ダウン症の赤ちゃんの顔や身体的特徴とダウン症を知る方法

よくテレビなどで名前は聞いたこともダウン症。そのダウン症はなぜ発症するのでしょうか?ダウン症とは、21番染色体がなぜか一本多くなる病気です。別名21トリソミーともいわれます。赤ちゃんができると染色体のお話など聞く機会が多くなります。最近は高齢出産などで染色体異常になる確率が高くなることから、出産前診断などで染色体を調べることが増えています。

もし、赤ちゃんがダウン症だった場合、どんな特徴があり、ダウン症かどうか知る方法とはどんなものなのでしょうか?

 

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ダウン症の赤ちゃん。顔にどんな特徴が?

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テレビなどで特集されるとき、ダウン症の子供たちが、みんな同じような顔をしているなと感じた事はあるかもしれません。もちろんご両親の顔にも似てるのですが、同じような顔に見えるのは、ダウン症の症状として、特徴的な顔つきだからです。

赤ちゃんの頃からはっきりと現れる特徴と、だんだんはっきりしてくる特徴があります。なぜなら、ダウン症特有の顔面の成長スピードです。顔中心は他の部分より発育が遅く、外側は通常通り大きくなります。なので、顔が平べったくなっていく人が多いです。産まれたばかりでも目が吊り上がってる人が多いですが、この顔の成長速度でしっかり吊り上がってきます。産まれたばかりのころから大体の子が二重で、目が大きいので可愛らしいです。他に生まれながらの特徴といえば、皮膚が非常に柔らかく筋肉があまりないのでフニュフニュしています。

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そのほかに身体的や性格的特徴はある?

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顔がとても特徴的な症状が現れるダウン症ですが、顔の他にどういった特徴が身体に現れるのでしょうか?

手足に見られる特徴

身体全体で考えるとかなり特徴的なのは「手足」です。手足の長さがとても短いのです。胎児のころからエコーなどでわかるので、ダウン症かどうかの判断にもなります。ダウン症の赤ちゃんの手相は猿線と呼ばれるものもあります。有名な武将があったとされる猿線。感情線と知能線は普通離れていますが、これがつながってる手相のことを猿線といいます。ダウン症の方が舌を出しているのは舌が大きいという特徴があるからです。舌が大きく口が小さいので出てしまうんですね。

首にみられる特徴

顔の特徴でもお話ししましたが、皮膚が柔らかいので、首の後ろの皮膚がたるんでいるのも特徴で、頭も扁平なことが多いので首との境目がないようです。柔らかいので、通常3ヶ月で首がすわる赤ちゃんもダウン症の赤ちゃんは6ヶ月くらいまでかかる子が多いです。性格は、明るく人懐っこい、そして穏やかな反面、わがままで頑固な性格的特徴があります。

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ダウン症かどうか知る方法はあるの?

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出生前診断というものを受ける方が近年増えています。妊娠10週~の初期から検査を受ける事が出来、流産のリスクもなく、母体のリスクも少なく検査できます。この出生前診断では、高齢出産をする方が増えている為、ダウン症などの障害のある赤ちゃんが産まれる可能性を検査できます。ただ、保険適用外の診療となるため、自己負担額が20万ほどかかるようです。

他にも検査はいくつかあるのですが、超音波検査でもダウン症の特徴である、四肢も短さを診たり、顔ぼ特徴を診たりできます。ただ、精確な判断は難しいので疑いがでた場合他の検査を行います。出生前診断以外の検査として最初に行うのは少量の血液からホルモンやタンパクなどを調べ判断する血清マーカーテスト-を行い、それでも可能性が高いようであれば、羊水検査、絨毛検査を行います。

ただ、どちらの検査も長い注射器をお腹に刺し検査をすることになるので、わずかながら流産のリスクがあります。検査方法の説明を医師からよく聞き、検査に臨みましょう。

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