赤ちゃんの頭が絶壁！原因と治し方。枕で矯正？ヘアスタイルで隠す？
大人になってから絶壁がコンプレックスだという方はけっこういます。赤ちゃんがいるママも我が子の頭の形に頭を悩ませているかもしれませんね。実は赤ちゃんのうちなら直せる可能性が十分にあることを知っていますか？
絶壁の頭になる原因と対策、また大人になってからの上手な隠し方のコツについてもご紹介しましょう。
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赤ちゃんの頭の後頭部が絶壁になる原因とは？
絶壁頭はいわゆる後頭部が絶壁のように平らな状態で、また同じくくりで頭の形が左右違う状態は斜頭と言います。
これらは先天性と後天性に分けられます。先天性は遺伝的なもの、また母親の胎内にいた時に既に向きクセがあったことや、出産時産道を通るときに強い圧力がかかったことによるものです。難産で吸引分娩によって生まれてきた場合も考えられます。
そして後天性は生まれてから寝ているときの頭の向きクセが原因となります。
赤ちゃんが寝ている場所と大人がいる場所の位置関係がいつも同じであったり、ミルクを飲ませる向きや夜中の添い乳の向きが同じであったりと大人のクセとも関係しています。
また皮肉なことに手がかからずよく寝る赤ちゃんも絶壁頭になりやすい傾向にあります。
また赤ちゃんの頭蓋骨はいくつかに分かれていて、生まれてきやすいように柔らかくできています。そのため同じ方向に圧力がかかっているだけで変形してしまうのです。頭蓋骨は次第に閉じていき、1歳を迎える頃には頭の形が定着していきます。
絶壁頭を治したり、矯正することはできる？
｢うちの子の頭の形がおかしいかしら？｣と悩むママにとっては、どうにかして治してあげたいと思うことでしょう。絶壁頭は生後半年位に進行するので、首がすわった生後3ヶ月頃から意識して向きクセを治してあげると効果的です。では自宅でできる治し方や矯正方法を挙げていきましょう。
月齢に合ったドーナツ枕を使う
新生児から使えるものや首がすわった生後3ヶ月頃から使えるものなど、月齢や頭のサイズに合った枕を使います。よく頭を動かす赤ちゃんは枕がずれてしまったり、窒息の危険もあるので適していません。
タオルを挟み込んで向きクセを直す
頭の形が左右違う斜頭の場合には向きクセがある逆の方向に向くように、タオルを挟み込んで矯正します。バスタオルをクルクル巻いて、苦しくない程度に高さを調節しましょう。
興味を引くもので向きクセを矯正する
首がすわった赤ちゃんにはオモチャなどの音やママの声で興味を引くようにし、向きクセとは逆の方向を向くように矯正します。テレビやベッドメリーを利用してもいいでしょう。
仰向け寝の時間を減らす
抱っこやおんぶの時間を増やしたり、短時間だけうつ伏せ遊びをさせて頭に圧力がかからない対策をとりましょう。バンボなどの首がすわったら座れる椅子も活用できます。
授乳は向きクセの反対から
母乳の場合いつもの授乳の向きクセの反対から始めるといいでしょう。座って授乳するスタイルもオススメです。またミルクの場合もいつも同じ向きにならないように意識します。
絶壁頭を隠すオススメのヘアスタイル
絶壁頭を隠すコツは頭の形が分かりにくい状態にすること。以下にオススメのヘアスタイルを挙げていきましょう。
- パーマをかけて全体的にふんわりさせます。
- 高い位置でポニーテールやおだんごをします。
- 大ぶりなバレッタやリボンなどのヘアアクセサリーで絶壁に目線がいかないようにします。
ショートヘアや男性でもパーマをかけたり、ヘアワックスなどでセットすれば絶壁は殆ど気にならなくなります。自分なりに色々試してみて、やりやすい方法で工夫しましょう。
