赤ちゃんの顔のあせもの治し方!1歳からでも使える対策や薬
赤ちゃんにあせもはつきものなのですが、よくできるのは首周りや背中、おしりなどが多いのですが、稀に顔にあせもができる赤ちゃんがいます。普通にすごしていれば顔は布で覆われているわけでもなく、むれることもないので、ちょっと不思議な気がすると思います。幼児期ぐらいになると、頭から滝のように汗が流れる子もいるのでそういう子供であれば、顔にあせもができるのもわかります。でも、やっぱり小さい赤ちゃんの顔にあせもができるのは不思議に思われる方が多いと思います。かわいい赤ちゃんの顔にあせもができてしまうと、ママもショックですよね。
どうして赤ちゃんの顔に汗もができるのか、顔にあせもができないために何ができるのか、顔のあせもの治し方などについてご紹介いたします。
どうして赤ちゃんの顔にあせもができるの?
顔にあせもができている赤ちゃんをたまに見かけることがあると思いますが、あせもの部分はおでこやほっぺといった広い部分に多く見られます。まず、おでこのあせもですが、赤ちゃんのおでこは皮脂が出やすい部分なので、適度に皮脂を石鹸などで落としてあげないと、あせもができてしまいます。また、ほっぺにできるあせもの原因は「向き癖」です。
ちゃんは寝ている時、左右どちらか決まった方向に顔をむけていることが多く、下にしている方のほっぺはムレやすくなりあせもができやすい状態を作ってしまいます。さらに、顔は赤ちゃんが唯一自由にされる箇所でもあるので、一度あせもが出来てしまうと、ママが見ていない時でも掻いたりこすったりしてしまい、症状が悪化するスピードが早く、治りも遅くなってしまいます。
赤ちゃんの顔があせもで真っ赤になってしまっているのを見ると、心ない人は、「ママがきちんと清潔にしてあげないから」と、ママを責めるようなことを言いますが、気にしないください。自分を責めることもしないようにしてください。きちんとお世話をしていても、あせもはできてしまうものですから、時間はかかるかもしれませんが、きちんと正しいケアをすればきれいなお肌に戻ります。
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顔にできたあせもの治し方
赤ちゃんのきれいなお顔にあせもができてしまい赤くなってしまうと、ママはパニックになってしまうかもしれません。即効性があるからと、ステロイドなどを使おうとする方もいますが、それは絶対にしてはいけません。顔にできたあせもの場合、ステロイドを使うことはほとんどありません。
市販の非ステロイド系のお薬も使わずに、まずはママができる簡単なことが一番重要になります。それは、お肌を清潔に保つことです。こまめにガーゼやタオルで優しく拭いてあげてください。入浴時には、ベビーソープや、アトピー性皮膚炎用の石鹸などをしっかり泡立てて、泡でやさしくなでるように洗ってあげましょう。
また、あせもができるとかゆみも出るので、赤ちゃんはひっかいたり、頻繁に手で顔をこするようになります。爪はこまめに切ってお肌を傷つけないようにしてあげてください。赤ちゃん用の手袋をつけてあげるのもいいでしょう。お顔をこすりはじめたら、ガーゼなどで優しく拭いてあげると、落ち着きます。
もし、お薬を塗ってあげたいのなら、まずは小児科を受診して診てもらってください。病院で処方してもらうお薬の方が安心して使えますし、見てもらった際に、ケア方法などをアドバイスをしてもらうことをおすすめします。
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顔のあせもを繰り返さない為にできること
赤ちゃんの顔にあせもができるのを繰り返さない為には、とにかく清潔に保つことが一番の予防法になります。清潔に保たなければいけないからといって、頻繁に顔を石鹸で洗うと、必要な皮脂までとってしまい、かえってお肌を弱くしてしまいます。夜のバスタイムの時だけ石鹸で洗い、日中はお湯で絞ったガーゼなどで拭きとってあげる程度にしておきましょう。
寝ている時などに、向き癖がある赤ちゃんは、いつも顔が下になる方に丸めたタオルなどを置いておいたり、向き癖防止枕などもありますのでおすすめです。気付いた時に向きを変えてあげることも忘れないでくださいね。
顔にあせもができてしまうと、赤ちゃんがこすったり掻いたりしてしまうので、治りは他の箇所と比べると遅く、完治までには時間がかかります。ママも赤ちゃんの顔を見るたびにつらくなるかもしれませんが、きちんとケアすれば必ずきれいになりますので、頑張ってくださいね。