双子ちゃんを自然分娩で迎える準備まとめ!出産時期と安産確率を高める方法

双子の出産となると帝王切開なイメージが強いですが、自然分娩も安全に行う事ができるのでしょうか?できれば自然分娩で産みたい、というママの為に安産の為にする準備や具体的な出産時期、方法、また気をつけるべきリスクなど体験談を含めまとめました。

 

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自然分娩が可能な条件

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  1. 設備
    最初から双子であればリスクを避けるために帝王切開、と決まっていて選択の余地のない産婦人科もあります。双子には妊娠中のリスクもありますが、出産時のリスクもあります。ですから母子ともに急変した場合すぐに対応できる設備のある産婦人科でないと難しくなります。
  2. 健康状態
    母体、赤ちゃん共に成長が順調で経過が良好、ベストな状態であるかどうかが大切です。
  3. 赤ちゃんの場所・体勢
    双子ちゃん二人の位置関係です。お腹の中で二人がどういう向きでいるのか、産道へ二人が順序よく進めるような位置にいるのか、逆子ではないか、先に生まれてくる位置の赤ちゃんが頭を下にしているか、など赤ちゃんはお腹の中で常に体勢を変えるのでその時の位置も重要な条件です。
  4. 破水の危険性
    破水してしまうと細菌感染の危険性が出てしまい、出産のスピードも要求されてくるのでまずは前期破水の恐れが少ない事も大切です。

双子を自然分娩した体験談

ケース1

逆子になる事も高血圧症など妊娠中毒症になる事もなく自然分娩できました。ただし、お腹の赤ちゃんの様子をエコーで常に見ながらの出産でした。何か問題があったらすぐに帝王切開に切り替えると言われていましたが、そのまま無事に自然分娩で産むことができました。

ケース2

切迫早産も経験して、早産の危険性もあった妊婦生活でした。なんとか安静な生活を続け、後期から入院となり37週で促進剤で出産しようと計画をしていました。ところが34週で陣痛が来てしまい、そのまま自然分娩という流れになりました。

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気をつけたい自然分娩のリスク

分娩の途中停止

双子の赤ちゃんのお互いのへその緒が分娩中に絡まってしまう場合もあります。こういった緊急事態の時は分娩を中止して帝王切開に急遽切り替える事があります。

いきむ力

出産の時のいきみですが、子宮が二人の赤ちゃんの大きさで最大に膨らんで伸びていたために、収縮がうまく行かず力が充分に入らず、いきみが不十分になってしまう事があります。

陣痛の異常

陣痛が必要以上に長くなったり、強くならない微弱陣痛が続いたりする事があります。単胎妊娠より単胎妊娠の方がこの可能性は高くなります。

弛緩出血

産後に胎盤の剥がれたあとがうまくふさがらずに大量出血の恐れがあります。

1人目より2人目の負担が大きい

1人が先に産まれる事でお腹の中に急にスペースができるので、2人目の体勢が変わってしまい、それをきっかけにトラブルが起きやすくなる事もあります。

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双子出産の週数目安や安産である為にできる事

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出産の週数

出産時期はだいたい双子の場合38週辺りを目安にします。赤ちゃんの成長度合いにもよりますが、単胎妊娠に比べて予定日より早くなる事が多いです。それまではなるべく1日でも長くお腹の中で育てるようにしましょう。

またその頃に陣痛が来ない時は、促進剤で分娩を促します。もちろん39週目に入るママも中にはいます。促進剤を使うか、ギリギリまで陣痛を待つか、医師の判断にもよりますし母子の状態にもよるので、かなりの個人差はあります。

安産である為に

多胎妊娠はリスクが多い分安静に過ごして欲しい、というのは大前提ですが、出産時のリスクを減らす、というよりは出産は何が起こるかわからないものなので、もしもの場合にすぐ対応できる設備や人員が揃っている事が大切です。様々なパターンを考えて対処法を医師とよく相談し、理解し、とにかく安心して出産時期を迎える事が何より大切になります。

決して無理をせず、不安があれば必ず医師に相談し安心してリラックスしている事が一番の安産への近道となります。

芸能人、東原亜希さんの双子自然分娩

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上に二人お子様がいらっしゃる経産婦さんであったり、順番として先に産まれる位置の赤ちゃんが逆子でない事、などの条件と、双子出産後には四人の育児をしなくてはいけないために少しでも回復の早い自然分娩を希望していました。

出産自体は促進剤で一人目はすぐに産まれたけど、二人目は逆子だったので、完全に降りてくるまで子宮口は完全に開いているのにいきまずに待たなくてはいけなかったり、とにかく大変でした。

無事に双子の自然分娩を無事に終えて、双子妊娠生活から出産までの周りの方々の支えに本当に感謝したそうです。

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