手足口病がプールで感染する3つのルートと感染予防の対策

夏に乳幼児を中心として流行する手足口病。最近では新型のウイルスも発見され流行が広がるというニュースをよく見ます。特にこれからの時期、集団生活をされているお子さんはプールが始まるころですよね。子供にとってはとても楽しいプールですが、そのプールによって様々な感染症が広がりますので、毎年この時期になると感染症が心配になる人もいらっしゃる事かと思います。

そんな中、感染率が高く、症状も水疱ができ、治るまで時間がかかってしまうというこの厄介な手足口病がプールでは感染するのか、感染をふせぐにはどうしたらいいのか等調べてみました。

 

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プールで手足口病は感染するの?

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手足口病の感染ルートは飛沫感染、接触感染、糞口感染と主に3種類です。従って感染者がプールに入り唾やくしゃみ、咳、鼻水を出したり、水疱が出ている場合プールの中で潰れる事でウイルスの入った液体が出て感染します。裸に近い状態で接触する事になりますので水疱に直接接触しても感染します。またプールから上がった際のタオルの共有でも感染してしまいます。

手洗い場やシャワー等プールでは共有する物が普段の生活よりも多く、また冷たい水で遊ぶことで体力を消耗しやすく抵抗力が弱まりますので更に感染しやすい状況になります。手足口病が夏に感染流行するのもプールでの流行が多い為と言われているように、特に気を付けなければいけません。

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プールでの感染を防ぐためには

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プールの中には感染予防の為に塩素を入れていますが、塩素だけでは十分な予防とは言えません。塩素消毒は効果的なものですが、トイレや、洗面所やシャワー等公共で使用する場所が多々ありますので、やはり一人一人が予防対策をする必要があります。予防の基本として、体調が悪い場合は入るのをやめましょう。次に、プールに入る前と後の手洗い、うがい、シャワー、洗眼は必ずしましょう。

そしてタオルや防止の共有は絶対にしてはいけません。そして日ごろから気を付ける事は、バランスの良い食事を心掛け睡眠をしっかりと取り抵抗力のある体づくりです。また、肌の弱い人にとっては塩素は強い為、しっかりシャワーで洗い流すようにしましょう。

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一緒に泳ぐ時、大人も感染する?

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手足口病は子供に多いとされていますが、やはり大人でも感染します。流行しやすい子供専用のプールで、我が子と一緒に入るとなると感染率はぐっと上がります。水中にいるウイルスによる粘膜感染の可能性もありますので、なるべくゴーグルを着用しましょう。しかしゴーグルをしたからといって洗眼を怠ってはいけません。さらに子育てや仕事での疲れにより抵抗力が弱まっている人は特に要注意です。最近では大人の流行もよく耳にしますので予防対策を徹底しましょう。

大人が感染してしまったら?

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もし大人が感染してしまった場合、子供と同様に有効な治療薬や治療法はありませんので、自然に治るのを待つだけです。水疱が出来て痛んだり痒みを伴う様なら病院に行き症状を抑えるための対処薬を処方してもらいましょう。そして、一番気になるのが仕事に行ってもいいのかどうか。手足口病の難しい所は感染した場合出席停止を義務付けられる病気ではない事です。したがって仕事も出勤するかどうかは個人で決めなければいけません。

しかし感染してしまうと治るまでは時間がかかってしまう為、仕事を長期に渡り休む事も難しいかと思います。どうしても出勤する際にはマスクを必ず着用しましょう。そしてタオル等の共用物は使わないように、手洗いと消毒はしっかりと行いましょう。しかし熱が高かったり水疱がひどい場合はなるべく休みをとった方がよいでしょう。

 

その他、手足口病ついて症状や対処法を以下に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

→【手足口病の正しい感染予防と適切な治療法、保育園への対処

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