名前はどうする?一卵性の男女双子が誕生する確率と楽しい名付け方

双子の赤ちゃんを見かけると本当に可愛いな、と思います。双子の妊娠を望んでいるママも多いかもしれません。日本では100人に1人の双子出生率、つまり1%の確率とされています。双子の妊娠には遺伝なども関係するのでしょうか?また、双子が男女でできる確率はどれくらいなのでしょうか?そして可愛らしい2人の名付け方におすすめは…?

 

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双子のタイプや仕組み

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まず、双子の中には一卵性と二卵性の二つのタイプがあります。仕組みを知るためにそれぞれを見てみましょう。

一卵性双生児

一つの卵子に一つの精子が受精してできた受精卵が二つに分裂して着床してできた赤ちゃんです。
元々一つだった受精卵が何らかの原因で二つになったので、性別や血液型など全て同じDNAで見た目も瓜二つという事が多いです。

二卵性双生児

一つの卵子に一つの精子が受精してできた受精卵が二つ、何らかの原因で同時に着床してできた赤ちゃんです。二つの受精卵、元々別の物なので性別も血液型も違う事もあります。見た目も兄弟姉妹くらいの似た感じはありますが、一卵性の様にそっくりという事は稀です。

この時点で双子が男女であれば二卵性の可能性が高くなります。

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一卵性双生児で男女出生の仕組みと確率

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一卵性双生児は性別が同じ、二卵性双生児は性別が違う場合があるとわかりましたが、では一卵性双生児で性別の違う男女の赤ちゃんが産まれる事はないのでしょうか?

一卵性双生児は一つの受精卵が二つに分裂する、とありましたが、それが着床するまでの成長段階に起こる現象の違いで更に三つのタイプに分かれます。

準一卵性双生児

過受精と呼ばれる現象が起こった場合です。通常は卵子一つに精子一つが受精しますが、過受精とは卵子一つに精子が二つ以上受精してしまった受精卵の事です。これが分裂を起こして生まれた双子をこう呼びます。

過受精が起きる確率は1~3%と言われています。そのほとんどがDNAキメラと呼ばれる形で1人で誕生していますので、双子として無事誕生するケースはかなり稀で現時点では1例のみとされています。

半一卵性双生児

一つの卵子が受精する前に分裂して二つに分かれ、それぞれの卵子に一つずつの精子が受精して誕生する場合です。元は一つの卵子ですが、分裂して二つに分かれてそれぞれが個になっているので二卵性と同じで性別やDNAが同じである確率が70%くらいで、男女として性別のちがう双子が誕生する事もあります。

異性一卵性双生児

性染色体が分かれていく段階で組み合わせが通常とは違って男女の双子として産まれる場合です。そのほとんどがXY染色体が分かれて男であるXYと女であるXOに分かれて成長します。

しかしこうなった場合、女性がターナー症候群と呼ばれる低身長になる事があります。

一卵性双生児の男女を授かる確率

自然妊娠で双子を妊娠するのは100人に1人とされていますが、その中でも一卵性双生児となる確率は0.3%~0.4%ほどになります。さらに男女の一卵性双生児となると確率はどれくらいになるのでしょうか?
基本的に、一卵性双生児の性別は一緒になるので男女の双子が産まれる確率はほとんどないに等しいのです。

しかし、半一卵性双生児や異性一卵性双生児の時は男女の可能性があります。ところが、これは世界的にもかなり稀なので現在で数例しか報告されていません。

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男女の双子の名付け方

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双子だからといって名付け方に決まりがあるわけではありません。二人分の名付けが同時にできる幸せを感じながら楽しんで考えてみましょう。

文字の数を合わせる

三文字なら二人とも三文字。二文字なら二人とも二文字。二人の名前の文字数を合わせるだけでも統一感が感じられます。

文字の一部を合わせる

統一感で言うと、部首など漢字の一部を合わせても綺麗です。くさかんむり、しんにょうやきへんなど、読みはそれぞれですから、個性も尊重しながら文字に書いた時は一部分にきょうつがある、というのも素敵ですね。

参考例に見る特徴

同じ漢字を一文字使ったり、同じ様な響き(読み)にしたり繋がりを感じる名前を付ける方が多いです。例えば…

●文字を合わせる

朝陽(アサヒ)・心陽(コハル)
優人(ヒロト)・優菜(ユウナ)

●意味を合わせる

大和(ヤマト)・弥生(ヤヨイ)
真(マコト)・心(ココロ)
晴空(ハルト)・向日葵(ヒマリ)

●響きを合わせる

蓮(レン)・蘭(ラン)
翼(ツバサ)・椿(ツバキ)

少しずつ参考にしながら、しかし縛られる必要はないので我が子への初めてのプレゼントである名前をじっくり楽しみながら考えてみてください。

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