妊婦は保健所で受けられる？咽頭クラミジア検査キットの方法と費用

女性にとって性病の検査はなかなか足が向かないもので、妊娠して初めて受ける方も多いのではないでしょうか。最も多い性病がクラミジアで、妊娠中に感染していると胎児にも影響を及ぼすので知っておく必要があります。ではクラミジア検査の方法や費用など気になるポイントを解説していきましょう。

クラミジアの検査方法とは？どこでできる？

クラミジアに感染したかなと心当たりがある場合は病院に行って早期発見、早期治療することが大切です。またパートナーも感染している場合があるので、同じタイミングで検査できるといいでしょう。女性は婦人科や産婦人科、性病科へ、男性は泌尿器科や性病科に行けば検査できます。

病院での検査方法は女性の場合、膣内のおりものを採取し調べます。男性の場合は尿を採取して調べます。どちらも痛みは感じませんので安心してください。

検査結果の分かる期間は女性は当日中に、男性は1週間前後です。これは女性と男性で検査方法が違うためです。また血液検査をすることもありますが、これは過去にクラミジアに感染したことがあるかなど、体内のクラミジア抗体を調べるためです。

クラミジアの検査は保健所で受けられることもあります。保健所によって受けられる性病検査が違うので、問い合わせしてみましょう。

またクラミジアが口から侵入して喉に感染した場合は、喉の痛みなど風邪と似た症状が見られます。咽頭炎になることもあるので、喉の症状がある場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

どちらにせよクラミジア感染症を放置していると、悪化したり長引くことがありますから早めに受診して感染しているかどうかの検査が大切です。

検査の費用は？

病院で検査する場合は病院によって大きく異なります。検査費用は3千円から1万円位が相場で、感染していた場合はそれに抗生物質などの薬代や治療費もプラスされます。

また保健所で受けられる場合は検査自体は無料となりますが、それについても確認しておいた方が安心です。

自宅でこっそりできる検査キットがある？

初めての性病検査ですと、やはり抵抗がある方も多いものです。そんな方には自宅でこっそりできる検査キットがあります。女性用と男性用に分かれたキットで、検査方法は病院で行う検査を自宅で自分でもできるように簡単にしたものです。

送ると後日検査結果をネットで確認することができます。忙しくて病院に行く暇がないという方にもオススメです。クラミジア検査キットの詳しくはこちら。

またクラミジア以外にも複数の性病検査のキットをセットにしたものも1万円程で購入できるので、気になる方は一気に検査することもいいでしょう。

妊婦も受けられる？

妊婦も受けられるのかという疑問ですが、通常妊婦健診の中期頃に組み込まれているのが一般的です。むしろ妊娠中にクラミジア検査を受けなければなりません。

妊娠中にクラミジアに感染していると、出産する時に赤ちゃんが産道を通る際クラミジアに感染してしまい、新生児結膜炎や肺炎を引き起こしてしまう可能性があります。最悪の場合亡くなってしまうケースもあるので、妊娠中には必ず検査を受けましょう。

またクラミジアに感染していると不妊症、妊娠初期では流産を招く原因にもなります。ですから妊婦を考えている方は妊娠中期に行うクラミジア検査があるからと安心せずに、妊娠前の検査をしておくべきでしょう。

保健所で受けることもできますし、通っている産婦人科で受けることもできます。妊婦健診に使える助成券で無料または安く受けることができますから、ぜひ受けておくべきですね。