喉がイガイガで腫れた!風邪による喉の痛みの治し方と市販薬
なんだか喉がイガイガするなと感じることってありますよね。それは風邪の初期症状である可能性が高いです。
お子様で喉からくる風邪は、すぐに発熱して高熱を出す傾向があります。大人ならなんとなく喉の調子がおかしいとすぐにわかりますが、小さいお子様だと熱が出て病院に行って診察してみて初めて知ることの方が多いのではないでしょうか。
風邪で喉が痛い時の治し方や、喉の風邪に効く市販薬などをご紹介させていただきます。
また、喉が痛い時は食欲も落ちてしまいがちで、体力がどんどんなくなってしまいます。そうなると完治までに時間がかかってしまいます。喉が痛くて食べにくい、そんな時におすすめの食べ物などもご紹介させていただきます。
この記事の見出し
風邪で喉が痛い時の治し方
風邪の初期症状である喉の痛みを感じた時の対処法をいくつかご紹介させていただきます。
1.保湿
喉の痛みは乾燥している証拠です。まずはマスクをつけましょう。そうすることで咳なのによる周りの方への飛沫感染も最小限に抑えられ、喉を保湿することもできます。また、加湿器を使うなどして、お部屋の湿度を50~60%に保つようにしましょう。湿度を60%に保つと、約80%のウィルスは死滅するといわれています。予防にもなりますので、特に冬場の室内の湿度管理には気を付けるようにしましょう。
2.葛根湯
昔からある風邪の初期症状に非常に高い効果があるとされている漢方のお薬です。生後3カ月以降から飲むことができます。また、妊婦さんや授乳中の方も病院などで処方されることがあるほど安全なお薬です。ただ、市販されているものに関しては、いろんな成分が入っていることがあるので、妊婦さんや授乳中の方が市販のものを飲む際にはかかりつけの産婦人科に相談してから服用するようにしてください。
3.首を温める
体を温めると免疫力もアップします。喉の傷みを感じたら、マフラーやタオルなどで喉元を保温してあげてください。初期であれば、温めるだけでも痛みを緩和することができます。
4.うがいをする
うがい薬を使うとお子様は難しいかもしれません。また、妊婦さんも成分に不安を感じられる方も多いと思います。ですから、緑茶でうがいをしてください。緑茶には強力な殺菌成分が含まれています。
ある小学校では、蛇口から緑茶がでるようになっていて、子供たちはそれでうがいをするようにしています。その結果風邪やインフルエンザになる子供が激減したというデータがあります。それだけ効果があるということです。お子様も、緑茶でうがいならできるかもしれませんね。
これらの対処法は、大人にも子供にも有効です。簡単な物ばかりなので、少しでも痛みを緩和させてあげられるよう、ぜひ、実践してあげてください。
喉の風邪に効く市販薬紹介
喉の風邪に効果がある市販薬をいくつかご紹介させていただきます。
1.小児用ジキニンシロップ
風邪による喉の痛みに効果的だとされている「甘草」が配合されています。子供が飲みやすい甘味のあるシロップ薬です。
2.キッズバファリンシロップS
生後3カ月から使用可能ないちご味の飲みやすいシロップです。ノンカフェインなので、お子様にも安心して飲ませてあげられます。
3.パブロンS小児液
ことらも生後3カ月から使用可能になっています。ただし、卵アレルギーがある人は飲んではいけませんので注意してください。
生後3カ月から飲ませられるお薬がありますが、月齢が低い赤ちゃんは、なるべく市販薬は使わずに、病院で診察を受けてお薬を処方してもらうことをおすすめします。
喉が痛い時におすすめの食べ物
喉が腫れて痛い時は、飲みこむことさえつらいですよね。それは大人も子供も同じなんです。そんな時におすすめの食べ物は次の通りです。
- はちみつ(殺菌作用と抗炎症作用で喉の痛みや腫れをおさええてくれる)
- 大根(下ろした時に出る汁に効果があります。お子様には大根おろしになめたけという組み合わせが食べやすいでしょう)
- レモン(ビタミンCや殺菌成分が配合されているので、喉の粘膜に効果的です)
- カリン(喉の炎症に効果的な成分が入っています)
はちみつは、アレルギーの心配があるので、1歳未満の乳幼児には与えないようにしてください。また、お子様が好きなチョコやアイスなどは喉に腫れや痛みがある時には控えるようにしてあげてください。
子供は痛いというのをなかなか上手に伝えることができません。喉が腫れて痛みがある時はぐずぐずしやすくなってしまいます。ですが、子供も風邪の時は大人と同じようにつらいんだと思うようにしてあげてください。
ゼリーやりんごのすりおろしなども喉が痛い時でも比較的食べやすいので、お子様がほしがるようなら、食べさせてあげましょう。