驚異の感染率!胃腸風邪はうつる!原因と症状とおすすめ市販薬

冬になると、子供の間で大流行する胃腸風邪。感染性胃腸炎と呼ばれており、ママやパパ、兄弟姉妹、家庭内感染する確率もかなり高い風邪の一種です。嘔吐や下痢が続いたりするので、本人もとてもつらい思いをしますが、看病しているママ自身もかなり大変になります。

胃腸風邪の原因と症状や治療法とおすすめの市販薬などをご紹介させていただきます。

また、胃腸風邪をひいてしまった時は、食べても飲んでも嘔吐と下痢をするというケースもあります。胃腸風邪の時の、良い食べ物とダメな食べ物なども併せてご紹介させていただきます。

 

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胃腸風邪の原因と症状について

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胃腸風邪は、先にも書かせていただきましたが「感染性胃腸炎」と呼ばれているものです。ウイルスに感染することが原因だとされています。その主なウイルスには、ノロやロタやアデノウイルスがあります。

胃腸炎を起こす最大の原因は、ストレスといわれています。ウイルスに感染した全ての人に症状がでるわけではありません。胃腸風邪にならない人の特徴は、免疫力が高いということです。

 

人間はストレスを感じると、自律神経が乱れて血行が悪くなり、免疫力が低下することが分かっています。免疫力が落ちている時にウイルスに感染してしまうと、高い確率で症状がでてしまいます。

 

潜伏期間は、ノロで1~2日、ロタで2~4日、アデノウイルスで5~7日となっています。ノロは、嘔吐物や便から感染します。ロタやアデノウイルスも同様ですが、唾液や鼻水からもうつります。

感染力も非常に強いので、家族の中で一人でも患者が出た場合は、注意が必要です。また、日頃からタオルや食器などを共有しないこともうつるのを防ぐという意味では重要になってきます。

 

主な症状としては、嘔吐・下痢・発熱・関節痛・頭痛などがあります。アデノウイルスは特徴的な症状として、結膜炎があげられます。

どのウイルスも小さいお子様にとってはとても怖いものです。近年、ロタは予防接種をうてるようになりましたので、患者数は減っていますが、それでも注意は必要です。予防接種は重症化を防ぐものであって、その病気にならないというものではないので注意してくださいね。

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胃腸風邪の治療法と薬について

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胃腸風邪の治療法ですが、残念ながら特効薬はいまのところありません。効果の高い治療法というのもありません。ウイルスが排出されるまで待つことになります。

ただ、嘔吐や下痢を繰り返すと脱水を起こしてしまうので、特に小さいお子様は早めに点滴などの処置が必要になります。病院で処方されるのは、整腸剤になります。市販薬の中では、赤ちゃんも飲みやすいビオフェルミンの細粒が有効になります。

 

小さいお子様が胃腸風邪にかかった場合、病院で診てもらって自宅で療養している間も、なるべくお子様の状態を注意してみるようにしてください。こまめに水分補給をしてあげましょう。

また、嘔吐物や便などの処理の際は、手袋とマスクを着用して、ママが感染しないように細心の注意を払ってください。嘔吐したあとの消毒は、次亜塩素酸ナトリウムを使いましょう。お部屋にウイルスがまん延しないように、片づけた後は、部屋の窓を開けたり換気扇をまわして、部屋の空気を入れ替えるようにしてください。

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胃腸風邪の時によい食べ物とダメな食べ物

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胃腸風邪の時は嘔吐することがよくあります。嘔吐した直後は飲んだり食べたりするのは控えさせてあげてください。まずは1~2時間程休めてあげてから、少量の白湯や赤ちゃん用のポカリなどを飲ませてあげましょう。一度にたくさんではなく、こまめに水分を補給させることが大切です。

 

症状が治まって食欲が出てきたら、消化のよいおかゆや、やわらかくしたうどんなどから少しずつ食べさせてあげてください。少し食べられるようになってきたら、消化もよく、栄養価が高いバナナなどがおすすめです。

小さいお子様はお腹がすくと、あれもこれも食べたいと言い出してしまうかもしれませんが、乳製品や脂っこいものなどをいきなりあたえるのは、胃腸に負担をかけてしまいます。消化の良い物からゆっくり少量ずつあたえるということを忘れないでください。

 

胃腸風邪は、いきなり嘔吐と下痢から始まることが多いので、ママは驚いてしまうかもしれません。とっさのことなので、嘔吐物などの処理を素手で行って、自分も感染してしまうというのはよくあるケースです。

感染しても、免疫力が高ければ、胃腸風邪になる確率は極めて低くなります。日頃から疲れやストレスをため込まないようにしておきましょう。

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