子供のあせもに安心して使える薬!おすすめの市販薬4選
子供は新陳代謝がいいので、年中あせもには注意してあげる必要があります。あせもができないように、肌着は通気性の良い物を選んだり、こまめに着替えをさせたりしていると思います。暑い季節は特に注意してあげないと、すぐにあせもができてしまいます。ドラッグストアや薬局などに子供のあせも用の薬はいろんなメーカーから販売されています。でも、どれにすればいいのか迷ってしまいませんか?子供のお肌はとても弱いので、薬があわなかったら症状も悪化してしまう可能性もあります。
子供のあせもに使える薬はどんなものがあるのかをご存知ですか?子供に安心して使えるあせもの薬をいくつかご紹介します。またステロイド系は使わない方がいいのかどうか、子供が口に入れても大丈夫な薬などをまとめました。
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子供に安心して使えるあせもの薬
市販されている子供用のあせもの薬はいくつかありますので、安心して使える薬をご紹介します。購入される時の参考にしてください。
1.ユースキンあせもクリーム
この塗り薬「ユースキンのあせもクリーム」はとても有名で、ご存知のママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんでも使えるクリームで、ステロイドは不使用で尿素も入っていません。バイ菌の繁殖を抑制して、あせもだけでなく、ちょとしたかぶれなどにも効果があります。クリームですが、サラッとしていて塗ったあとが白くなりにくいのが特徴です。高い保湿力ですが、べたつくことがないので、すぐに衣類を着ることができます。
2.ユースキンあせもパウダークリーム
先ほどご紹介したユースキンから、「パウダー入りのクリーム」も発売されています。パウダーが入っているので、塗ったあとのお肌はサラサラなのですぐに衣類を着ることができます。汗もクリームと同様で、ステロイドは不使用で、尿素も配合されていません。
3.あせもローション 桃の葉の薬
「あせもローション桃の葉の薬」は昭和24年から発売されていて、昔から子供のあせもにはコレといわれるほどのロングラン商品です。元々、昔から桃の葉はあせもや肌のかゆみを治してくれると民間療法で用いられてきました。医薬品で、生薬配合の塗り薬です。
4.ポリベビー
この「ポリベビー」も昔からあるもので、人気があります。ステロイドは不使用で、赤ちゃんから大人まで使えるお薬になっています。かゆみを抑えてあせもができた部分をしっかり保護して治していってくれます。あせも以外にもただれやかぶれ、かゆみ、虫さされなどにも使えます。
参考:あせもに効く市販薬ベストランキング5+予防アイテム3選
ステロイド系のお薬は使わない方がいい?
よく、子供のお薬でステロイドは入っていない方がいいというのを聞くと思います。ステロイド系がダメというわけではありません。ステロイド系は短期間でかゆみかぶれなどの症状を緩和することができるという即効性があります。その為、お肌にもかなりの負担がかかり副作用もあります。長期間ステロイド系のお薬を使うと、筋肉痛や高血圧などの原因になったり、肥満になる可能性もあると言われています。
小児科などで処方される時は、かなりあせもの症状が進行している場合が多いです。子供に対するステロイド系のお薬に関しては、塗る量や回数について注意するよう指示されます。即効性があるので、ステロイドが入っているものの方がいいのではと思われるかもしれませんが、軽いあせもなら、市販の非ステロイド系のお薬でも十分治すことができます。
完治までには少し時間がかかるかもしれませんが、小さい子供に使う薬は、お肌に優しい負担の少ないものにしてあげる方がいいのではないでしょうか。
参考:ステロイド系が配合されたあせもの薬のメリット・デメリット
子供が舐めたり口に入れても大丈夫な薬について
あせもの薬を塗って、子供が患部を触って手についた薬を舐めたりしてしまうことはよくあります。だからこそ、口に入れても大丈夫な薬を選ぶようにしてあげることが大切です。小児科で処方してもらう薬に関しては、その場で医師に確認するようにしてください。市販されているあせもの薬についてですが、ステロイド不使用のものであれば、多少舐めてしまう程度なら特に問題はないのですが、あまりにべろべろ舐めてしまうのは良くありません。
幼稚園児ぐらいの年齢であれば、言葉で伝えればわかりますが、小さなお子様には注意が必要です。赤ちゃんであれば寝ている間に薬を塗ったり、塗った患部は衣類で隠れるようにするなどの配慮をしてあげてください。塗ってしばらく抱っこ紐で抱っこをするというのもいい方法です。
小さいお子様であれば、抱っこ紐の中に入ると、基本手は外に出ますので、体をさわることができなくなり、塗布したてのお薬を触る心配もありません。ママはちょっと大変かもしれませんが、薬を塗る時間を工夫するのも一つの方法です。
子供にあせもができてしまうと、治るまでママは大変ですが、子供もかゆみや薬を塗られた時のむずむず感にたえて頑張っています。あせもの部分を触ったり掻いていたりしても怒らずに、「バイキンさんが増えてしまうからがまんしようね」などと声かけをしたり、おもちゃやDVDを使って気をそらしてあげましょう。
あせもについて、原因や対処法について詳しくまとめていますので、ぜひ併せてご確認ください。