妊娠中の胎動はいつからはじまるの？不安や疑問はコレで解決

お腹の中で赤ちゃんを育て初めて胎動を感じたときには、愛しさで何とも言えない感動で涙が出てくる妊婦さんは多いものです。それだけ神秘的で妊娠中の今だけしか味わえない経験なのです。しかし不安はつきものでちょっとした変化に敏感になってしまうことでしょう。特に初産婦は未知の経験で分からないからこそ不安になるのです。ここでは胎動に的を絞って不安や疑問を解決していきましょう。

胎動はいつからはじまるのか？

まずは胎動の前にお腹の赤ちゃんがいつから動き始めるのかをご説明していきましょう。実はお腹の赤ちゃんは妊娠8週頃から、脳や筋肉、神経伝達が発達し始め小さいながらも動き始めています。しかし赤ちゃんがまだまだ小さくて子宮壁に当たらないだけで、ママが胎動を感じ始めるのはもっと先のこと。平均的には妊娠中期の20週前後と言われていますが、これには個人差があります。早い方だと16週頃から感じる場合もありますし、遅い方だと23週頃の場合も。また感じ方には個人差があり、これが胎動だと認識しづらいこともあります。24週を過ぎてもまったく胎動を感じられない場合には、一度検診で相談してみましょう。

胎動を感じる位置は？また場所によって逆子の可能性は？

胎動に特定の位置はありません。赤ちゃんはお腹の中で自由に動き回り、手足を伸ばしたり曲げたりすることで胎動を感じます。ですから毎日胎動を感じる位置が違っても不思議ではないのです。赤ちゃんの好きな体勢があると、その位置ばかりが動くことも。

また妊娠後期になり赤ちゃんが大きくなってくると、子宮の中が狭くなるので自由に動き回れなくなっていきます。ママはその変化にも気付くことでしょう。そしてママにとって不安の一因でもある逆子。逆子の場合ママの膀胱辺りに胎動を感じるようです。お腹の中でグルンとすごい動きを感じて、「逆子が直った！」と気付く場合もあります。

胎動が弱い気がするけど大丈夫？

ママは胎動が激しいと赤ちゃんも元気だと安心できますが、少しでも弱いと感じるとお腹の赤ちゃん大丈夫かなと不安になるものです。でもほとんどの場合心配はいりません。お腹の赤ちゃんは常に動き回っているわけではなく、20分起きて20分寝るサイクルを繰り返しています。当然眠っているときには胎動は感じないでしょう。

またママのお腹の皮膚の厚さや脂肪の量、羊水の量によっても胎動が感じにくいこともあります。そして妊娠38週を超える頃には子宮の中で出産準備に入り、赤ちゃんの頭が骨盤に固定されます。そうなるとあまり動けなくなるので胎動が弱くなったと感じるようです。

10カウント法とは？たまひよの胎動カウンターを使ってみよう

胎動カウントの方法、１０カウント法を知っていますか？お腹の赤ちゃんは元気かなと確認するのに、胎動を10回感じるのに何分かかったかを計るものです。通常赤ちゃんの胎動を10カウント法で計ると、平均10～20分で10カウントできるでしょう。20分以上かかった場合には赤ちゃんが寝ていることもあるので、時間をおいて再チャレンジしてみて。また赤ちゃんの元気度をセルフチェックするためだけでなく、赤ちゃんとのコミュニケーションにもなります。毎日行って赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。

この10カウント法のアプリがたまひよでダウンロードすることができます。胎動を感じるたびにタップすると、かわいい音声で答えてくれるという優れもの。陣痛カウンターとセットになっているので、妊娠中期以降のママにおすすめのアプリです。

• iphoneの方ダウンロードはこちら
• androidの方のダウンロードはこちら