赤ちゃんの首にあせもができたときの治し方は「しわ」対策
赤ちゃんの首にあせもができやすいのはご存知のママが多いと思います。赤ちゃんの首ってプクプクしていて肉付きもよくてやわらかくて気持ちいいですよね。肉付きがいいからこそ、シワができやすくて、そのしわの所に汗をかいてしまいます。お風呂に入った時も、つい洗い忘れしやすい部分でもあるので、汚れが溜まりやすい箇所でもあります。
汗をかきやすく、汚れもたまりやすいとなると、あせもができる環境が整っている状態なのです。赤ちゃんの首にあせもができる原因と、治し方、首のあせもを繰り返さない為の方法をご紹介いたします。
どうして首にあせもができるのか?
先にも少し書かせていただいたのですが、赤ちゃんの首にはかなり特徴があります。汗をかきやすく、皮脂や汚れが溜まりやすくなっています。さらに、見た目にはわからないかもしれませんが、赤ちゃんの首の皮膚はとても薄いので、ちょっとした刺激にもすぐに反応してしまいます。
ママもお風呂に入った時にしっかり洗っているようでも、ぷくぷくしたお肉にはばまれて、きちんと汚れを落とし切れていたいことが多く、パパがお風呂に入れた時に汚れに気付くということがよくあります。
首は肉付きがいいので、汗もかきやすく、その汗に皮脂汚れが付いてそのまま放置されて、あせもができやすい状態になってしまいます。「きちんと洗っているのに」というママの声は多いのですが、いがいに洗いきれていない部分ですので、お風呂の時は首を少し反らせた状態にして、しわをのばして、ガーゼなども使いながら、シャワーでしっかり優しく洗い流してあげるようにしましょう。
参考:赤ちゃんのあせもはどうすれば?おすすめのケア方法と予防策
首にできたあせもの治し方
赤ちゃんの首にあせもができた場合は、とにかく清潔に保つことが大切です。日中で首に汗をかいていないかチェックして、汗をかいていたらお湯でしぼったガーゼなどで汗をふきとり、しっかりお肌表面を乾燥させてあげてください。
バスタイムの時は、首のシワをしっかりと広げて洗ってあげてください。皮膚が薄い箇所なので、ごしごしこすらずに、優しくなでるような感じで洗ってあげましょう。お風呂からあがったら、シワを広げて奥に残っている水分もしっかりとふきとって上げてください。水分が残っていたり、お肌が湿っている状態で放置すると、これもあせもの原因となってしまいますので、注意してください。
また、ねんねの赤ちゃんは汗をかきやすいので、首元にガーゼをあててあげたり、おむつ替えや授乳のときに拭いてあげるようにしましょう。特に授乳の際は首元に汗をかきやすいので、授乳後ゲップもでたら、ウェットティッシュなどでふいてからガーゼで水分をしっかりとふきとってお肌を乾燥させるようにしてあげましょう。薬を使うという方法もありますが、ムチムチの首のしわに薬をぬると、ヌルヌルとした状態が残り、赤ちゃんも気持ち悪くグズってしまいます。
症状が重度でなければ、汗をこまめに拭き取り清潔に保つことで治すことができますので、しっかり汚れを落として乾かしてあげることを心がけてあげてください。
参考:赤ちゃんのお肌にあせもが!薬いらずで改善するベタな治し方
首のあせもを繰り返さない為にできることとは?
赤ちゃんの首のあせもを繰り返さない為には、まずは汗をこまめに拭き取り、しっかりと乾かしてあげてください。スタイなどをつけているかもれませんが、つけっぱなしにしないで、こまめにはずして首に汗をかいていたら拭いてあげましょう。衣類もなるべく首元は締め付けない感じの物を選ぶようにすることをおすすめします。
お風呂で洗う時は、しっかりと首のシワを広げて、奥まで洗ってあげてください。石鹸をしっかりと泡立てて、優しくなでるように汚れを落としてあげましょう。石鹸が残らないように、しっかりと洗い流してあげてくださいね。お風呂から上がったら、またしっかりとシワを広げて、水分が残らないように優しく拭きとってあげてください。お肌をしっかりと乾かしてから、仕上げにベビーパウダーを薄くつけてあげるのもいいでしょう。
寝ている時は、首元にガーゼをあててあげると、汗を吸ってくれるのでおすすめです。授乳の際にも、首元にはガーゼを当てておいて汗がたまらないようにしてあげましょう。ぷくぷくしてかわいい首元ですが、洗いにくく、汗もができやすいところなので、日頃から注意してあげるようにしてくださいね。
あせもについて、原因や対処法について詳しくまとめていますので、ぜひ併せてご確認ください。
→【子供のあせも対策決定版!原因と対処法、治し方(市販薬・ケア・予防法)まとめ】