風邪で突然の発熱でもあせらない!なかなか下がらない時の原因と治し方

お子様が風邪をひくことはよくあります。風邪は「風邪症候群」と呼ばれるほどですので、いろんな風邪の種類があり、その種類によって症状は様々です。熱が出ないけど、鼻がぐずぐずしている鼻風邪や、突然熱だけがでてくる風邪もあります。

子供の風邪による発熱は、何度経験してもちょっとビックリしてしまいませんか?すごく元気だったのに、急に熱が出てしまってあせってしまうこともあると思います。

 

風邪で熱が出るのはどうしてなのか、その原因や熱を下げる方法や解熱薬について、また、熱風邪の時の効果的な食べ物などをご紹介させていただきます。逆に熱が出ない風邪の対処法なども併せてご紹介させていただきます。

 

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風邪で熱が出る原因と下げる方法、解熱薬について

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風邪のウィルスや細菌が鼻や口から侵入してきて、鼻やのどの粘膜に炎症をおこさせます。それが体内に入り増殖すると、そのウィルスや細菌をやっつける為に脳が「熱を上げなさい」と指令を出します。熱でウィルスや細菌をやっつけに行く為なのです。

熱を上げることで、ウィルスや細菌増殖が抑えられたり、白血球の機能を促進させ、免疫機能がアップします。熱風邪において、発熱するということはとても大切なことなのです。

 

熱風邪においての熱を下げる方法ですが、熱が上がるのは、病原菌と闘っている証拠なので、下げるのはよくないというお医者様が増えています。確かに、無理に下げてもまた上がります。熱を下げる方法をとるタイミングがポイントになります。

まず熱が出始めの時は寒気がするはずです。その時は厚着をさせたりして、ぬくめてあげてください。寒気がおさまったら熱が上がりきったという合図なので、薄着にして、冷えぴたやアイスノンを使って冷やしてあげましょう。

また、汗をかいたらこまめに拭いて着替えさせてあげてください。元気があれば、お風呂に入れてあげるのもいいでしょう。

 

解熱薬は一時的に熱を下げる効果があります。ですが、熱が出たらすぐに使えばいいのではありません。38.5度以上の発熱で、お子様が熱のせいでぐったりとしていたら、少し下げてラクにしてあげるというものです。

38.5度を超えたから必ず使うものではありません。熱を上げるのは、体内で病原菌と闘っている証拠です。ただ、熱が上がってあまりにしんどそうな時は、少し下げてラクにしてあげるお薬です。

ただ、解熱薬を使ってしまったが為に、次に熱が上がる時に、いきなり高熱がでるといったケースもあるということを知っておいてください。

 

また、熱が下がらないからといって、以前に処方されたものをお子様に飲ませるのは絶対に止めてください。解熱薬にはいろんな種類があり、症状によって種類が異なります。必ず医師の診察を受けて処方されたものを使用してください。

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熱風邪に効果的な食べ物とは?

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熱風邪で熱が出ていると、食欲もなくなりがちになります。熱が出ると水分も栄養も不足しますので、食べやすい喉越しのいいもので、水分や栄養のある食べ物を摂ることが大切です。

熱風邪の時に、お子様が食べやすい物をとしては、プリンやゼリー、ヨーグルトなどがあります。また、野菜ジュースや100%フルーツジュースなどもおすすめです。熱が出ている時は、冷たいものの方が摂りやすいので、お腹をこわしていないなら、アイスクリームなどもいいでしょう。

熱が下がり始めて少しでも食欲がでてきたら、お粥などが効果的です。また、卵も熱風邪に効果的な食べ物なので、卵粥や、卵うどんなどもおすすめです。

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熱が出ない風邪の対処法について

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風邪をひいたら熱が出るのが当然ではありません。鼻風邪などのように熱が出ないのに鼻水・鼻づまり・咳・くしゃみなどといった風邪の症状がでることがあります。

熱が出ないで風邪の症状が出ている場合、お子様が元気であればあわてて病院に連れて行かなくても、体を温めるようにして、しっかり食事をとって、たくさん睡眠を摂らせてあげましょう。

自己免疫力もありますので、症状が改善することもあります。もし、症状が少しでもひどくなったと感じたら、早めに小児科などを受診してお薬を処方してもってください。

 

風邪は万病のモトと言う言葉があります。熱が出ないからと言って油断しないで、お子様の様子をしっかりとみるようにしてあげましょう。また、熱がでても慌てずに、落ち着いて対処してあげてくださいね。

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