分目弱位から始めて、少しずつ増やしていきます。離乳食中期の終わり頃には7分目位になるように進めるのが理想です。

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おっぱいやミルクとの栄養バランスは?

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1日の授乳回数の目安は離乳食後の授乳を含めて5回位です。ミルクの場合は1日700~900mlを分けて与えます。離乳食後のおっぱいやミルクは欲しがるだけ与えます。あまり食べない赤ちゃんだとしても、最初から授乳してしまうとさらに食べる意欲がなくなるので要注意。

離乳食からの栄養配分は約30%から始めて、中期の終わり頃には約40%に増やしていきます。食べられる食材の種類や量が増えてくるので、少しずつ離乳食に重みをおいていきましょう。授乳量をどうやって減らしていくか悩んでしまうママもいるかもしれませんね。食べる量が増えれば自然とおっぱいやミルクの量が減ってくので、赤ちゃんにお任せするのもありです。

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欲しがるだけ与えていいの?

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離乳食中期の頃には、驚くほど食べる赤ちゃんもいます。モグモグせずに丸飲みしていないか、赤ちゃんの口元を観察してみましょう。離乳食が柔らかすぎる可能性もあるので、口をよく動かせる固さに調節し様子見を。また品数を増やすと満足できるかもしれせん。

うんちが硬くなった!便秘気味な赤ちゃんへの対処法

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離乳食の量が増えると、授乳量が減ってくのでどうしても便秘気味になりやすくなります。そのような場合の対処法をいくつかご紹介しましょう。

①麦茶や白湯を飲ませる

離乳食と離乳食の食間やお風呂上がりに麦茶や白湯を飲ませてみましょう。水分を意識的に増やすと、うんちが柔らかくなりやすくなります。

②ヨーグルトを与える

ヨーグルトの乳酸菌は腸内環境を整え、便秘を改善してくれます。砂糖が入っていないプレーンタイプのヨーグルトを離乳食に取り入れましょう。加熱せずにそのまま与えることができます。ただしヨーグルトの食べ過ぎは下痢を起こしてしまうので、大さじ2位を目安に与えましょう。

③納豆を与える

納豆の納豆菌は便秘改善に一役かってくれます。納豆は離乳食中期から食べることができる食材なので、ぜひチャレンジしてみましょう。納豆を細かく包丁でたたいて、茶漉しなどで茹でて与えましょう。ひきわり納豆を使うと便利です。

④離乳食にスープメニューを取り入れる

離乳食でも水分を取るために、2回食のうち1回はスープメニューを取り入れましょう。具材は野菜をたっぷり入れて、野菜の甘みで赤ちゃんも喜んでくれるはずです。仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけて。

これらの自宅でできる対処法でも改善が見られなければ、小児科を受診して相談してみましょう。

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