手足口病の発疹やかさぶたはいつ消えるのか?早く消す2つの対策

手足口病のウィルスは10種類以上と言われています。名前の通り、手の平や足の裏・口内に発疹が出るのが通例でしたが、ウィルスの種類によっては手の甲から腕やお尻から腿にかけても出る場合があります。

基本的には一週間程度の自然治癒と言われますが、発疹がひどい場合などつらい期間は余計に長く感じるものです。発疹がどう始まり治まるのか、どれ程の期間なのか、知識があれば看病にも余裕が出ます。手足口病の発疹についてまとめています。

 

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手足口病の発疹はいつ消えるのか

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一般的には、湿疹の発症から1週間から10日程が完治して跡が消えるまでの日数とされています。

しかし、2週間程かかった例もありますし、肌の弱いお子さんなど元々の体質、または狭い範囲に密集して発症したなどの理由で完全に消えるまでは1ヶ月近くかかった事例もあります。

ウィルスにより湿疹の出る部位が変わってくる事がありますが、水疱性かどうかも変化がある事がわかってきました。

 

その違いにもよって治る日数が前後する事もあります。軽症であれば1週間満たないで消える場合もありますし、重症であれば10日から2週間、1ヶ月近くかかる場合もあります。

重症とは、出てくる発疹は止められませんが出た湿疹をひどくさせない事は可能です。

 

この様に体質も踏まえて、かゆみや痛みを耐えるお子さんを見ているのつらいですが、少し手を掛けてあげるとひどくさせない事は可能なのでその分早く治してあげる事はできます。

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発疹がかさぶたになったものはいつ消えるのか

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水疱性の湿疹が乾燥してきたり、赤みを帯びていた湿疹がかさぶたになってくると完治も近いと少し安心感が出ます。

ただ、かさぶたからは感染はしませんが、口内や喉に水疱が残っている場合はウィルスがまだ存在しているので、飛沫感染や排泄物感染の可能性はあるので注意が必要です。

かさぶたに関しては怪我のかさぶたと同じ様に無理に剥がしたりしなければ、1週間もあれば自然と剥がれて回復に向かいます。

かさぶたが剥がれた跡は完全に消えるまで2週間から1ヶ月かかるかもしれませんが、跡を早く治す為にも新しい皮膚が見えている状態なので色素沈着に注意した生活を送りましょう。

 

新陳代謝を促すような食べ物を摂取したり傷跡の保湿も意識しましょう。

ビタミンAは肌の修復を促し緑黄色野菜や豚鶏のレバーなどに含まれます。ビタミンCは新陳代謝を良くしメラニン色素を抑制しレモンやイチゴ、ブロッコリーやほうれん草に含まれます。

ビタミンEは抗酸化作用があり肌の若返りに効果がありアボカドやナッツ類に含まれます。

市販薬ではアットノンが傷跡の色素沈着には効果があります。

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手足口病の発症から完治までの経過

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まず発熱と同時に口内に口内炎とはまた違う白っぽいポツポツが見られます。

それから次第に手の平や足底、ウィルスによってはお尻や太股など体に湿疹が出てきます。2~3mm程で赤みを帯びた湿疹だったり水疱性の湿疹だったりと様々です。

 

発症から3日から4日で湿疹のピークを迎えます。この時に体の湿疹や水疱がかゆみを伴う場合があり、口内もピークを迎えた水疱が潰れて口内炎になり痛み出したりします。

このかゆみや痛みに対して適切な処置をしてあげられるか否かで、手足口病を長引かせるか完治を早めるかがきまります。

5日~6日目からはだんだんと湿疹も茶色くなって減ってくるのがわかります。7日~10日でほとんどの湿疹が消えていきます。口内は痛みが1週間ほど続く場合もあります。

 

3日から4日目のピークの時期に体の湿疹にかゆみが出た場合、かき壊してしまうと水疱に含まれたウィルスが家族に感染してしまったり、自身も細菌感染でとびひになってしまったりすると治りも遅くなってしまうので注意が必要です。

口内の痛みも刺激を与えないような方法を取り長引かせないようにしましょう。

発疹を早く消す為の対処法

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症状が酷くなければ発症から5日~1週間で発疹は自然治癒し、消えていきます。

体の発疹にかゆみが出た場合にかき壊してしまったり酷くさせてしまうと治りも悪くなり長引いてしまうので、その様な事がないような対処が重要です。

また口の発疹には痛みが出た場合、飲食が難しくなり体力回復も難しくなるので痛みを和らげる対処法が必要になります。

病院での対処法

かゆみの強い場合、炎症やかゆみを鎮める抗ヒスタミン剤を処方してもらいます。

かき壊して細菌感染を起こしてしまった場合は抗生物質の軟膏を処方してもらいます。口内の痛みでは痛み止めを処方してもらったり、飲食困難の為に脱水症状が心配な場合は点滴の処置をしてもらいます。

家庭での対処法

かゆみの場合は、まず冷やしましょう。患部が温まったり体温が上がったりするとかゆみが増してしまうので、室温を下げたり濡れたタオルや保冷剤をハンカチなどで包んだ物で患部を冷やします。

また、かき壊していなければムヒやウナコーワなど市販のかゆみ止めも効果があります。

口内の痛みには、イソジンでのうがいや口内炎パッチや軟膏を使った対処から、はちみつなどを使った対処もあります。

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