オリゴ糖お茶やマッサージ？薬の使えない妊婦のための便秘解消法

妊娠中は殆どの方が経験する便秘。只でさえ動きづらい体なのに、便秘の不快感があると気分も憂鬱になってしまいます。とは言え、妊婦にはむやみに薬は使えませんし、色々と制限があります。そこで薬の使えない妊婦のための便秘解消法をご紹介していきます。便秘を解消して万全の体制で出産に臨みましょう！

 

オリゴ糖お茶で便秘解消しよう

便秘に効くお茶は数多く販売されていますが、妊婦も飲めるお茶となるとかなり範囲は狭まります。妊婦にとってカフェインが含まれているものや大腸を刺激する成分のある飲み物はNGです。そこで妊娠中でも毎日の水分補給になり、且つ便秘解消できるお茶があればぜひ試したいものですね。いくつか挙げていきましょう。

すっきり贅沢抹茶

便秘に効果的な食物繊維、乳酸菌そしてオリゴ糖が含まれているお茶です。腸内環境を整え、自然とすっきりさせてくれるので、妊婦でも安心して飲むことができます。他にも妊婦には嬉しい葉酸、鉄分、カルシウム入り。

麦茶

ノンカフェインの代表のようなお茶で、安価で家族みんなが飲みやすいでしょう。

ルイボスティー

ノンカフェインで天然ミネラルが含まれています。妊娠中の癒しタイムに最適です。

温かい飲み物で水分を補給することでも便秘解消につながりますが、お茶にオリゴ糖を混ぜたオリゴ糖お茶はさらに便秘解消にいいですよ。使うオリゴ糖はシロップタイプが店頭で購入できますが、さらに純度の高い粉末タイプの方がオススメです。店頭ではなかなか手に入らないので、通販で買うことになります。そこでオススメな粉末タイプのオリゴ糖がはぐくみオリゴです。

ノンカフェインでお好みのお茶に混ぜて、リラックスタイムを楽しみましょう。

マッサージや体操で便秘解消しよう

妊娠中の便秘はマッサージや体操で改善することもあります。妊娠中は子宮が圧迫することで腸が背中寄りになっています。お腹は時計回りに、背中は半時計回りに優しくマッサージします。お腹を温めることは便秘解消にもつながるので、ポカポカとするまで続けましょう。パパにお願いすると、夫婦のスキンシップにもなってオススメです。

また骨盤回し体操も便秘解消に有効です。ゆっくりと骨盤を回して、歪みやすい骨盤を矯正するイメージで。こちらもお腹回りが温められて、気持ちよくなります。尚マッサージや体操は体調のよい時に行い、お腹が張るなどの症状が現れた場合には中止しましょう。

ツボ押しで便秘解消しよう

妊娠中の厄介な便秘にはツボ押しも効果が期待できます。腸の動きを活発にする２ヶ所のツボをご紹介しましょう。

神門

右手小指の付け根から直線上に手首まで辿ると、手のひらとの境目にあるツボです。

大腸兪

ベルトラインに沿って背骨から指2本分左右に移動した部分にあります。

どちらも親指の腹で3秒かけて押し、3秒かけて離すを行います。ご紹介したツボは比較的分かりやすい部分にありますが、妊娠中には好ましくないツボもあるので初めは専門家に聞いてみてもいいかもしれません。

それでも便秘が解消しなかったら？

妊娠中に便秘で無理矢理いきんでしまうと、生まれてしまうのでは？と不安に思う妊婦さんもいるかもしれません。実際はそのようなことはないのですが、便秘は腹痛を来したり排便時に出血することもあります。

また便秘を解消しないまま出産を迎えてしまうと、圧迫されてお産が上手く進まないことも。自己判断で便秘薬を飲むのは危険ですから、産婦人科の主治医に相談しましょう。妊娠中でも飲めるお薬を出してくれる場合もあります。