双子ちゃんの妊娠確率を少しでも上げる方法と障害のリスク
双子の赤ちゃんの可愛らしさから双子の妊娠を望むママもいらっしゃいます。双子を妊娠する確率はいったいどれくらいなのでしょうか?望んでいるママであれば、確率を少しでも上げる方法があったら実践してみたいところです。そんな情報をまとめてみました。また、それに伴う障害のリスクも併せて覚えておきましょう。
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双子を妊娠する確率
不妊治療などではなく、自然妊娠の時で双子を授かるのは100人中1人、つまり1%の確率だと言われています。双子の中にも一卵性双生児と二卵性双生児があります。一卵性双生児は見た目もDNAも瓜二つと言われるのがほとんどで、遺伝や出産年齢などに関わらず妊娠の確率も0.3~0.4%と奇跡的な数字となっています。
二卵性双生児は、元々別の受精卵なのでDNAも違いますし、見た目も兄弟姉妹ほどのそっくりさと言われていて確率も1%とされ、100組に1組は二卵性双生児が生まれているのです。
双子を妊娠する確率
出産年齢
ママの出産年齢によってにも双子の確率は関係しています。35歳~39歳で双子を授かる確率は21.7%とされ、20歳以下では0.63%となっています。これだけの差が出るとは驚きです。また、出生率で見ると30歳以上では62%にもなります。
不妊治療
不妊治療で行われる体外受精の場合、妊娠する確率を上げるためいくつかの受精卵を子宮へ戻すので、多胎妊娠となる場合が多いのです。また、排卵誘発剤での不妊治療の場合は、薬によって卵子が同時にいくつか排卵する事があるので、こちらも多胎妊娠が多いのです。
データでは一卵性双生児の出生確率は、体外受精だと自然分娩の2倍となっています。
家系
母親の家系に双子がいる家系であると、双子を授かる確率が4倍に跳ね上がります。
双子を妊娠する確率を上げる方法
乳製品
IFGという成長ホルモンが多いと確率が上がるという説があります。背の高い女性はこのホルモンが多いから双子を妊娠しやすいと言われています。
このホルモンは牛乳に含まれていますので、乳製品を摂る人と摂らない人とは5倍も確率が変わってきます。
葉酸
様々な栄養補給は大切ですが、特に葉酸は双子妊娠の確率を上げると言われています。葉酸は、妊娠初期に摂ると先天性異常の恐れが減ると言われています。妊娠前からこのサプリを飲んでいた人はそうでない人に比べて双子を妊娠しやすくなります。これは妊娠に必要なビタミンが豊富にふくまれているからです。ただし、1日に1000mgより多く摂らないように注意してください。
ヤム芋
国際的な根気はないものの、ヤム芋と呼ばれるキャッサバという食物を多く使うアフリカの地方では、双子の確率が世界の平均の4倍になっています。ヤム芋に含まれる物質が排卵の時に卵巣を刺激して卵子が多く作られるようになる、とされています。
経口排卵誘発薬
医師への相談が必須ですが、普段排卵に問題のない人が飲むと個人差はありますな、確率が33%以上となります。これは、薬が卵巣で排卵時により多くの卵子を作らせる作用から来るものです。
双子の障害のリスク
双子というだけで先天性の障害リスクが高まる訳ではありません。早産などの影響で低体重児になる事が双子の場合多くなります。その低体重児になる事が双子の場合多くなります。それが障害が出やすくなる事と関係しているようです。
自閉症などの発達障害
低体重児で生まれると発育が遅れたり体の色々な機能に障害を持つ可能性が増えます。低体重児が原因なので、双子はこの時点で確率があがってしまいます。
ダウン症候群
高齢で妊娠したママ達は、ダウン症候群の検査の為に羊水検査や母体血清マーカーなどで検査を受ける人が多いです。双子を授かるのは高齢の不妊治療が確率が高いと言う事から双子に当てはまる事なのかもしれません。
日本で行われている検査では、15週~16週に母体血清でダウン症の診断をしています。その他、羊水検査でほぼダウン症の確定診断出ます。これらによってダウン症のリスクが双子の方が高い、と言われる理由となっています。