鼻水、くしゃみが止まらない!その原因と5つの対処法

鼻水やくしゃみが止まらなくて困った経験ありませんか?風邪、アレルギーなどで鼻水やくしゃみが止まらないだけで憂鬱な気分になるものです。原因によっても対処法はまったく変わってきます。まずは原因を知って対処法を探っていきましょう。

 

スポンサードリンク

鼻水、くしゃみの原因は?

A1866

鼻水、くしゃみが出る原因は自宅でケアできるものから病院を受診した方がいいものまで様々なことが挙げられます。ではどのような原因があるのでしょうか。

①風邪によるもの

鼻水やくしゃみが出始めるとまず風邪かな?と思いますよね。鼻や口から侵入した風邪ウイルスが鼻や喉、気管支に炎症を起こすことによって症状が出ます。初めは水っぽいサラサラした鼻水でも、症状が悪化していくと粘着性のある鼻水へと変化していきます。また咳や痰、発熱などの症状も伴います。くしゃみもウイルスを体外に排出しようとする体の防御反応が働いているのです。

②アレルギー反応によるもの

ダルさはあるものの水っぽい鼻水が続く場合にはアレルギー反応によるものかもしれません。この代表的なものが現代病とも言われる花粉症です。近頃では幼児から発症することもあるので注意が必要です。アレルギー物質が花の粘膜を刺激すると、脳の中で「ヒスタミン」という伝達物質が大量に放出され、くしゃみ中枢を刺激します。その結果くしゃみが止まらなくなります。

③寒暖差アレルギーによるもの

季節の変わり目の朝晩と日中の温度差がある時期になると、鼻水やくしゃみが止まらないということはありませんか?または暖かい暖房が効いた部屋から急に寒い外に出たときも同じような症状が現れます。寒暖差によってくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が出るのは、鼻の血管を広げてしまう「血管運動性鼻炎」の可能性があります。この大きな特徴は検査しても原因物質が見つからないということ。体が慣れてくれば次第に症状は治まるでしょう。

スポンサードリンク

鼻水、くしゃみを止めたい!対処法は?

A8242

鼻水やくしゃみは体の防御反応でもあり、無理に止めることはかえってよくないこともあります。しかしボーっとして勉強や仕事が手につかないのでは困りますよね。それでは症状を軽減する対処法はないのでしょうか?

①マスクをつける

風邪や花粉症が原因で起こるくしゃみは、ウイルスやアレルギー物質が鼻や口から侵入するのを防ぐための症状です。ですから体内にこれらの原因物質が侵入しないように、鼻と口をマスクでガードするのが有効でしょう。また風邪の場合くしゃみをすると周囲にウイルスが飛散するので、エチケットとしてもマスクはするべきです。

②薬を飲む

くしゃみや鼻水症状を抑えるのに、よく使われるのが「抗ヒスタミン薬」です。症状を引き起こすヒスタミンの分泌を抑える薬なので、飲んでいると症状は落ち着きます。ただし眠気を催す成分が入っていることもあるので、車を運転する方は要注意。病院で処方してもらうなら話を聞いてからの方がいいかもしれません。市販の薬であれば、注意書きを読んだり薬剤師の方に相談してみましょう。

③ツボを押す

鼻水、鼻詰まりを抑えてくれるツボが小鼻の脇のくぼんだ部分に存在します。そのツボの名前は「迎香(げいこう)」です。指2本で小鼻の脇を挟みながら押すとやりやすいでしょう。3秒押して3秒かけて緩めるを繰り返すと、鼻水、鼻詰まりの症状が軽減されます。

④部屋の温度や湿度を調整する

風邪や寒暖差アレルギーの原因である温度や湿度を最適な状態に保つことで、症状が治まることもあります。温度が20℃前後、湿度が50%に保つようにエアコンや加湿器を使用して調整しましょう。

⑤アレルギー物質を持ち込まない、空気の入れ替え

外から帰ってきたときには洋服に付着した花粉を玄関先で叩き落とすなどして、アレルギー物質を家に持ち込まないようにしましょう。またホコリやダニなどのハウスダストには、空気の入れ替えやこまめな掃除が有効です。

これらはセルフケアですが、症状が重いようなら一度病院を受診してもいいかもしれません。

関連リンク
鼻水を止める薬で効果の高いものと、薬を使わずに止める方法

スポンサードリンク
サブコンテンツ

このページの先頭へ