ツボで改善?ホルモンバランスが乱れる5つの原因と整える5つの方法

女性も社会で活躍する時代になってきました。男性と同じようにバリバリと働くことで、生活も不規則になり、ストレスもたまっている女性が増えています。ホルモンバランスが乱れることで、自律神経が乱れ、生理不順など様々な身体の不調が現れてきます。

女性はホルモンバランスが乱れると、日常生活に支障をきたすこともあるので、注意が必要です。まずは、ホルモンバランスが乱れる原因をしっかりと知っておく必要があります。

ホルモンバランスが乱れる原因と起こる症状をご紹介させていただきます。また、ホルモンバランスを検査する方法や、整える方法としてはどんなことがあるのかなどをご紹介させていただきます。

 

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ホルモンバランスの乱れの原因と症状について

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ホルモンバランスが乱れる原因はいくつかありますので、ご紹介させていただきます。また、原因別の症状についても併せてご紹介させていただきます。

1.不規則な生活習慣

毎日忙しく、睡眠不足が当たり前になっていたり、運動不足になっていませんか?また、偏った食生活や飲酒、喫煙など、体に摂ってよくない生活習慣が当たり前になっている方は、自律神経が乱れ、ホルモンバランスの乱れの原因となっています。

仕事柄なかなか規則正しい生活ができないという方は、休日にはしっかりと身体を休める時間と、日頃の運動不足解消に少しウォーキングなどをすると、ストレスを緩和させることもできるのでおすすめです。また、できるだけバランスの摂れた食事を心がけ、サプリなども上手に利用して、足りない栄養素は補いましょう。

また、喫煙は百害あって一利なしです。血行を悪くし、女性の大切な卵巣などの機能を低下させる可能性があります。飲酒に関しては、「ほどほど」を心がけ、深酒はしないようにしましょう。

2.ストレス

日々のストレスは、ホルモンバランスの乱れの原因となります。ストレスは、生理不順や、不妊の原因ともなってしまいます。

心身ともにリラックスできる時間をもつことが必要になります。好きな音楽を聴いたり、好きな映画をみたり、ちょっとした運動がてら散歩をしてみるのもストレス発散になります。どんな方法でも、何らかの形でストレスを少しずつでも解消する方法を見つけましょう。

3.更年期と思春期

女性は思春期、更年期と呼ばれる年代でホルモンバランスが変化します。思春期ならニキビができやすくなったりしますが、更年期となると様々な体調不良で、日常生活にも支障をきたすほどになってしまいます。そういう場合は、迷わず悩まず婦人科を受診するようにしましょう。

4.体の冷え

女性は冷え症の方が非常に多い傾向にあります。体が冷えることで子宮や卵巣の働きも鈍くなり、生理不順や、生理痛、ホルモンバランスの乱れをまねいてしまいます。

入浴時にはきちんと湯船に浸かって体を芯から温めるようにすることで、血行も良くなり、冷え症を改善することにもつながります。冬場は普段から、腹巻きをするなどしてお腹や腰を冷やさないように心がけましょう。

5.妊娠・出産

妊娠することで、女性ホルモンが急激に増加しますが、出産するとそれが急激に減ってしまいます。産後は、妊娠前の身体に完全に戻るまでには1~2年かかるといわれています。この産後のホルモンバランスの乱れによって、抜け毛やむくみといった症状に悩まされることになります。

抜け毛に関しては、一定の期間が過ぎれば抜け毛も治まっていきます。また、むくみを解消するには、まずは手足を温めることが大切です。時間があればマッサージをしたり、半身浴をするのもいいでしょう。

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ホルモンバランスの検査方法とは?

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ホルモンバランスの検査方法は、血液検査になります。採決をして、血液中に含まれている次の量を調べます。

  • 黄体形成ホルモン
  • 卵胞刺激ホルモン
  • エストロゲン
  • プロラクチン
  • プロゲステロン

これらのホルモン値を調べることで、その時の卵巣機能を詳しく知ることができ、不調の原因がわかります。

内科でもこの検査を受けることはできますが、検査結果によって、その後の診察や検査などを行うこともありますので、婦人科で検査をしてもらう方がいいでしょう。

検査費用ですが、これは病院によって大きく異なります。一般的には2,000~5,000円程度になります。ただこれは血液検査費用になりますので、その後の検査費用や治療費などは別途必要になることがあります。不安な方は、病院に行く前に事前に電話などで確認してみるようにしましょう。

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ホルモンバランスを整える方法とは?

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ホルモンバランスを改善する為には、先にもいくつかご紹介させていただきましたが、それを合わせて、ホルモンバランスを整える方法をいくつかご紹介させていただきます。

1.食べ物

豆腐・バナナ・ヨーグルト・海藻類、これらは全て、ホルモンバランスを整える効果があります。どれも毎日の食生活の中に取り入れやすい食材ばかりですよね。だからといって、摂り過ぎはよくありません。毎日の献立の中に1品でもいいので、摂り入れるようにしましょう。

2.サプリメント

ホルモンバランスを整える為に、サポート的な役割と位置付けて、サプリを摂取するのも一つの方法です。効果的なサプリは次の通りです。

チェストツリー:プロゲステロンの分泌促進をサポート。

プラセンタ:ホルモンの分泌を促進し、バランスを整えてくれます。

大豆イソフラボン:エストロゲンに似た働きをしてくれます。

ビタミンB6:月経前症候群の症状を緩和してくれます。

ビタミンE :血液循環を改善してくれます。

テアニン:冷え用や更年期など、女性の様々な体調不良を整えます。

3.ツボ

体にはたくさんのツボがありますが、その中に、ホルモンバランスを整えるのに効果的なツボがありますのでご紹介させていただきます。

三陰交:足の内くるぶしから指4本分上に上がった所にあり、生理痛や冷え症、生理不順などに効果的なツボです。

関元:おへそから指4本分下に下がった所にあり、下腹部を温めてくれます。服の上から押しやすい場所にあるので、ちょっとした休憩時間やトイレに行った時にゆっくりと押すことで、じんわり温まってくれます。

血海:膝のさらの内側から上に指3本分上がった所にあり、子宮周りの血液循環を促し、生理不順などの改善に効果があります。

4.薬

ホルモンバランスの乱れで病院を受診すると、その症状に合わせてお薬が処方されます。

ピル:ソフィアやプラノバールといったお薬で、不妊症や生理不順などに使われることがあります。プロゲステロンやエストロゲンを補給し、黄体機能を維持してくれます。

ルトラール:黄体ホルモン作用があります。

クロミッド:不妊症に使われるお薬で、ホルモンの分泌を促進してくれます。

セキソビット:クロミッドと同じ作用がありますが、効き目はこちらの方が優しくなっています。

5.漢方薬

市販されているお薬なら、漢方薬がおすすめです。

当帰芍薬散:とうきしゃくやくさんと読みます。血液の巡りをよくして、ホルモンバランスを整えてくれます。

温経湯:おんけいとうと読みます。字をみればわかるかもしれませんが、体を温めてくれます。ホルモンバランスを整えて、生理不順改善も期待できます。

桂枝茯苓丸:けいしぶくりょうがんと読みます。全身の体温を上げてくれる効果があり、生理痛改善効果も期待できます。

ホルモンバランスの乱れからくる、体の不調を感じたら、まずは日常生活を改善することから始めましょう。また、自己判断でお薬に頼らずに、一度婦人科を受診してホルモンバランスの検査を受けてみることをおすすめします。その上で、症状を改善させるために自分ができることをやっていくようにしましょう!

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