リングなしスリングの作り方!裁縫苦手な方も簡単に手作りできる手順を解説

ベビースリングで赤ちゃんを抱っこしているママをよく見かけます。スリングの特徴や、簡単なリングなしのスリングの作り方をご説明します。

 

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ベビースリングの特徴

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ベビースリングは布で出来た抱っこ紐です。布を広げて、そこに赤ちゃんを入れてゆりかごのような形で寝かせます。赤ちゃんは背中を丸めて入るようになります。胎内にいた時と姿勢が似ていることから、よく眠ります。

新生児のうちは横抱きにします。首が座り、腰がしっかりしてくると、布に腰掛けるようにして足を開かせて、抱っこします。

ベビースリングのメリット

布なので、通気性が良く、蒸れにくいです。外出の際もコンパクトになるので、持ち運びしやすいです。赤ちゃんとの外出は、おむつやおしりふき、タオル、哺乳瓶、着替えなど、荷物が多くなるのでコンパクトになるのはとても重宝します。

また、スリングに赤ちゃんを寝かせたまま授乳できるので、布で胸元を隠すことが出来ます。授乳後などに寝始めたら、下ろしやすく、またスリングをそのまま布団としてかけられるのも、眠りを妨げないのでよいです。

布で作るので、自分の好きな色や柄、夏は通気性のあるものにするなど、おしゃれや工夫が出来ます。

ベビースリングのデメリット

前で抱っこするときは、ベビースリングでもよいですが、おんぶは不安定になるので難しいです。そのため、赤ちゃんの首が座り、縦に抱っこ出来るようになると、おんぶして家事をすると、前がよく見えるし、赤ちゃんが動き回って危ないものに触ったりしないので、落ち着いて出来てはかどるのですが、スリングでは対応できません。

外出するときはスリングを持参し抱っこする、おんぶはベビー用品メーカーのバックルやベルトがしっかりとしたおんぶ紐を使うなど、使い分けをする必要が出てくる可能性が高いです。

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リングなしスリングの作り方

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スリングは、ミシンがあれば、手作りすることが出来ます。リングなしスリングの作り方をご紹介します。

注意すること

リングなしスリングは、布の長さが重要になります。実際に布を体に当てて、ちょうどよい長さを確認したほうがよいです。おへその上に赤ちゃんが来るようにするとよいです。ぬいぐるみなど入れて、確認してみましょう。

少し短めかな、と感じるくらいでちょうどよいです。長いと抱っこが難しく、無理にしていると腰が疲れます。

布1枚で作る場合

  1.  布は多くは110㎝メートル幅で売られています。これを、肩からおへその上までの長さを二倍し、縫い代16㎝分をプラスした長さで用意します。例えば、肩からおへそのうえまでの長さが60㎝なら、136㎝用意します。
  2.  縦半分のところで切ります。55㎝×136㎝の布が出来ます。
  3.  136㎝の長いほうを、三つ折りにしてミシン掛けします。
  4.  中表にして、縦長に半分に折ります。22.5㎝×136㎝になります。
  5.  長いほうも半分に折ります。22.5㎝×68㎝になります。
  6.  切れ端が4枚集まったところを、半楕円形に切り取ります。切り取るのは5~8㎝です。
  7.  切り取った端から1~1.5㎝のところを、折りふせ縫いします。折りふせ縫いについてです。まず、上の二枚を、5ミリほどずらしておきます。そこから5㎜のところを縫います。長く残った布で、短い布をくるむように三つ折りにします。折り目が隠れるように倒します。倒した端から2ミリほどのところを縫います。これで、布の合わせ目が隠れて綺麗になります。
  8.  縫い目を強化するために、さらにジグザグに縫い目を2、3回かけます。
  9.  重いものを入れてみて、強度を確認します。

二枚重ねの場合

②の工程で縦半分に切りましたが、切らずに二枚重ねのまま作ることも出来ます。この場合、端の始末は中表にたたんで、切れ端の方だけ直線縫いします。違う布で合わせたいなら、同じサイズの長さの布を2枚用意し、中表にして両端を直線縫いしてください。

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