赤ちゃんのおむつかぶれ対策に効果的な市販薬とかぶれにくいおむつ
赤ちゃんのおしりはとても敏感なので少しの衝撃でもかぶれやすい、というのはありますが、おむつ替えをする度に痛痒そうに赤くなったおしりを見るととても可哀想になります。酷くなるとおしりふきも痛がるようになります。そんな不快感を感じる前に予防やなってしまっても酷くさせない方法など対策をまとめました。
この記事の見出し
おむつかぶれに効果的な市販薬
非ステロイド剤
おむつかぶれの時に病院で処方されるのは非ステロイド薬です。炎症を鎮める作用があり、赤く腫れたり湿疹がでたりしているおむつかぶれに有効です。
これらにあたる物で市販では「ポリベビー」があります。赤ちゃん用とされていて植物由来の成分で安心して使える外用薬です。また大人が使う「オロナイン軟膏」も効果があります。
ステロイド剤
これらで効果がみられない場合は、ステロイド薬を使う事になります。ステロイド薬には抵抗を感じる方もいらっしゃると思いますが、非ステロイド薬で改善がみられない程酷くなってしまった時は、一時的にステロイド薬を使って一日でも早く治してあげる事の方が大事です。
用量・用法をしっかり守り、症状がよくなるまでの短期間の使用なら体に悪影響が出る事はありません。ただ、ステロイド薬は強さの段階があるので市販薬もありますが自己判断はなるべく避けて小児科や皮膚科へ相談してからの使用をおすすめします。
ワセリン
症状が軽ければワセリンも使えます。予防の為に症状が出ていない時も保湿として使用する事もできます。ワセリンは薬ではなく、自然の成分から作られた油なので安心して使えますし、おしりをおむつの刺激から守り乾燥させないようにしてくれます。
ただ、炎症を消す効果はないのでひどくなっている時は逆効果になってしまいます。そんな時は必ず小児科や皮膚科を受診しましょう。
薬を塗る際の注意点
薬を塗る炎症が起きている部分を綺麗にします。おしりふきや濡らしたガーゼなどで優しく拭いたりぬるま湯で洗い流したりします。
この時、拭く際も冷たい物より温かい物の方が汚れも落ちやすく刺激も少ないと思われます。なかなか汚れが取れにくい場合など洗い流す時は、霧吹きや小さなシャンプーの空き容器などにぬるま湯を入れて使用しても楽です。
その後はよく乾燥させます。それから薬を塗ります。非ステロイドやワセリンは薄くのばして全体的に塗れますが、ステロイド薬は酷い所にだけ塗るようにしてその他はなるべく塗らないようにしましょう。
おむつかぶれの原因
おむつかぶれはおしり、主におしっこやうんちの付きやすくおむつでこすれやすい場所を中心に肌が赤くなったりポツポツと小さな湿疹があせものように出たりします。かゆみや痛みを感じるので赤ちゃんは泣いたり機嫌が悪くなったりします。
原因は、おしっこやうんちでおむつの中が蒸れた状態になって皮膚が柔らかくなり、傷つきやすくなった所へおむつが擦れた刺激で炎症が起きてしまうのです。蒸れと刺激が大敵なのです。
おむつかぶれの対策
おむつかぶれを予防するには、とにかくこまめにおむつ替えをしてあげる事です。いつも綺麗にし衛生を保ち、蒸れている状態になるべくならないようにする事が大事です。しかし、ほとんどの赤ちゃんが経験する事なので、なってしまった時には迷わず早目に薬で治してあげましょう。
かぶれにくいおむつとは?
紙おむつにもたくさんの種類がありますが、中でもおむつかぶれ対策に特化していると言えばメリーズです。それは、抜群の通気性のよさです。赤ちゃんに触れる部分はとても優しい柔らかな肌触りで、メリーズ独自の通気性のよさで湿りがちな赤ちゃんのおしりも常にさらさらの気持ちよさを保ってくれます。
次に通気性のよさで挙げるとすれば、パンパースです。元々おむつの中でも人気のブランドですが、おむつかぶれ対策としては蒸れさせない・乾燥させる・清潔に保つのが大事なので、通気性のよさがとても大切な要素となります。更におむつが擦れた刺激でかぶれが悪化する場合もあるので、刺激の少ない柔らかな生地である事も重要です。