妊娠初期のつらいつわりはいつから始まっていつまで続くのか

妊娠がわかって喜んでいたのも束の間。すぐに初期症状で一番つらいといっても過言ではない、つわりの時期に突入します。つわりって誰にでもある症状だと思っている方も多いと思いますが、つわりがない人もいます。羨ましいですよね。つわりの症状がひどい人は、点滴をしたり、お薬を出してもらったりするケースもあります。とにかくいろんな臭いに敏感になってしまい、外出するのも億劫になる時期でもあります。赤ちゃんがお腹にやってきて嬉しいのに、つわりで苦しむ時期はいったいいつまで続くのでしょうか?つわり以外にも何か症状がでるのでしょうか?

 

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妊娠初期のつわりはいつ始まっていつ終わるの?

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よくテレビドラマなどで、つわりのような吐き気を感じてから妊娠に気づくというのを観ますよね。実際にそういう方もいらっしゃいます。妊娠初期でのつわりは、早い人なら妊娠4~6週目から始まります。妊娠0週0日は、最終月経開始日になりますので、妊娠4週目といえば、最終月経開始から28日が経過した頃です。だいたい次の生理予定日に当たる方が多いです。市販の妊娠検査薬は、生理開始予定日から1週間後から使えることになっているので、それ以前に妊娠初期症状が現れることになります。妊娠検査薬で反応が出るとされている時期は一応は目安として、生理開始予定日から1週間後とされていますが、少し早目に検査しても、うっすらと反応が出るケースも多くあります。

つわりの症状が一番キツイ時期は、妊娠8~11週頃です。この時期はとにかく匂いだけで吐き気に襲われ、水も飲めないなどの重度の方もいらっしゃいます。症状の度合いは人によって様々ですが、少しずつその症状も落ち着くので、無理せず体を休めて時間の経過を待ちましょう。妊娠初期のつわりについては、妊娠12~16週頃には終わりを迎えます。少しずつ食欲も戻り、体調も回復していきます。流産の可能性も少なくなり安定期を迎えます。

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妊娠初期のつわりはどれくらいひどいの?

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妊娠初期のつわりの症状は人それぞれですし、度合いも違ってきます。皆さんが悪阻と聞いて想像される症状といえば「吐き気」「むかつき」ですよね。その他には「極度の睡魔」「体がだるい」「頭が重い」「匂いに敏感になる」「偏食になる」などの症状が出る傾向にあります。

つわりの症状が重度となると、「水さえ飲めない」「1日中吐いている」「ふらつきがある」「尿があまりでない」「体重が激減した」などの症状が出る傾向があり、脱水や栄養障害など、病気の範囲内に入ってしまい「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼ばれています。1~2%の方が重症化し入院する方もいます。つわりだからと我慢することなく、必ずかかりつけの産婦人科で点滴を受けたり、お薬を出してもらったりしてください。

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つわりの他の妊娠初期症状は?

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つわり以外の妊娠初期症状としてよくあるのが、微量の出血です。これは「着床出血」と呼ばれており、受精後の卵子が子宮壁に着床する頃にある症状です。茶色やピンク、普通の真っ赤な鮮血など人によって違いがあります。この出血は2~3日でとまりますが、だらだらと続く不正出血であれば、切迫流産などの可能性もあるので、すぐに受診するようにしてください。

生理開始予定日1週間前からおりもののにおいがなくなったり、さらさらした感じになって量も増えたりするのも、妊娠の初期症状の一つです。その他に挙げられる症状としては、「眠気」「だるさ」「下腹部痛」「胸の張り・痛み」「頭痛」「便秘や下痢」「ひん尿」「味覚や臭覚の変化」などがあります。特に味覚の変化では、今までに食べられなかったものが大好きになって、大好きだったものが食べられなくなったりするというケースがあります。

また、妊娠初期は情緒不安定になりやすいので、少しの事でも涙がでてきたり、落ち込んだりしてしまいがちです。つわりの症状も重なり、かなりつらい時期になってしまいますが、とにかく無理せず休養をとるのが一番です。お腹の赤ちゃんが成長している証でもありますので、頑張って乗り越えましょう。

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