離乳食後期、どれくらいの量が最適?食べムラや食べすぎの対処法

離乳食後期は3回食も始まり、そろそろ大人と同じ生活リズムで食卓を囲むのが理想的な時期です。食べる子と食べない子の差も大きいので、ママにとっては悩みの種も。そんな不安を少しでも解消するために、離乳食後期に多い疑問や不安を探っていきましょう。

 

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離乳食後期の最適な量の目安

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離乳食後期はそろそろ離乳食に重みをおいて食べさせたい時期です。献立の立て方としては主食、主菜、副菜が基本に3、4品で考えると、自然と栄養バランスが整います。これらの1食分を合わせて、子供用茶碗1杯弱から1杯強程度の量を目安に与えるといいでしょう。後期の初めの頃はまだ少ない量でも、3ヶ月の間に、少しずつ増やしていけるといいですね。

それでは離乳食後期に食べられる代表的な食材の1食当たりの目安量をまとめてみました。

  • 炭水化物の5倍粥は大さじ6(90g)から軟飯子供用茶碗1杯弱(80g)位が目安です。
  • ビタミン類の人参なら3cm、ほうれん草は葉の部分を10枚程で、トマトは1/6個が適量です。
  • タンパク質は魚の切り身を1/5切れ、肉15g、豆腐1/7丁(45g)、乳製品80gです。

これらは食材を単品で与えた場合の目安量なので、同じグループから2種類与える時には半分ずつにすると分かりやすいでしょう。例えば、1食分に豆腐20gちょっとと乳製品を40gというように計算します。上記の量はあくまで目安量。個人差が大きく出るので、気にしすぎなくても大丈夫です。

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おっぱいやミルクとの栄養バランスは?

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離乳食後期には離乳食からの栄養が50~70%程になります。授乳回数は離乳食後の授乳を含めて、1日5~8回位で日中の授乳は少しずつ減らしていくようにしましょう。ミルクは1日トータルで500~700ml位が目安です。この時期によく食べてあまり飲まなくなる赤ちゃんもいますが、それは離乳食で栄養が足りている証拠。無理に与える必要はありません。

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あまり食べなかったり、食べムラがあるときの対処法は?

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大人でも今日は食欲がないという時もあるように、赤ちゃんにも食べたり食べなかったりの食べムラがあるのは自然なことです。1日で考えるのではなく、1週間を通して栄養が摂れていればOKと考えましょう。

またいつも食べない場合には、お腹があまりすいていない可能性も。食間は3、4時間あけるようにし、体を動かすような遊びをしてお腹をすかせるようにしましょう。もともと少食な赤ちゃんもいます。赤ちゃんの体重が順調に増えていて、ご機嫌ならば心配することはありません。

すごく食べるけど大丈夫?

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目安量よりもかなり食べる赤ちゃんもいます。それはそれで「太ったりしないかしら」と心配になるママもいるかもしれません。そのような場合には赤ちゃんがちゃんとモグモグしているか、丸飲みしていないかを観察してみましょう。柔らかすぎると食べごたえが少ないですし、固すぎると丸飲みしてしまう原因にも。離乳食の固さや大きさを調整したりして、よく噛んで満足感の得られる食事を心がけましょう。

またこの頃は赤ちゃんが太ってしまう心配はしなくても大丈夫です。下痢や便秘でなくご機嫌ならば、赤ちゃんの消化できる適量であるといえます。

手づかみ食べ、遊んであまり食べてくれない!どうすれば?

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食べ物をコネコネ、にぎにぎして遊んだり。ぐちゃぐちゃに混ぜて散らかしたりと、ママにとっては「せっかく作ったのにどうして?」とため息をついてしまうかもしれません。でもこの大人からしたら「遊び」に見える行動も、赤ちゃんからしたら大事な成長の1つ。食べ物に興味を持って掴んでみたり、手で感触を確かめたりするのはこれから自分で食べるための第一歩となります。

ですから汚されるのは覚悟の上で、床にシートを敷いたりするなどしてママのストレスを軽減しましょう。また自分で食べる楽しみを知ってもらうために、食べ物にフォークを刺しておくのもオススメです。

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