効果の高いインフルエンザの予防接種の間隔と、副作用や費用

毎年冬になると猛威を振るうインフルエンザ。予防接種で防げるのならば防ぎたいものです。注射をする前にある程度の知識をつけておくと安心です。気になる費用や効果、注射の間隔、また副作用を含めた安全性をお伝えしましょう。

 

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注射の間隔はどれくらいあけるの?効果のある期間も知りたい!

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大人がインフルエンザの予防接種を受ける場合、1回のみです。そして子供をもつママは知っているかもしれませんが、子供は体が小さいので2回に分けて予防接種を受けます。(生後6ヶ月から13歳未満)接種間隔は4週間開けることが免疫獲得にはベストです。

また効果のある期間は接種後2週間頃から抗体ができ始め、3ヶ月でピークを迎えて5ヶ月頃から低下していきます。

 

これらを踏まえて接種のタイミングを考えなければなりません。インフルエンザの流行が大体1、2月頃であると予想すると大人は12月中旬までに、子供は2回接種することを考えると1回目を10月後半から11月頃までに受けると効果的であると言えるでしょう。

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予防接種の気になる副作用のことが知りたい!

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インフルエンザは普通の風邪と違って、重症化したり死亡することもある甘く見てはいけない感染症。でも予防接種の副作用などの安全性も気になるところです。

インフルエンザの副作用は接種部分の腫れや痛み程度の軽度の症状から発熱や頭痛、倦怠感などの症状でも2、3日で治まります。これらは個人差があり、まったくない人もいます。

稀にアナフィラキシーショック症状で呼吸困難がある場合も考えられるので、接種後30分は念のため注意が必要です。しかし予防接種の副作用を踏まえた上でも、インフルエンザの辛い症状を避けるには予防接種が一番有効なのです。

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妊婦や赤ちゃん、子供が受けても大丈夫?

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妊婦や赤ちゃん、子供がインフルエンザの予防接種を受けても影響がないのか漠然と不安になる方もいるでしょう。

しかし妊婦や赤ちゃん、子供がインフルエンザに感染してしまうと、通常より何倍も重症化しやすいと言われています。これを防ぐためにはやはり予防接種しかありません。

WHOの見解や厚生労働省が出したガイドラインでは、特に妊婦に予防接種を受けるように奨めています。

このことから予防接種を受けても大丈夫か不安になるよりも、受けずに最悪な事態になる方がよっぽど危険なのではないでしょうか。

予防接種の費用は?

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2015年冬からのインフルエンザ予防接種の価格が値上がりしたのを知っている方もいるでしょう。

なぜ価格が値上がりしたのかと、近年の流行に対応するためにウィルス株に有効なワクチンを1種類増やしたことにあります。インフルエンザの予防接種なのに、流行が外れて効果がなければ意味がありません。効果を上げるために必然的に価格が値上がりするのはしょうがないことなのです。

ではどれだけ価格が上がったのかも気になるところ。昨年までは1回の接種で2~3千円が相場でしたが、2015年からは3~5千円となっています。13歳未満の子供は2回接種をしなければならないので、負担は大きくなってしまいました。

 

ただ相場を記したように医療機関によって差がありますから、かかりつけにこだわらず安い所を探して受けるというのも得策です。家族一同で受けるとなると負担も大きくなりますから、なるべく安く収めたいですね。

しかし安い所で受けても効果はあるの?という不安を感じる人もいるかもしれません。実際には値段の差に関わらず、ワクチンの効果はどこでも一緒なので安心してください。

また高齢者の場合、自治体によって助成金が出るようです。安くなったり無料となるので、各自治体に問い合わせてみることが必要です。

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