小学生はもらいすぎ?お年玉の相場と平均金額から妥当ラインを検証
お正月と言えば、子供が一番喜ぶのはお年玉ですね。大人としては毎年悩みの種になっているのかもしれません。色々調べてみると、年代や血縁関係などあげる金額には様々な物が関係しているようです。世間一般的にはどの様な金額になっているのか、年代別にあげている相場や妥当ラインをまとめてみました。
この記事の見出し
お年玉の相場が知りたい
まず金額を決めるに当たり、年代や血縁関係と言うのは、まず大まかに分けると幼児・小学生・中学生・高校生・大学生が年代、孫や親戚の中でも遠いか近いかが関係してきます。
また、対象の子供の年齢と言うより、付き合いの深さによって判断している様子も伺えました。同じ甥っ子でも、兄弟の子は5,000円だけど親戚の子は3,000円などです。さらにあげる年代ですが、小学生から高校生までと言う意見が多かったので、これら3種類の年代別に見てみる事にします。
小学生の平均金額と、決め方や考え方
小学生は一言で小学生とは言え、一年生と六年生では大きな差があります。その間に相場もかなり変わってきます。ですから低学年と高学年にわけて見てみます。
低学年・小学一年生から小学三年生の相場
この年代で一番多くの人が渡す金額が3,000円でした。一年生であれば500円という意見も上位にありましたが、3,000円としている意見が全体の6割を占めていました。小学生三年生なら3,000円、それより小さければ1,000円またはそれ以下でもいい、とするのが妥当ラインです。
高学年・小学四年生から六年生の相場
一番多かった意見が2,000円~3,000円でした。次いでほぼ同数の意見が3,000円~5,000円でした。その他の意見を見ると、三年生・四年生で真ん中の3,000円、五年生・六年生でその上の5,000円としていました。高学年になると自分でお金を使う機会も増える事が金額の上がる理由でもあります。
その他の調査とまとめ
有名3社のアンケート調査があったので上記と合わせてまとめました。
結果を見ると1社目は、低学年3,000円、中学年3,000円、高学年3,000円~5,000円として中には全学年同じ金額と言う意見もありました。しかし大半はやはり高学年になると金額が少し上がりました。
2社目は、低学年1,000円で全体の9割が3,000円以下の意見で、中学年が3,000円が一番に次いで1,000円か2,000円で5,000円は全体の10%程でした。また、三年生くらいから学年×1,000円としている方も多かったです。高学年は3,000円を基準に1,000円や2,000円の意見は減り、5,000円が増えてきました。
3社目は、低学年1,000円~2,000円が一番それに次いで2,000円~3,000円、高学年は2,000円~3,000円が一番それに次いで4,000円から5,000円でした。
また、家族間や親戚間でルールを作って置くのもいい方法です。例えば低学年1,000円、中学年2,000円、高学年3,000円とか、学年×1,000円などです。この様なルールの中で一般的な意見は年齢×500円や学年×1,000円が多かったです。
中学生の平均金額と、決め方や考え方
中学生の中でも、高校受験を迎える子や小学生から上がったばかりの子など三年の間にも心境や環境には大きな差があるものです。
しかし学年により金額の差はなく、一律という意見が多いです。一番多かった金額がが5,000円です。その前後の3,000円~5,000円という意見と5,000円~10,000円という意見は割合がほぼ同じと出ました。親戚の中で一年生と三年生がいたとしても同じ金額というのが妥当なラインの様です。
中には三年間一律の反面、小学生同様学年が上がると同時に1,000円あげるという意見もありました。
お年玉と合わせて忘れずにしたい事
一年生は入学祝い、三年生は卒業祝いも忘れずに用意したいものです。よく会う間柄であれば3月や4月に渡す事が理想的ですが、1年を通してお正月やお盆など数回しか会えない親戚などの場合は、お正月にお年玉とは別の包みで渡す事もあります。
金額の相場は、孫であれば10,000円、兄弟の子や親戚であれば5,000円~10,000円、友人や知人であれば3,000円~5,000円となっています。
高校生の平均金額と、決め方や考え方
より大人の気持ちに近づく高校生。アルバイトなどをするようになるとお金を稼ぐ大変さを実感できる年齢でもあります。そんな時にいただけるお年玉は嬉しさも倍になるかもしれません。
その様な状況から高校生になるとお年玉を渡すか渡さないかの考えも、中には出てきます。アルバイトなどをしているから渡さない、という意見もありましたが、これは少数意見でやはり学生と名のつく間は渡す、というのが一般的でした。
金額は半数以上が5,000円~10,000円を選んでいました。さらに10,000円以上という意見も20%を占めていました。しかし、いとこなら3,000円などの声もありすごく年下のいとこなど、血縁関係にもよる事がわかりました。結果、悩むようであれば10,000円、血縁関係が遠いのであれば3,000円~5000円とするのが妥当ラインです。
お年玉と合わせて忘れずにしたい事
こちらも入学祝いや卒業祝いを忘れずにしたいものです。高校生になると孫や友人など血縁関係に関係なくお祝い金は10,000円がダントツで多かったです。お年玉とお祝い金が10,000円ずつとお考えであれば、20,000円包むと縁起が悪いと言われているので別々の封筒で渡すべきです。
もしくは二つ合わせて10,000円としたり、5,000円ずつ別々の封筒にして渡したりするといいです。要は金額は気持ちなので5,000円~10,000円の間であれば安心できます。