子供に蕁麻疹が出たときの最初にとるべき対処法と痒みの対応

子供に突然蕁麻疹が出て赤く腫れて痒そうにしていると、親としてはどうしてあげたらいいか焦ってしまうものです。掻きむしってしまうと傷ができてしまったりと後が大変です。しかし痒みを我慢しろと言っても、大人でも難しいことなのに子供は我慢できるはずがありません。それでは子供に蕁麻疹が出たときの痒みの抑え方や対処法についてご紹介しましょう。

 

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子供に蕁麻疹が出たとき、まずするべき対処法とは?

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大人でも蕁麻疹が出たら痒みと焦りでどうすればいいかパニックになりますが、子供なら尚更です。そこで子供に蕁麻疹が出たときは必ず病院を受診することを前提に考えることです。場合によっては病院で診てもらう時には蕁麻疹は消えてしまっているかもしれません。

ですから蕁麻疹が出たときの患部の写真を撮ったり、その時の状況、蕁麻疹が出る前の原因となり得る行動をメモにとり、医師にその旨を伝えるといいでしょう。大事なことは再発をふせぐためにも、蕁麻疹の原因を知ることです。

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痒みがあるときの対処法

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蕁麻疹が出ると痒みを伴うことが多いのですが、一番やってはいけないことは患部を掻いてしまうことです。しかし親がいくら「掻いちゃダメ」と言っても、子供には我慢することは難しいでしょう。

そこで対処法としては痒みを和らげる方法です。痒みを抑える効果的な対処法は患部を冷やすことです。保冷剤や氷が入った袋で患部を冷やします。蕁麻疹は血行が良くなったり体温が上がってしまうと、蕁麻疹が酷くなって痒みも強くなります。それを防ぐためにも、患部を冷やすことは有効だと言えます。

ですから蕁麻疹が消えたとしても、その日1日は運動や入浴は控えるようにした方が無難です。再発する可能性があるからです。

また掻きむしってしまって出血している場合は、傷からの細菌感染をしないように早めに病院で診てもらいましょう。赤ちゃんの場合はミトンをして掻かないように予防したり、爪を切っておくこともポイントです。

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蕁麻疹が出たときの注意点

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子供に蕁麻疹が出たときに注意しなければならないことがあります。以下に注意点を挙げてみましょう。

寒冷蕁麻疹の場合は冷やすと逆効果である。

寒冷蕁麻疹は暑い日差しを浴びて体が熱くなった状態で、急に冷たいプール入ったりすると起きやすい蕁麻疹なのですが、冷やすと逆に症状が悪化してしまいます。このような場合は温めると蕁麻疹が収まるでしょう。

自己判断でむやみに薬を使わない。

子供に蕁麻疹が出ても自宅にある薬を自己判断で使うことはしないようにしましょう。かえって症状が悪化してしまうのでこともあります。病院で処方された薬を指示通りに使うことが大切です。

蕁麻疹が消えても放置しない。

蕁麻疹が消えたとしても原因がはっきりと分からなければ、また再発する可能性が高いと言えます。放置せず必ず病院で診てもらうことが大切です。蕁麻疹が消えてしまったら病院に連れていっても意味がないんじゃないかと悩むママもいるかもしれません。

しかし皮膚科は蕁麻疹の専門です。それでも診察することが可能ですので、再発予防のためにも受診するべきです。

早急な受診や救急搬送の症状とは?

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初めて蕁麻疹が出た場合には酷くなくても受診した方がいいのはもちろんなのですが、全身に広がる蕁麻疹やアナフィラキシーショックなどの危篤な症状がある場合は命の危険もあります。以下の症状の場合には早急な受診や救急搬送も必要です。

早急な受診が必要な場合

全身に蕁麻疹が広がってしまった、喉が痒い、お腹が痛いなどの症状が見られた場合は、救急を受診するようにしましょう。

救急搬送が必要な場合

呼吸が苦しい、呼吸困難、意識障害がある場合は、救急搬送も必要になります。落ち着いて行動するように心がけましょう。

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