子供が口内炎でも食べられる食事5選と避けた方がよい食べ物
口内炎があると大人でも痛くて食事が喉を通らないものです。それが小さな子供なら尚更でしょう。食べ物が食べられない、飲み物が飲めない状態が続くと、栄養状態の悪化や脱水の危険性があるので、どうにか対策をとらなければなりません。では子供が口内炎の時にオススメの食べ物や避けた方がよい食べ物、水分補給について解説していきましょう。
この記事の見出し
子供が口内炎の時にオススメの食べ物とは?
口内炎は口内の粘膜が炎症を起こしている状態です。この炎症部分がしみたりすると食欲の低下により、栄養状態の悪化を招きます。ですから、刺激の少ない喉越しのよいものでなければなりません。イメージとしては、赤ちゃんの離乳食のような感じが理想的です。
お粥、雑炊
口内炎があると、痛みからあまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまいがちです。ですからあまり噛まずに食べられるお粥や雑炊がオススメです。少しでも栄養を摂るために、細かく切ってクタクタになるまで煮た野菜を入れるといいでしょう。また食べさせるときは、刺激にならないよう十分に冷ましてからです。
煮込みうどん、そーめん
うどんやそーめんもよく煮込むとトロトロになり、消化もよく食べやすいメニューです。細かく切った野菜も一緒に煮込みましょう。また刺激とならないよう薄味を心がけて。
スープ
細かく切った野菜を柔らかく煮込んだスープなら、栄養も摂れてオススメです。カボチャスープ、じゃがいもスープ、コーンスープ、野菜スープ、ミネストローネなどがいいでしょう。熱いスープはしみるので、よく冷ましてから与えます。具材が当たって痛いのであれば、裏ごししたりミキサーで滑らかにしてもいいかもしれません。
バナナ、アボカド
バナナは豆乳とミキサーにかけて、バナナジュースにするのが喉ごしよくオススメ。腹持ちがよく栄養価が高い組み合わせなので、口内炎の時にはピッタリです。また畑のバターと呼ばれる栄養価の高いアボカドをペースト状にして、ハチミツをかけて食べるのもオススメです。ハチミツは殺菌作用があるので口内炎改善にも役立ちます。
プリン、ゼリー
冷たく喉ごしのよいプリンやゼリーは、口内炎があっても食べやすいでしょう。ただし栄養としては不充分なので、何日も継続しない方がいいかもしれません。痛くて食事ができない状態を抜けたら、なるべく食事を摂れるように工夫しましょう。
口内炎の時に避けた方がいい食べ物とは?
口内炎の時に避けた方がいい食べ物は、カレーなどの刺激がある食べ物です。たとえ子供用の甘口カレーであってもオススメできません。また塩分の多い食べ物や酸味のある食べ物は、炎症を刺激し症状を悪化させる原因にもなります。固い食べ物も口内炎に当たると痛みが酷くなるので、避けた方がいいでしょう。
水分補給に最適な飲み物は?
食事ができなくても、脱水を起こさないよう水分補給だけはしっかりしなければなりません。オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど酸味のあるジュースは刺激となるので避け、利尿作用の少ないノンカフェインの麦茶や水がいいでしょう。また冷たいものは比較的炎症の痛みを和らげるようなので、氷を舐めたり小さな子供ならかき氷もオススメです。
水分も取るのも嫌がる。その場合どうすればいい?
口内炎の炎症が酷い状態であると、水分を取るのさえも嫌がることもあります。小さな子供は大人に比べて脱水状態になりやすい上に、自分の口で症状を伝えることができません。子供の様子をよく観察し、グッタリしてるようなら脱水状態になっている可能性もあります。そうなったら迷わず医療機関を受診しましょう。点滴を受けさせてくれるはずです。
口内炎の対処法については以下で詳しくまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。