クラミジアが喉に感染した場合の症状の見分け方とよく似た病気

喉にかかる咽頭クラミジア。咽頭クラミジアの感染率は平均約70%にも及ぶと言われており、たった1回の接触でも感染してしまう可能性が多いにあります。

今現在日本では発症に気づかないまま他の人にも感染させてしまい感染が拡大されている事が大変懸念されています。

中でも10代から20代の女性にとても多い病気です。

 

また咽頭クラミジアは性器クラミジアに比べて治癒するまでの期間長引く傾向がある為、早めの治療が大切になります。

放っておくと重い症状になってしまいますので、大切な人に感染させない事が大切です。

しっかりと咽頭クラミジアについて正しい知識を得るようにしましょう。

 

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クラミジアが喉に感染した場合、どんな症状が出るの?原因は?

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咽頭クラミジアの症状としては潜伏期間の1週間から3週間で喉の腫れ、痛み、発熱が出るのが代表的な症状で、稀ですが咳や痰が出る人もいる様です。

とても激しい痛みや症状はあまり無く、少しおかしいなと感じる程度が多いようです。

 

そしてこれらの自覚症状を感じる人はあまり多くありません。さらに喉が腫れたり外見的な症状も出にくいです。

ただし酷い症状としては扁桃腺炎を起こし、喉から膿がでることがあるようです。

 

喉に感染する原因は、性器クラミジアに感染している人との性行為時によるオーラルセックス、喉にクラミジア感染している人との激しいディープキスによる粘膜や体液の接触で、口や舌、喉にクラミジア・トラコマチスという細菌が感染するとされています。

ただし軽いキスや同じ食器の使用では感染しません。

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クラミジア症状に似た、症状が出る病気は?区別は?

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クラミジアの症状に似ている病気はやはり多いのが風邪、そして喉の痛みによる咽喉炎や扁桃腺炎です。

症状の見分け方として、風邪や扁桃腺炎は急激に熱が出たり激しい症状になる事が多い一方、咽頭クラミジアは微熱程度だったりと比較的症状が軽いです。

風邪とは違い自然治癒しないので、症状が出た場合治療するまで風邪と似た症状が続くでしょう。

 

また同じ性病では淋菌による喉への感染です。この淋菌も咽頭クラミジアと同様、少しの風邪の様な症状が出る事がありますが、自覚症状を感じる人は少ないです。

咽頭淋菌と咽頭クラミジアの違いとして言えるのは、咽頭淋菌は喉の不快感(食べ物を飲み込む時等)、倦怠感が出る事があるようです。

 

そして感染率は低いとされていますが、HIVの症状でも喉の痛みや発熱が出る場合があります。

見分け方としてはHIVの場合だと体の節々の痛み等、インフルエンザの症状にも似ていると言われていますが、これら性病の症状の場合は症状と感じる事が少ない、あるいは無い事が多いので症状だけで見分けるには難しいと言えます。

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症状が出た場合、効果のある市販薬や、対処法は?

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残念ながら咽頭クラミジア自体を治す為の市販の薬はありません。

クラミジア症状が出てもし感染していたとし、病院で抗生物質を処方される事を考えると、むやみに市販の風邪薬等を飲むのはよくありません。

 

もしも喉の痛み等の症状が出た場合、風邪の時と同様に喉を温めたり、保湿、温かい飲み物を飲む、のど飴を舐める等痛みを緩和させてみましょう。

また大声を出す事や、アルコール、タバコ、辛い物等喉への刺激が強い物の摂取は細菌で喉の炎症が起きているため控えましょう。

 

クラミジア症状が出た場合は、感染してるかも・・・。と不安になるかもしれませんが、一回でも心当たりがある場合はすみやかに病院へ行き、冷静に対処する事で正しい治療が行える事になります。

 

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