離乳食初期の豆腐についての3つの知恵と大豆アレルギー対策

良質なタンパク質などの栄養がたっぷり含まれた豆腐は赤ちゃんの離乳食にぴったり。クセもなく舌触りが滑らかな豆腐は、他の食材とも合う万能選手です。しかし大豆製品である豆腐はアレルギーも気になるところです。そこで離乳食初期の豆腐について、疑問を解決していきましょう

 

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離乳食初期、豆腐の選び方

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スーパーには様々な豆腐が並んでいますが、離乳食初期の赤ちゃんには喉ごしのよい絹ごし豆腐を使います。味や風味を変えて食べやすくした卵豆腐やゴマ豆腐は離乳食には向いていません。成分表示を見て、「大豆、にがり」という風にシンプルな原材料のものを選びましょう。また遺伝子組み換えでないものを選ぶと安心です。

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離乳食初期、豆腐の下ごしらえはどうすればいい?

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①加熱する

離乳食で豆腐を与えるには、必ず火を通すことが重要です。量が多ければ茹でることもいいですが、離乳食初期の使用する豆腐の量は少ない量なので、電子レンジでの加熱処理が便利でオススメです。

深めの耐熱容器に小さく切った豆腐とひたひたの水を一緒に入れて、ふんわりラップをかけ電子レンジ600Wで1分~1分半加熱します。豆腐が浮いてくるのが加熱された目安なので、量によって時間を調節しましょう。茹でる場合には、沸騰したお湯に豆腐を入れて1分半加熱します。穴あきオタマを使うとやりやすくてオススメです。

②裏ごしまたはすりつぶす

加熱した後水をきり、裏ごし器やすりおろし器でペースト状にします。離乳食をスタートして1ヶ月ほどで慣れてきたら、加熱した後フォークでつぶす程度でもいいでしょう。

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豆腐は冷凍保存できる?

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豆腐は冷凍すると高野豆腐のようなスポンジに近い食感になります。離乳食初期の赤ちゃんには高野豆腐は使えないので、冷凍保存はオススメしません。離乳食初期の食べる豆腐の量は少ないので、大人の料理にも使うなどして使いきるといいでしょう。

気になる大豆アレルギーのこと

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豆腐の原材料は大豆です。大豆は3大アレルゲンではありませんが、アレルギーを起こすこともあります。特に家族にアレルギー体質の人がいる場合は、1度検査してからの方が安心です。初めて豆腐を与える時には、体調のいいときに様子を見ながら与えます。何日も続けて食べることはアレルギーの原因ともなるので、1、2日与えたらしばらく様子を見てアレルギー症状が出なければ徐々に増やしていきます。

離乳食初期の豆腐レシピ

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離乳食初期は素材の味を知っていく時期。ママも離乳食作りを始めたばかりですから、何を作ればいいの?と不安になるものです。気負いせずにシンプルなメニューでいいので、赤ちゃんの食い付きがいいものを見つけてあげましょう。それでは簡単で何度も作ってあげたくなるオススメメニューをご紹介します。

①豆腐だしお粥

10倍粥大さじ2をすりつぶすか濾して、だし汁大さじ1を加えて滑らかにします。2㎝角1個の豆腐を茹でて裏ごしします。お粥の上に豆腐を乗せて出来上がりです。お粥をうどんやパンに変えることも可能です。

②豆腐と人参のサラダ

豆腐2㎝角1個を茹でて裏ごしします。人参1㎝厚さの輪切り1個を柔らかく煮て、滑らかにすりつぶし野菜スープで一煮立ちさせます。人参の上に豆腐を乗せて出来上がりです。人参を他の野菜に変えると、バリエーションが広がります。

③豆腐ポタージュ

2㎝角1個の豆腐を茹でて裏ごしします。湯で溶いた粉ミルク大さじ2で豆腐を伸ばします。豆腐ポタージュは粉ミルクを使うので、なかなか食べてくれない赤ちゃんにも食べやすい味でオススメです。

材料の分量は離乳食初期の一般的な量を記載しましたが、赤ちゃんの様子を見ながら調節しましょう。

関連リンク
離乳食初期の量の食材別の増やし方と5つのアレルギー対策

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