離乳食初期のトマトを食べさせるときに注意すべき一工夫とは

5、6ヶ月頃になるといよいよ離乳食の始まりです。最初はお粥からスタートして、慣れてきたらビタミンやミネラルが摂れる野菜や果物もチャレンジしていきましょう。ここでは赤ちゃんの離乳食にぜひ取り入れたいトマトについてご紹介します。

 

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離乳食初期にトマトを与えるには?

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トマトは離乳食初期からオススメしたい栄養満点の野菜。一年中流通しているので手に入りやすく、アレンジがきくのでとても便利です。購入する際には新鮮で赤く熟したものを選びましょう。そしてトマトには固い皮と種が入っていて、離乳食初期では全て取り除く必要があります。また1歳頃までは加熱処理してから与えましょう。

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トマト調理を便利にする一工夫とは?

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市販のトマトピューレやトマトジュースを使うと、あっという間に離乳食初期のメニューができてとても便利です。離乳食初期のメニューは凝ったものでなく、単品や2つの食材を混ぜるだけのシンプルなものでOKなので、ぜひ活用したいアイテムなんです。食塩や添加物が入っていないトマトピューレは5~6倍、トマトジュースは2倍に薄めるだけ。トマトの加工品は生のトマトよりも、さらに強い抗酸化作用を持つ「リコピン」の宝庫。積極的に取り入れましょう。またトマトピューレは簡単に手作りもできるので、ぜひ挑戦してみてください。

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トマトピューレのレシピ

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毎回作るのでは手間がかかるので、一度にたくさん作っておくことをオススメします。ではトマトピューレの手作りレシピをご紹介しましょう。

  1. トマトを洗ってヘタをくりぬき、反対のおしり部分に十字の切り込みを入れます。
  2. 沸騰したお湯に入れ、冷水に浸けると簡単に皮がむけます。
  3. 種を取り除いてみじん切りにし、裏ごしをして滑らかにします。
  4. 鍋にかけ少し煮詰めます。

これをまとめて3、4個のトマトで作って、冷めたら製氷皿に入れ冷凍しましょう。これをレンジでチンするか鍋で加熱し、お粥やお魚、野菜と一緒にするだけで簡単にトマト味が完成します。もちろん単品でもオススメです。

トマトを食べてくれない!何か工夫は?

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大人には甘いトマトでも赤ちゃんには酸っぱくて食べてくれないこともあるようです。何か食べてもらう工夫はないのでしょうか?

①母乳やミルクを混ぜる

赤ちゃんが大好きなおっぱいやミルクと一緒なら食べてくれるかもしれません。酸味が和らいでまろやかになります。

②果物と混ぜる

赤ちゃんが好きな果物と混ぜると美味しく食べてくれるかもしれません。手に入りやすく調理しやすいバナナやリンゴがオススメです。

離乳食のトマトで注意するべきこと

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トマトは離乳食初期から食べさせられる食材ですが、注意するべきことがあります。それは「ヒスタミン中毒」です。中毒というと何だか怖い言葉ですが、珍しいことではありません。トマトにはかゆみの原因になるヒスタミンという物質が含まれていて、古いトマトを食べた時や体調が悪い時に口周辺が赤くなってしまうことがあります。ただヒスタミン中毒はアレルギーとは違い、1度なってしまったらもう食べれないというわけではありません。

むしろトマトにはアレルギー症状を抑えたり改善する効果がある「リコピン」という赤い色素が豊富なので、アレルギー体質の赤ちゃんには積極的に食べさせたいものです。また嫌がる場合には、ただ味が慣れなくて嫌がっているのか、体質のせいで口周辺に違和感があって嫌がっているのかを見極めることが大切です。赤ちゃんに与えるトマトはできるだけ新鮮なものを選び、少しずつ様子を見ながら与えましょう。口周辺が赤くなってしまった場合には、しばらくお休みしてもいいかもしれません。

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