つわりの時期の始まりと、遅らせたり軽くする方法。来ない場合は?

妊娠して最初に乗り越えないといけないのがつわりです。妊娠したら全ての人にある症状ではありませんが、多くの方がこのつわりを経験することになります。

つわりの症状にはかなり差があり、ひどい人になると点滴をしてもらったり、寝込んで動けなくなる方もいます。ですが、妊娠初期にお腹の中に赤ちゃんがいるということ、赤ちゃんがそだっているということを実感できる唯一の症状でもあります。喜ばしいことではありますが、ママにとってはつらい時期ですよね。

現在妊活中の方、妊娠が分かったばかりの方、現在つわりで辛い時期を過ごされている方の為に、つわりのことをまとめました。つわりが始まる時期はいつなのか、時期を遅らせたりつわりを軽くする方法はあるのか、つわりがこないことがあるのかなどをご紹介させていただきます。

 

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つわりが始まるのはいつ頃から?

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よく、テレビのドラマなどで、吐き気がして妊娠に気付くというシーンがあります。つわりが始まる時期は個人差がありますが、早い方だと、最終月経開始日から数えて28日前後で吐き気を感じます。

自己検査できる検査薬の使用は、生理開始予定日の1週間後ですが、こういう症状がでて2~3日後に検査薬で検査して反応が出る方もいらっしゃいます。

 

このことから、早い方で妊娠4週目からつわりの症状がでるということがわかります。ですが、これはかなり稀なケースです。

つわりの症状を感じ始めるのは、多くの妊婦さんは、妊娠8~9週目頃からになります。つわりのピークは妊娠8~11週目頃になるので、ちょうど妊娠3カ月頃がピークということになります。

 

このつらいつわりの時期は、多くの方は妊娠4ヶ月頃には症状もおさまってくるようですが、中には、妊娠中ずっとつわりの症状が続く方もいらっしゃいます。また、いったん終わったつわりが、妊娠後期になってまたやってくる方も少なくなりません。これを後期づわりと呼んでいます。

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つわりの時期を遅らせるたり、軽くすることはできるの?

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つわりの時期を遅らせるということはできません。ですが、つわりのつらい症状を軽くする方法はあります。ひどい吐き気で水分も摂れないのは危険なので、あまりにつらい場合は、産婦人科で点滴をしてもらったり、お薬を処方してもらいます。

その他に、毎日の生活の中で、少しでもつわりを軽くする方法をご紹介いたします。

1.吐き気を引き起こす物は避ける

つわりの時期は特に臭いに敏感になります。ある特定の食べ物や臭いで吐き気をもよおすので、その吐き気の原因となる食べ物や臭いは避けるようにしましょう。

2.十分な睡眠

妊娠初期のつわりの時期は、安静が必要な時期でもあります。夜の睡眠ももちろんですが、とにかく眠気に襲われたら我慢せずに横になって寝るようにしましょう。昼寝を習慣づけるのもいい方法です。

また、起きる際はゆっくりと体を起こして起きるようにしましょう。急に体を動かすと吐き気の原因になります。

3.常に食べ物を身近においておく

つわりの吐き気は、口に何かを入れておくとおさまることが多いので、外出する際も、一口サイズで食べられる物を持ち歩くようにしましょう。また、起床時に気持ち悪くなることが多いので、ベッドサイドにバナナなどの軽食を置いておくことをおすすめします。

4.体をしめつけない

体にフィットした服をきるだけで吐き気を感じることもありますので、ゆったりとした服装がいいでしょう。

5.何かに夢中になる

何もしないでいると、つわりのことばかり考えてしまいます。考えると気持ち悪くなりやすいので、好きな映画をみたり、本を読んだり、とにかくつわりのことを考えないように、何かに夢中になるようにしましょう。

6.炭酸飲料を飲む

これはつわりの時期を乗り越えた多くの妊婦さんが行った方法です。

炭酸飲料といってもジュースではなく、ほんのりレモン味がついているような炭酸水や、味のない炭酸水を飲むというものです。炭酸で胃のムカつきがかなりおさえられるようですので、試す価値ありです。

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つわりが来ないことなんてあるの?

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妊娠したら必ずつわりがくるというわけではありません。まったくつわりが無い人もいます。

つわりは始まる時期、終わる時期、症状の度合い、全てにおいて個人差があります。理由はわかりませんが、妊娠しても全くつわりが無いという方もいらっしゃいます。ですが、一人目の時はなくて、二人目の時はひどいつわりがあったというケースもあります。

 

つわりがないからといって、お腹の赤ちゃんが育っていないということではありませんので、心配しないでください。

つわりの時期に、つわりの症状があるのに、ある日突然なくなったという場合は、胎児に何らかの異常がある場合も考えられますので、速やかに産婦人科を受診するようにしましょう。

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