簡単にできる!生後100日のお食い初めメニューの基本構成と意味

お食い初めは赤ちゃんが生まれてから100日目に、これまで健康に育ってくれた感謝とこれからの成長を願って行うお祝い行事です。また一生食べ物に困らないようにという願いも込められています。お食い初めの料理メニューは難しいイメージがあり、料理が苦手なママにとっては悩みどころかもしれません。そこで簡単にできるお食い初めメニューの基本と意味を合わせてご紹介します。

 

スポンサードリンク

お食い初めメニューの基本って?どんな意味があるの?

a7348

お食い初めのメニューは一汁三菜と言われ、昔からの和食が基本となっています。とは言え何だか難しいという方は、細かいことは気にせず基本構成だけおさえていれば問題はありません。では基本的なメニューとその意味について解説していきましょう。

●鯛の尾頭付き焼き魚

鯛は「めでたい」の語呂からお祝い事に出ることが多く、めでたい象徴として考えられています。また尾頭付きは「首尾一貫」(筋が通っている人になるように)という意味が込められています。

●赤飯

古くから赤飯の赤い色は太陽のめでたい色とされ、たくさんの小豆はたくさんの瞬く星を連想させます。

●蛤のお吸い物

蛤のお吸い物は「いい伴侶に恵まれますように」という願いが込められています。

●煮物

煮物の具材となる穴の開いたレンコンは「先が見通せるように」、土の中でたくさんの小芋をつける里芋は「たくさんの子宝に恵まれますように」という願いが込められています。

●香の物

梅干しを付けることが多いのは、シワシワになるまで長生きできるようにと願いが込められています。

以上の基本構成で献立を考えるのが一般的です。また固いものも噛めるような丈夫な歯になるよう願いを込めて、歯固めの石もお祝い膳に添えます。関西の方では歯固め石の代わりにタコを代用する地域もあります。

スポンサードリンク

手間をかけず失敗しない策とは?

a7453

当日になってパニックにならないように、前日からの手順をご紹介しましょう。

①煮物

前日に作っておける煮物は、煮込んで準備しておきます。人参をお花などに型抜きすると、品よくきまります。

②お赤飯

お赤飯の基本の作り方は小豆を長時間茹でたりと、下準備に手間がかかるものです。しかし前日から小豆をお水につけて、当日に1時間前から水につけたもち米と一緒に炊くと、手間をかけることなくお赤飯が出来上がります。ごま塩も忘れずに。

③鯛の尾頭付き焼き魚

鯛は丸々1尾買ってきて調理に挑戦するのもありですが、魚屋さんに頼むとお食い初め用に下処理してくれることも多いようです。思い切って相談しましょう。

そして自宅のオーブンの大きさに合った鯛を購入し、塩を振って焦げやすい尾の部分などにアルミホイルを被せます。オーブンを200℃に余熱しておき、15分焼いて10分そのままにしておけば出来上がります。

また通販でお食い初め用に鯛の尾頭付き焼き魚を購入するのもオススメです。立派な箱に入って専用の敷き紙も付いているので、温めるだけで豪華なお祝い膳になります。お吸い物の蛤を一緒に買ってもいいでしょう。

スポンサードリンク

使う食器は?

a2142

お食い初めは特別なお祝い行事なので、新しい食器を準備するのが基本です。昔はお嫁さんの実家で準備するのが一般的でしたが、最近はそれほどこだわる必要はありません。

また正式な食器を購入するとなると高価なものですし、今後あまり出番がなさそうならレンタルをすることもオススメです。ここ数年では離乳食用食器で行う家庭も増えていますから、その後始まる離乳食のために食器をお祝いとしてプレゼントするのもいいですね。

スポンサードリンク
サブコンテンツ

このページの先頭へ