虫刺されで、腫れたところが固い場合は?熱やしこりの原因

虫に刺されただけなのに、だんだんと腫れが固くなってブツブツが出来たり、固い水ぶくれになったりすることがあります。

それぞれ違う腫れ方ですが、どういった要因が考えられるでしょうか。

また、どんなことに注意したらいいでしょうか。

 

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固い発疹が周辺にもある

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固いブツブツがたくさん出来て、かゆくてたまらない!

このような場合、ダニに噛まれた可能性と、ストロフルスという病気の可能性があります。

ダニに噛まれた

ダニに噛まれると、赤くてしこりのあるブツが出来ます。しこりはそれほど大きくありません。

一か所だけでなく、数か所一度に噛まれることもあります。

肌の柔らかいところを、服の上からでも噛みます。脇腹、腕の内側、太ももなどがよくかまれる部分です。

 

布団にいるため、寝ている間にかまれることが多いです。噛まれて半日後くらいから、かゆみが出始めます。

ストロフルスの可能性

強いかゆみ、小さなしこりのある発疹が広がった場合、ストロフルス(急性痒疹)の可能性もあります。

ストロフルスとは一体どんな病気なのか、見ていきましょう。

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ストロフルスの症状

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蚊、ノミ、ダニに刺された後に発症します。倦怠感がみられることもあります。

最初は、赤く、少し盛り上がった発疹が出来ます。中心部に水ぶくれが出来ることもあります。

 

掻き壊してジュクジュクし、盛り上がって固くなっていきます。とてもかゆみを伴う、5から10ミリ程度の固いしこりがたくさん出来ます。

これらが一カ月内に収まるものを指します。

 

5歳以下の子供に起こり、特に5カ月から2歳に多く見られます。

ストロフルスの原因

虫は刺すときに酵素毒を残していきますが、この酵素毒に強いアレルギー反応を起こしたために発疹が出ます。

食物アレルギーの部分症状の場合もあります。アレルギー体質の子どもに出やすい病気です。

ストロフルスの治療法

病院では発疹にステロイド外用薬が処方されます。抗ヒスタミン剤、ステロイドの内服薬を処方するところもあるようです。

掻き壊してとびひにならないよう、かゆみを和らげてあげましょう。

 

暑い時期なのでこまめにシャワーを浴び、タオルでこすらず優しく水分を拭き取ってあげてください。

一時的ではありますが、かゆみがとれます。

水ぶくれの固い腫れ

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水ぶくれがパンパンに腫れあがって、かゆくなったら、心配ですね。

こういった腫れの要因は、ブヨに刺された、ハチ・ムカデに刺された、虫の酵素毒に過剰反応をしているといった可能性が考えられます。

ブヨに刺された

ブヨに刺されると、半日くらいして、大きく赤く腫れ、しこりが出来ます。

蚊よりもアレルギー反応が強く出るので、腫れが大きくかゆみも強いです。痛みや熱も伴います。

 

かゆみが出るのは刺されて数時間後です。

水があるところや、草の中にいて、下の方を飛びます。アウトドアやキャンプで、朝や夕方に、足を刺されることが多いです。

八チ・ムカデに刺された

刺されて2~3時間内に水ぶくれが出来ます。

刺されたら激しい痛みがあるだけでなく、二度目はアナフィラキーショックを起こす可能性があります。

 

アナフィラキーショックを起こすと、じんましん、血液低下、呼吸困難など、臓器でアレルギー反応が起き、生命にかかわる事態になります。

早急に医療機関で診察を受けます。

虫の酵素毒に過剰反応

子どもも大人も、蚊に刺されてパンパンに腫れあがることがあります。これまで赤く腫れただけだったのに、という人もいます。

これは、虫の酵素毒に過剰に免疫が働いていることを示しています。

反応の仕方は、年齢によって変化します。

反応は年齢に応じて変わる

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まず、虫に刺されてからの反応には二つの型があります。

すぐに腫れやかゆみが出る即時型反応と、翌日以降に出る遅延型反応の2種類です。

 

6歳までは遅延型反応のみです。

6歳から25歳までは両方が見られます。25歳から60歳は即時型反応のみ、65歳からは反応がなくなります。

個人差がありますが、虫に刺された経験と年齢で、反応も変わっていきます。

免疫が働きすぎる

子どもはまだ虫に刺された経験が少ないので大きく反応が出てしまいます。

ただ、そこまで腫れないでも治っていく子どももいます。大人でも、それまでは赤い発疹程度で収まっていたのに、という人もいます。

 

この違いは、アレルギー体質であるかどうかによります。

今は二人に一人は食物であったり、虫であったり、何らかのアレルギーを持っているとも言われています。

アレルギーはどのようにして起こるのか、そのメカニズムを知ることで、対策も出来ます。

アレルギーはどうして起きる?

人の体は、外部から細菌、ウィルス、食物、ダニ、花粉などが入ってくると、それを取り除こうとする働きがあります。

正常な免疫反応では、身体に入ってきた異物を攻撃するだけですが、アレルギーの場合は、攻撃が強く自分までも傷つけてしまいます。

 

免疫システムにはTh1(司令塔の役割)、Th2(異物に働きかける役割)の細胞がバランスを取り合って働いています。

このうち、Th1の働きが弱まり、Th2が優位に立つと、アレルギーが起こります。

Th2が優位に立つ要因として、リノール酸、アラキドン酸の摂取量が多いことがあります。

アレルギー体質を改善するには

Th2の働きを弱めるために、リノール酸、アラキドン酸の摂取を控えます。

リノール酸は、サラダ油、コーン油、ひまわり油、ごま油、大豆油などにふくまれます。アラキドン酸は、脂質、肉類に多くふくまれます。これらを今までより控えるようにします。

 

また、Th1を優位にするには、納豆やヨーグルト、ぬか漬けといった、発酵食品を摂ります。

アレルギー体質の改善は、虫刺されに即効というわけにはいきません。

薬で対処しながら、虫に負けない体づくりをしていくことも念頭においておきましょう。

薬での対処

たちまちの腫れは、ステロイド配合の塗り薬で治しましょう。かゆみには、保冷剤で冷やして対応します。

かきむしってしまうと、とびひになって更に肌の状態が悪化してしまう恐れがあります。掻き壊さないようにしましょう。

 

その他、虫刺されについて症状や対処法を以下に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

→【虫刺されの種類別・症状別の対処法一覧とよく効く市販薬

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