生理前のおりものが黄色！痒みが伴う場合は黄色信号の理由

通常おりものは透明だったり、乳白色のちょっと粘り気があるくらいのものが多く、周期によって分泌される量も変化します。女性の健康のバロメーターにもなるおりものですが、そのおりものがいいつもと違う？なんだか黄色いなあ・・・そんな時のおりものは何を表しているのでしょうか？

生理前のおりものの黄色は危険信号なの？

いつも出ないはずの黄色いおりもの。突然でるとびっくりするかもしれません。おりものは何らかの変化を示してくれている場合が多いです。特に黄色だったり黄緑だったり・・・そんなおりものが出た場合は注意深く観察を。そんなおりものがでる原因としてはなんだかの菌が増えている、感染症にかかっている場合があります。黄色いおりものと同時に痒みがあったり、異臭はありませんか？

雑菌が繁殖して浄化しようとおりものが黄色くなったりします。かゆみがある場合は婦人科で必ず診てもらいましょう。黄色いおりものが出る菌や感染症の代表的なものに「クラジミア感染症」があります。悪臭のある黄色いおりものが出て、放置しておくと卵管炎などを引き起こし、治療を行わないと感染症が不妊の原因になったりします。その他にも「トリコモナス膣炎」「子宮内膜炎」なども黄色い織物が出ます。

痒みがないということであれば、下着などについたおりものが時間が経って黄色に変色した、ということも考えられます。ただ、この乾いたおりものもあまり放置しておくと雑菌が繁殖してしまう原因になります。おりものの量が多い場合はおりものシートなどをして清潔にしましょう。

黄色のおりもの、妊娠している可能性は？

黄色いおりものは妊娠の可能性があるのでしょうか？妊娠した時も黄色のおりものがでる可能性はあります。妊娠したことによって黄体ホルモンというホルモンが沢山分泌され、そのホルモンの酸性の成分で黄色になることがあります。妊娠中のおりものは増えるので、乾燥して黄色になっていたりもしますので、黄色いおりものの場合は妊娠の可能性があるという事です。

ただ、妊娠していたとしてもそれが妊娠による黄色いおりものだという断言はできないので、痒みや異臭がする場合は診てもらってください。感染症になっていると流産してしまう可能性があるからです。妊娠中は身体の免疫力が低下していて、感染症にもなりやすいです。必ず医師の指導の元治していきましょう。

さらに、少し血が混じっているいる場合も早めにお医者様に診てもらってください。不正出血の場合があります。妊娠を希望している人は特に、日ごろからどういったおりものがでて、どういった時期に量がふえてるのか、なにか異常がないかチェックしておく方がいいでしょう。

黄色いおりものが出た時の対処法

黄色いおりものが出た時、異臭や痒み、発熱などがないかチェックしてください。それらがない場合、おりものの色だけでなく形状もきちんとチェックを。妊娠初期のおりものの場合は水っぽくさらさらしています。何らかしらの感染症の場合はカッテージチーズのようにポロポロしていたりします。感染症での黄色いおりものの場合はすぐに婦人科を受診しましょう。きちんとした早めの対処で悪化を防げます。放置は絶対にしないでください。

妊娠初期の黄色いおりものの場合は生理予定日頃に検査薬を使い、妊娠反応がでたら、直ちに産婦人科に行きましょう。妊娠の可能性があれば内診もある場合があり、もし感染症が併発で見つかれば治療してもらえます。病院に行くまでの間おりものチェックはかかさずに行いましょう。まずは、清潔に心がけるのが大切です。

おりものは酸性になると黄色になります。弱酸性になるよう弱酸性石鹸などで清潔にするようにしましょう。さらに、よく清潔にしなくてはという理由でおりものシートを使ってる方がいます。こまめに変えられるのであればとても効果的ですが、シートをつけていることによって蒸れてしまい、余計に雑菌が繁殖して感染症になる場合もあります。なので、こまめに取り換え、清潔を保ちましょう。