平面も立体的にも簡単にできる!クリスマスツリーの折り方
冬は室内遊びが増える時期でもあります。子どもと一緒に折り紙で遊ぶこともあるでしょう。クリスマスツリーを折ったら、ちょっと部屋に飾っておけます。小さな子どもでも出来る、簡単な折り方をご紹介します。
折り紙で作る平面のツリー
平面のツリーの折り方を2つご紹介します。
三枚で作る簡単ツリー
折り紙を三枚使います。大きさは、大中小の正方形です。目安としては、一辺が3:4:6(例7.5㎝と10㎝と15㎝)くらいです。
まず、三角に半分折ります。一度開きます。
今度は反対に三角に折ります。すると、三角形の真ん中に折筋が一本出来ています。
逆三角形になるように向きを変えて置きます。底辺の頂点から、折筋の伸びている下の頂点までの長さが、辺の3分の2になる辺りに一つの点を打ちます。
その点と、折筋が底辺と交わる点を線にして折ります。反対側はかぶせるようにして同じように折ります。
これを、三枚作ります。小さいものをてっぺんにして、次の大きさのものを下に差し込んでいくだけです。もっと大きくしたい場合は、大きい折り紙をつけ足していくとよいです。壁に貼る場合は、ノリで貼り付けておきます。
幹がついたツリー
こちらも三枚の折り紙を使いますが、枝用に緑2枚、幹用に1枚は茶色を用意します。
まず、画像左側の枝葉から説明します。
三角形を折って開き、折筋をつけます。もう一方の角を使って三角形を作ります。三角形の頂点を上に向けておきます。辺が真ん中の折筋に来るように、頂点から折っていきます。
両方の辺を折ると、ひし形の変形が出来ます。裏返し、長いほうの辺をまた中心線に沿って折るのですが、裏側にある大きい三角形は折らないで、くるりと表に出すようにします。
もう片方も同様に折ります。これをあと1枚折ります。
次に画像右側の幹です。
一度、三角を折って開きます。対角線が縦になるように置きます。頂点から辺が折筋に来るように折ります。
新しく出来た辺を、もう一度、折筋に来るように折ります。すると細長い変形したひし形が出来ます。下の短い辺の方を折り込んで、三角形にします。これで枝が出来上がりです。枝、枝、幹の順に差し込んでいくとツリーが完成します。
折り紙で作る立体的ツリー
立体のツリーの折り方をご紹介します。
ハサミを使って作るツリー
折り紙を1枚用意します。対角線に折って開き、長方形の形に、半分に折り、開きます。縦と横、それぞれ折って、十字の折筋が2セット出来ます。三角に折って、折筋を中に織り込むようにします。
すると、四つの三角形が中心線に沿って出来ます。一つを上に立ち上げてつぶすように折ります。
四つとも同じように折ります。下が幹の形になるように、赤い線の部分を切り落とします。木の形にするために、枝の部分に三か所、まっすぐに切り込みを入れます。切り込んだ部分を斜め上に折り上げると、木の部分が出来ます。
植木鉢
もしも下に植木鉢を付けたいと思ったら、ツリーで使った折り紙の一辺が4分の1のものを用意しましょう。縦、横に三等分の折筋を付けます。裏表に三角に折り、角を折筋で出来た三角形の辺で折ります。
すると正方形の半分を覆い、三角形が立ちます。
ツリーと同様、中を割って潰すように折ります。両方の端を折り、開いて折筋を付けます。三角形を反対に折り、四隅に折筋を付けます。表に色が来るように、箱の形にしていきます。
四隅は折筋通りに折ると、箱型になります。先に三角形が余りますが、これは外に折り返すようにします。
小さな紙でなく、大きな紙で作ったら、オーナメントもつけやすいです。
シールを貼ったり、絵を描いたりしてもよいですね。一番最初にご紹介した、三枚の折り紙で枝を作る方法をアレンジすると、星が出来ます。
もう半分に折り、表側に来る三角形の辺の傾きを見ます。左に上がっているようなら、その向きでハサミを入れます。辺より鋭く入れたほうが、星の形がきれいに出ます。
ツリーとのバランスを見ながら切っていく方がよいので、あまり最初から小さく切ってしまわないようにしましょう。