乱視の原因は遺伝?子供がなりかけたら知っておきたい自力で治す方法

乱視は物が2重に見えたり、ぼやけて見えたりと、悪化すると生活に支障を来すまでになります。さてこの乱視の原因ですが、遺伝というのは本当でしょうか?子供が乱視の可能性が出てきた場合の治す方法も合わせてご紹介します。

 

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乱視の原因とは?

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乱視の原因は遺伝なのか?という疑問ですが、遺伝の場合もあり、そうでない場合もあります。乱視の種類には角膜乱視と水晶体乱視があり、殆どが角膜乱視だと言われています。さらにその角膜乱視は先天性と後天性があり、先天性の場合には遺伝が原因とされています。

しかし先天性でも遺伝の他に妊娠中の逆子や出産時の帝王切開が原因の1つであると考えられています。あくまで可能性の段階ではありますが、実際の統計で帝王切開の子供が乱視である確率が高いのです。

また遺伝や妊娠出産時の状態以外にも乱視の原因には様々あります。その考えられる原因を挙げましょう。

目の病気や手術によるもの

角膜炎などの目の病気や、白内障の手術の後遺症として乱視になることがあります。

逆さまつげによるもの

逆さまつげは子供にはよくあるケースで放置してしまいがちなのですが、まつげが角膜を傷付けて角膜炎から乱視になることがあります。たかが逆さまつげと思わずに、ちゃんと眼科で処置してもらうことが大切です。

目を細める癖がある

パソコンやスマホなどで目を酷使している方は常に目が疲れている状態で、目を細める癖がある傾向があります。目を細める行為は上下の瞼が眼球を圧迫し、角膜や水晶体を変形させ乱視の原因となるのです。

水晶体乱視

その他の乱視には水晶体乱視があり、生まれつき水晶体が変形を引き起こす先天性と、目を酷使することでなる後天性があります。水晶体乱視は角膜乱視に比べると比較的少ないとされています。
以上のことから乱視の原因には遺伝だけではないことが分かります。病気や目の酷使など様々な要因が考えられるのです。

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乱視を自力で治す方法

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乱視になってしまったらどうしようもないと諦めていませんか?乱視は角膜や水晶体が歪むことでなるのですが、歪んでない人はゼロに等しくみんな少なからず乱視はあります。その歪みの程度で乱視度合いも変わりますが、軽度の乱視であれば望みは十分あります。特に子供の乱視の場合はこれから先不自由に感じることで、集中力の低下も招くので早めの対策が必要です。強い乱視の場合には眼科で矯正したり、手術をする選択肢がありますが、軽度の乱視ならばある程度自力で治すことが可能です。そこで家庭で自力でできる乱視の矯正トレーニング方法をまとめてみました。

  1. 目の準備体操
    まずはコンタクトレンズや眼鏡は外し、準備体操をしていきます。目を上下と左右に動かして、凝り固まった目の筋肉をほぐします。
  2. 目の筋肉を柔らかくする(その1)
    目の動きを∞(むげん)と大きくゆっくりと動かします。視線の動かし方は真ん中→左上→左→左下→真ん中→右上→右→右下→真ん中となるようにします。分かりづらければ紙に大きく書いて、それを辿るといいでしょう。1日10回が目安です。
  3. 目の筋肉を柔らかくする(その2)
    目から15㎝離した人差し指を左右にゆっくりと動かし、目で追います。慣れてきたらスピードを上げ、同じ動きを上下でも行います。左右、上下でそれぞれ3セットずつやりましょう。
  4. 角膜の歪みを矯正する
    目を大きく見開き、上下20秒ずつ見ます。20秒間はあまり目を動かさないようにしましょう。左右も同じように行います。これをそれぞれ1日3セット行います。
  5. 乱視の矯正トレーニング後は一時的に目眩を伴うことがあります。危ないですからトレーニングをしたらしばらく休憩をするようにしましょう。
    上記のトレーニングを毎日無理のない程度に続けるようにしましょう。またトレーニングをしても目を酷使していては改善が見られないので、目を意識的に休ませることも大切です。
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