虫刺されで水ぶくれが!考えられる7つの原因と対処方法

乳幼児の肌は柔らかく傷つきやすいです。これからの季節、暑くなり、汗をかいたりして虫にさされたりして、湿疹や皮膚炎を起こしやすくなります。ブツブツが出来たな、と思ったら水ぶくれになることもあります。やけどをした訳でもないのに水ぶくれが出来ると、よく原因が分からないないだけに慌てます。水ぶくれが出来る原因はやけど以外にも色々あります。どんな時に水ぶくれになるのでしょうか。

 

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あせもが出来た!

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あせもは汗管が汗でつまり、皮膚内にたまってしまうことで発症します。1~3ミリの小さな水ぶくれがたくさん出来ます。首や肘の内側、足の付け根や膝の裏など、汗がたまりやすく蒸れやすいところによく出来ます。水浴びをして、汗をこまめに洗い流し、清潔にすると出来にくいです。

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虫刺されから水ぶくれ

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虫に刺されると、虫の残した液にアレルギー反応を起こして腫れますが、反応が強い場合は、水ぶくれになります。子どもは虫に刺された経験が少ないので、大人以上に反応が強く、水ぶくれになりやすいです。強いかゆみを伴います。外出の際、服で覆われていなかったところであれば、虫刺されによるものかもしれません。ダニは服の上からでも噛みます。布団にいることが多いので、夜間にわき腹や腕の内側など、柔らかいところが腫れていたら、ダニの可能性もあります。

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ミズイボが出来た!

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ミズイボはウィルスが感染することで起きます。1~3ミリくらいの大きさで、全身に出来ます。中でも、胸、わきの下、肘、ひざなどに出来ることが多いです。また、プールで感染することが多いです。ブツブツの中に水が溜まっている訳ではなく、風船のような細胞が集まって水ぶくれのように見えます。

とびひに注意!

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あせも、虫刺され、ミズイボなどが原因で起きた水ぶくれを掻いて壊してしまうと、中の菌が他の部位に急速に広がってとびひとなります。更なる肌の悪化を招かないよう、薬を塗り、ガーゼで覆って、かきむしらないように注意しましょう。

じんましんによる水ぶくれ

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アレルギー反応により、皮膚に水ぶくれとかゆみを起すのがじんましんです。あせもや虫刺され、ミズイボと違って、数時間すれば消えます。じんましんのきっかけは特定のものを食べる、日光、精神的ストレス、圧迫やひっかくといった刺激、虫や動物の毛、花粉など様々です。同じものを食べても、体調によって、出たり出なかったりします。

感染症による水ぶくれ

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水疱瘡や手足首病の感染症によっても水ぶくれが出来ます。これらの水ぶくれは出る部分に特徴があります。どこに出ているかで、水ぶくれの原因を探れます。

水疱瘡の特徴

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水疱瘡でも水ぶくれが出来ます。水疱瘡の場合は、最初の1~2日間は37度程度の発熱、軽い頭痛、食欲の低下という症状がでます。熱が出ないこともあり、この段階では見逃してしまうこともあります。その後、小さく平らで赤い発疹が出ます。お腹や顔に出始めることが多いです。数時間後には水泡になり、体中に発疹が広がっていきます。あせも、虫刺され、ミズイボ、じんましんと異なり、瞼の裏や口の中の粘膜、肛門にも発疹が出ます。3、4日でかさぶたになるところも、異なります。

手足口病の特徴

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手足口病は、手のひらや足の裏、口の中にブツブツが出ます。局所的に多く出るので、あせもや虫刺され、ミズイボ、じんましんの水ぶくれと区別できます。夏に流行し、5歳以下がかかりやすい病気です。飛沫感染、接触感染でうつっていきます。発熱が見られるのは3分の1程度なので、発疹が出て気付くケースが多いです。

 

その他、虫刺されについて症状や対処法を以下に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

→【虫刺されの種類別・症状別の対処法一覧とよく効く市販薬

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