子育てに取り入れたい!モンテッソーリ教育法の特徴と問題点を整理
モンテッソーリ教育を耳にしたことはありますか?日本では幼児教育の1つとして知られていますが、海外では幼児に限らず盛んに実践されている歴史ある教育法です。あまり詳しく知らない方のために、ここではモンテッソーリ教育についてご紹介しましょう。
この記事の見出し
モンテッソーリ教育の特徴とは?
日本では幼児教育として認識されていますが、海外では人間性の発達は24歳頃までで、それまでを4つの段階に区切って考えます。
先生がすることは「自立性があって責任感と思いやり、生涯学習する向上心のある子供」に育つように見守りながら援助してあげることだけなのです。それではモンテッソーリ教育の特徴を挙げていきましょう。
自由に個別行動をします
まず「勉強」という言葉は使わずに「お仕事」と呼びます。子供が朝自分で活動内容を決めて、「お仕事」に取り組みます。子供たちが自主的に決めるので、先生は集中しやすい環境作りや助言など援助するだけです。
縦割りクラスで学びます
年齢がバラバラの子供たちが一緒のクラスで学びます。年上の子が年下の子の世話をして、年下の子は年上の子を見て学びとります。お互いを高め合うことができます。
問題点や弊害はある?
海外では幼稚園から高校までモンテッソーリ教育を受けることができますが、日本では幼稚園までで小学校からの教育では認められていません。
幼稚園で自分で決めて行動する自立性を身に付けて、いざ小学校に行ったとき集団行動に戸惑うことでしょう。
幼稚園、保育園ではどのようなことをするの?
日常生活の練習
洗濯やアイロンがけなど、日常生活で必要なことを練習し、自立性を育てます。
感覚教育
五感の著しい発達が3歳から6歳までと考えられていて、モンテッソーリ独自の教具を自由に使いながら感覚教育をします。
言語教育
ゲームや言葉遊びを通じて、話す、読み、書きだけでなく、文法も早い段階から学んでいきます。
算数教育
まずは具体的な感覚を磨く数量を学んでいきます。教具を使った遊びで目で見て、重さを体感しながら、自然と数字教育を取り入れています。
文化教育
動植物、歴史、地理、音楽、体育、美術など幅広く学びます。好奇心や表現力を育て、子供の得意分野の能力を伸ばします。
モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園や保育園は?有名人ではいる?
子供の発達を見守りながら、自分で考えて行動できる自立性を育てるモンテッソーリ教育を子供に受けさせたいと思う親は多いようですね。日本ではまだ一部の幼稚園や保育園でしか取り入れていないのですが、参考に一覧サイトをご紹介します。
また日本の芸能人でモンテッソーリ教育を受けたと公表している人は見当たらないのですが、海外の著名人では多数います。有名なところでAmazonの創設者であるジェフ・ベゾスや映画監督兼俳優であるジョージ・クルーニーなどがいます。
モンテッソーリ教育についての本は?自宅でできる通信教育での資格や教具とは?
- モンテッソーリの子育て
「モンテッソーリの子育て」は、自宅で実践できるモンテッソーリ教育に沿った子育てについて知ることができる本です。 - モンテッソーリ教育を自宅で実践できる教具のサイト
自宅でも十分に取り入れられるオススメの教具をお手頃価格で購入することができます。 - ママが学んで自宅で本格的に取り入れるには?
自宅で本格的にモンテッソーリ教育を取り入れたいなら、正しく教具を使い、深い理解が必要です。モンテッソーリを学んでみたい、興味のある方は通信教育やイベントの参加を検討してみましょう。