新米のおいしい時期はいつから？購入するときに失敗しない選び方

秋になると新米がスーパーやお米屋さんの店頭に並び始めます。新米がおいしいのは知っていても、いつからいつまでがおいしいのかをしっかりと知っておきましょう。また、失敗しない新米の選び方などもご紹介させていただきます。

お米は主食です。おいしいご飯があれば、あとは何もいらないと思えるほど、新米は甘みがあっておいしいですよね。新米のおいしい時期はいつからいつまでなのでしょうか？秋だけなのでしょうか？期間限定のおいしいお米を食べる機会を逃さないよう、しっかりチェックしておいてくださいね。

新米の時期について

新米といえば、秋と答える方が多いと思います。店頭に並んだりする量が増えるのもだいたい１０月頃ですよね。新米の収穫時期は、その産地によって違いがありますので、新米が出荷・販売される時期にも多少の違いがあります。一番早い物で、沖縄地方では７月初め頃には購入できる新米もあるようです。

北海道から九州にかけては、９月～１０月頃に店頭に並び始めます。新米のシールが貼られたお米が店頭に並ぶことで、秋を感じる方もいらっしゃるようです。この新米のシールが貼られるのは、その年の１２月末までに収穫・出荷・販売された物だけに貼られる物です。

新米の時期はその年の１２月末までに出荷されたものと、もう一つ「米穀年度制」というものがあります。これは、次の年の１０月末までを１年として、１１月初めから年度が替わり、新米表示から外されます。

新米の時期としては２つありますが、私たちの今までの感覚的な面から考えると、秋頃から年末までがおいしいと感じられる時期なのかもしれませんね。

新米の選び方

新米シールが貼られていると、どれでもおいしいと思いますよね。確かに通常のお米と比較するとどれもおいしいものばかりです。ですが、やはりその中でも当たり外れがありますので、失敗しないように、選ぶ時の見分け方ポイントをご紹介させていただきます。

１．精米日

これは必ずお米の袋に印字されています。新米も同様です。お米は精米された時からどんどん鮮度は落ちていきます。ですから、店頭にならんでいる新米の袋に印字されている精米日が、少しでも近いものを選ぶようにしてください。

２．袋をチェック

この袋をチェックするのを忘れることが多いのです。袋が破れていないか、袋の中が汗をかいていないか、今にも破れそうな箇所はないかなどをチェックするようにしてください。袋をみると、保管状態が想像できます。大切に扱われているお米は、袋も傷むことはなく、きれいな状態で店頭に並んでいるはずです。

３．袋の上から中身を見る

きれいな新米は透明です。その中に白く濁った物が多いのは、成長過程のお米なので、この割合が多いものはあまりおすすめできません。

米粒の大きさがだいたい同じか、ひび割れやかけたお米が多くないかなど、できる範囲になりますが、袋の上から中身を見るようにしてください。きれいに粒がそろっている物を選ぶようにしましょう。また、袋の角を見てみてください。米クズが多いようであれば、それは米粒がつぶれているサインです。精米後の保管状態は良くても、店舗まで運ぶ時の扱いが悪いということになってしまいます。

この３つのポイントをふまえて、新米を選べば、失敗はありません！

新米の物の中でもいいものを選びましょう！

新米の時期は、先にもご紹介したとおり２つあります。基本的に新米シールが貼られていて、精米日が近いものに関しては、新米のおいしさを楽しめます。新米シールがついているからと何もみないで購入されていた方も多いのではないでしょうか。

新米の袋の精米日や、お米と袋の状態をしっかりとチェックすることをおすすめします。スーパーだと、輸送時間と距離があり、どうしてもお米がつぶれてしまっていたり、袋が傷んでいるということもあります。少しでも鮮度の高い新米を手に入れたいなら、スーパーではなく、お米屋さんや農家で購入することをおすすめします。

最近はお米屋さんも少なくなってきましたが、お米屋さんや農家からの直接購入なら、スーパーよりも鮮度が高く、流通時間や距離も短縮できるので、お米の痛みも最小限に抑えられます。よりいいものを求めるなら、この方法が最適かもしれませんね。

今は、ネットなどで、農家やお米屋さんから直接購入できますし、自宅まで届くので、重い買い物をする苦労もなくなります。楽天などでしたら、新米も少し安く購入できたりもしますので、一度チェックしてみてくださいね。