着床出血でも妊娠検査薬が陰性と出てしまう理由と確認方法

着床出血とは受精に成功した受精卵が子宮へと下がっていき、子宮壁に潜り込む時に子宮内膜を傷つけることがあり、そのときに微量ですが出血する場合があります。それが着床出血です。いわば妊娠のサインが現れ、喜んで検査薬を試したけれど陰性・・・実はとっても多いのです。

妊娠はしてないの?検査薬の使い方がいけない?とても気になりますよね。ある程度時間が経てばはっきりと結果が出るのにどうしてもすぐに知りたい気持ちになっていまいます。このジレンマは妊娠を待ち望んでいる方が多く経験すると思います。

 

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着床出血がすぐ妊娠とは限らない

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着床状況によって出血の有無が分かれるほどですからすべての人が着床出血があるわけではありません。着床出血時期は生理前1週間~生理日前後です。通常は生理予定日2.3日前後が多いようです。色はほとんどうっすらピンクか薄い茶色もしくは茶色の血が混ざっている状態で大体1~3日ほどで終わるようです。生理予定日あたりの着床出血であれば、早期妊娠検査薬という通常の妊娠検査薬より早く調べられる検査薬で判定できます。

しかしこれは順調にホルモンが分泌されているのが前提ですから、実は妊娠しているにも関わらず、陰性になることはあります。これは病院でも通常の検査薬でも同じで、陰性と診断された後でも生理が来ず、もう一度調べたら陽性だったということはあります。つまり自分が思ってたよりも排卵日がずれていてホルモンがまだ分泌されず陰性になることもあるのです。しかし、出血後通常の生理もなく、なお陰性が続くようであれば「不正出血」の可能性もありますので病院の受診をお勧めします。

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妊娠検査薬を使うタイミングとは

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着床出血だった場合、妊娠検査薬を使用するタイミングはいつごろがいいのでしょうか?

妊娠検査薬とは妊娠すると分泌されるホルモンに反応する仕組みになっています。なので、排卵日がずれていてホルモンが分泌されていないと陰性という反応になっていまいます。このホルモンは受精卵が子宮内膜に着床すると分泌量が増加しますが、尿の中にある程度の量が含まれないとなかなか陽性にならないのです。なので、確実にホルモンが分泌される時期に妊娠検査薬を使用するのが確実です。現在薬局などで市販している妊娠検査薬ですとほぼ確実に判定ができるのは「生理開始予定日の1週間後以降」となります。ホルモン分泌値は個人差があるので生理予定日でも陽性反応が出る事もありますが、確実には「生理開始予定日の1週間後以降」に試してみましょう。

また、早期妊娠検査薬というものもあります。これはあまり市販では売っていませんが、ホルモンが低い濃度で検出できる仕組みの検査薬で、この早期妊娠検査薬は「生理開始予定日の2~3日前」から使えるものです。しかし、一般的には病院の検査でも生理予定日一週間後からの検査になるので、早く知りたいジレンマはあるかと思いますが、待ったほうがきちんとした結果が出るでしょう。

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妊娠検査薬の使い方を知りたい!

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市販の妊娠検査薬は説明書通りの方法で使用すれば確実です。たいていの検査薬は棒状の検査薬の先におしっこをかける、または、おしっこをあらかじめコップにとっておいて棒の先につける。おしっこをつけたら必ず平らなところに置いてください。陽性反応があれば、検査窓と呼ばれるところに線が現れます。既定の時間以上置いておくと蒸発線といい、妊娠していないのに線が出てしまうことがあるので、必ず、棒の先だけに、平らなところに置いて、既定の時間内で確認してください。なお、陽性がでたらすぐ病院へ。「正常な妊娠」といえるのは子宮の中に赤ちゃんの袋である胎嚢が確認でき、心拍を確認した時です。すぐ病院に行き医師の判断を仰ぎましょう。そして、そこでお医者様に「おめでとうございます」という言葉をかけられたら、本当に妊娠となります!

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