離乳食中期の食材で迷ったらコレ!アレンジ法とスープストック

7、8ヶ月頃の離乳食中期は徐々に食べる行為が慣れてきた頃。2回食も始まり、そろそろ色々な食材にチャレンジするタイミングです。ここでは離乳食中期の食材についてまとめてみました。

 

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離乳食中期に食べられる食材とは?

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初期に食べていた食材に加えて、きゅうり、ナス、アスパラガスなどの野菜の他、卵、魚、肉など食べられる食材の種類が増えます。では1つずつ詳しく説明していきましょう。

①人参、大根、カボチャ、サツマイモなどの比較的柔らかいもの

人参、大根は2㎜位にみじん切りし、絹ごし豆腐の柔らかさに煮ます。カボチャやサツマイモは4、5㎜の角切りにします。

②きゅうりやナス、アスパラガスなどの煮ても繊維質が残るもの

みじん切りにし、煮てからすりつぶします。

③鶏ささみ、鶏挽き肉

鶏ささみは細かく切って煮た後、すりつぶします。鶏挽き肉はそのまま煮ます。

④鮭、カツオ、マグロなどの赤身魚

茹でてから細かくほぐします。

⑤納豆

茶漉しなどに入れて茹でてから、包丁で細かくたたきます。ひきわり納豆は細かくする必要がないので便利です。

⑥卵、ウズラの卵

家族でアレルギー体質の方がいる場合には、アレルギー検査を行ってから始めましょう。8ヶ月以降で様子を見ながら、しっかり加熱した卵黄を少しずつ与えます。何度か試して湿疹などのアレルギー症状がなければ、全卵をチャレンジしてもいいかもしれません。卵黄よりも卵白でアレルギーが起こりやすいので、慎重に進めましょう。

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食べるのを嫌がる食材はどうすればいい?

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ただ味が慣れずに嫌がっているのか、体質が合わずに嫌がっているのか見極めることが大切です。体の湿疹などの症状がないか確認して、またしばらくしてから与えても。どうしても嫌がるようなら、赤ちゃんが好きな甘みのあるカボチャやサツマイモ、バナナなどの果物と合わせてみましょう。

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冷凍保存について

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離乳食中期は2回食なので、毎回一から作るのでは大変です。よく使う食材は細かくして柔らかく煮てから、製氷皿などに小分け冷凍するのがオススメです。カボチャやジャガイモ、サツマイモなどは4、5㎜の角切りにし冷凍します。水分の少ないものならラップに1回分ずつ包んで冷凍しても。また冷凍しても雑菌がないわけではないので、しっかり再加熱しましょう。冷凍した食材に少量の水をたらしレンジでチンするか、鍋で他の食材と合わせて煮ることもできます。

冷凍保存した食材をバラエティに活かす方法とは?

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スープストックで簡単バラエティ

毎回同じような食材を使っても、味付けのスープを変えるだけでまったく違ったアレンジレシピに生まれ変わります。味付けを悩まずにスープストックとして保存しておけば、いつでも簡単にアレンジレシピが完成しますので、ぜひ週末に作りおきしてみてください。

①野菜スープ

数種類のさざく切りにした野菜(キャベツ、玉ねぎ、人参など)100gを鍋にヒタヒタになるくらい水を入れて煮込みます。スープはザルにあけてこし、野菜は細かくして小分け冷凍します。

②だし汁

鍋に水4カップを入れて沸騰したら、鰹節を一掴み加えてすぐに火を止めます。数分間そのままにしておき、ペーパータオルを敷いたザルでこします。

③トマトソース

湯剥きしたトマトを細かくして鍋で煮詰めたトマトソースです。

スープストックを使った実例

この野菜スープ、だし汁、トマトソースのストックをまとめて作って冷凍ストックしておくと、アレンジがきいて便利です。ではこれらを使ったバラエティに生かした実例をご紹介しましょう。

●白身魚とほうれん草のリゾット

茹でて細かくしたほうれん草と白身魚を鍋に入れて、7倍粥、野菜スープを一緒に一煮立ちさせます。お粥をパンに代えてパン粥にすることもできますし、野菜スープをトマトソースに代えるとトマトリゾットになります。

●ジャガイモと玉ねぎのスープ

ジャガイモと玉ねぎは柔らかく茹でて、細かく切ります。鍋でジャガイモと玉ねぎを野菜スープで一煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。野菜スープをだし汁に代えてジャガイモと玉ねぎの和風汁、野菜スープをトマトソースに代えるとトマトスープになります。

このように同じ具材でもスープを代えたり、主食の種類を代えるだけでまったく違うものになるのでバリエーションが広がります。

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