どんな虫にもよく効く薬は?種類別の虫刺され薬2選
あれ?こんなところを刺されてる、でも何に刺されたかわからない。そんな虫刺されってどうしてますか?痒いけど普通の虫刺されの薬はどの虫刺されにも効くのでしょうか?また、虫の種類別に虫刺され薬は効く効かないがあるのでしょうか?
虫刺され薬の特性を知り、よく効く薬を
虫刺されを選ぶとき、何を基準に選んでますか?虫刺されと聞くと、どうしても「蚊」を中心に考えますよね。成分はあまり考えず購入するかもしれませんが、ちょっと成分を診てみてください。虫刺され薬にはいろんな成分が入っていて、刺した虫によっては虫刺され薬が逆効果になってしまう場合があるんです。なので含まれている成分で購入してみましょう。
そう、実は虫刺され薬は刺した虫によって変わるためオールマイティな虫刺され薬というのがほぼ無いに等しいです。蚊やダニなど刺されて痒みがすごく強い場合、この痒みを抑える成分、坑ヒスタミンが入った薬を使用します。
腫れ、ただれなど炎症がある場合はステロイドが入っているものを選びます。ステロイドが入っていないと腫れには効かないので、蚊やブヨで炎症が起こったとしても、改善しないケースがあるのです。なので、虫刺され薬で、腫れや痒みを抑えるのであれば、坑ヒスタミンとステロイドが入ったものを選びましょう。
色々な虫に効くという意味でおススメな商品が「液体ムヒアルファEX」です。この商品はノミ・ダニ・夏のレジャーで海に行く人には最適なクラゲにまで効く薬になっています。夏にはぜひ一本持っておきたい虫刺され薬です。
参考:蚊の季節到来!屋外での対策はコレをすると効果的な2つの裏技
刺されてるのか、食われてるのかでも違う薬選び
坑ヒスタミンとステロイドが入った虫刺され薬は大概の痒み腫れに有効、としましたが、実は何に刺されたかわからない場合、注意すべきなのは刺されたのか、食われたのかです。虫刺されと主に言われているのは「吸血する虫」で蚊を代表に、ノミ、ダニ、ブヨなどです。「咬む虫」と言われるものがクモ、ムカデ。「刺す虫」とされるのがハチになります。毛虫に関しては毛虫の毛の部分が毒なので触ると炎症が起きます。
薬を塗る際に気をつけたいのは、炎症をともなう虫刺され薬の場合、ストロイドが含まれている薬5日ほど使用しても症状が良くならない場合、医師に相談する方がいいでしょう。ステロイド成分が含まれているものを長期間使用すると副作用がでる可能性があるからです。ステロイドは粘膜の周辺、例えば目や口などの周りには使用しないでください。
後、水疱瘡や極度の乾燥などによって発生する痒みや発疹など虫刺されと見分けがつかないものについては皮膚科を受診して薬を処方してもらいましょう。
参考:子供が虫刺されで腫れた!対処法と間違えやすい蕁麻疹との区別
虫別それぞれに効く薬!
まず、一番刺されやすい「蚊」。ただ痒いだけであれば坑ヒスタミン薬が入ったものが一番いいでしょう。炎症もひどい場合はステロイド入りの外用薬を選びます。そうすると蚊の場合は炎症も取れます。腫れがひどいのにステロイドが入っていない薬は蚊やブヨなどは効果があまり出ません。
さらに、痒くかきむしってしまった場合、殺菌作用があるものを選ぶと、かきむしった際に雑菌が侵入するのを防げます。「鎮痛・鎮痒・消炎作用」と記載があれば良く効きます。
それが全て記載してあるのが「キンカン」です。これは古くからのベストセラーで幅広い年齢層に指示を受けているおススメの薬です。
蚊の次に良く耳にするのが「ダニ」です。ダニに関してもステロイド配合の痒み止めを使用します。ただ、ステロイドの副作用には注意してください。「ノミ」ですが、ノミに関していうと激しい痒みが伴い、坑ヒスタミンやステロイドが入っている薬が有効なのですが、市販薬では限界があります。症状が重い場合、すぐ皮膚科で薬を処方してもらったほうがいいです。
そして、キャンプなどでよく見る「ムカデ」。ムカデは咬み、そのうえ毒を注入するタイプです。毒の注入が少なければ少ないほどいいですが、坑ヒスタミン剤ステロイド剤が入った軟膏などを塗り、すぐ病院へ行きましょう。
その他、虫刺されについて症状や対処法を以下に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。