とびひが悪化?処方薬リンデロンvg軟膏のデメリットと副作用

小さなお子様は、夏になるといつも以上に汗をかきます。あせもができやすくなり、あせもがひどくなるととびひという病気になります。多くのママさんたちは、もうご存知だと思いますが、このとびひ、その名の通り、あちこちに飛ぶので、ママが気付いた時にはいろんなところに症状がでているといったケースもあります。

とびひで小児科などを受診した際に、リンデロンという薬を処方されることがあります。このお薬がどんなお薬なのか、塗り方や使用期間、メリットやデメリットなどについてご紹介させていただきます。また、リンデロンはステロイド系のお薬なので、使いたくない場合にはどうすればいいのかなどについてもご紹介させていただきます。

 

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とびひの薬 リンデロンとは?

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とびひで病院を受診した際に処方される「リンデロンvg軟膏」。これはリンデロンというお薬の一種で、様々な皮膚炎に用いられるステロイド配合のお薬です。炎症による痒みや腫れなどに有効なお薬になっています。とびひでこの軟膏が処方されるということは、まだ比較的症状も軽いと考えられます。塗り方は、少量を患部に薄く延ばしていくような感じで塗ってください。

使用期間については、ステロイドが配合されているので、長期間の使用には向いていません。お医者様にもよりますが、だいたい4~5日塗ってみて改善が見られないようなら、再度受診するというところが多いようです。処方される際に、先生から使用に関して説明がありますので、しっかりと聞いておくようにしましょう。また、疑問に感じることや不安なことはその場で相談するようにしてください。

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リンデロンのメリットとデメリット

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とびひでこのリンデロンのようなステロイド配合のお薬を使うメリットとしては、やはり症状の改善が早いという点です。初めてこのお薬を使うとわかると思いますが、痒みなどがおさまるので、子供が患部をかきむしる頻度が格段に減ります。かかなくなることで、赤みやはれも治まっていくので、目に見えてその効果を実感することができるでしょう。

ただし、デメリットとして副作用の心配があります。大人が使っても副作用が出る人がいるくらいなので、子供の弱い皮膚に対してはかなりの刺激となっているのが想像できると思います。主な副作用としては、血管が浮き出て見える「毛細血管拡張」や、皮膚が薄くなる「皮膚委縮」などがあります。

ですが、子供にこの薬が処方される場合、長期にわたっての使用はしないよう指示がありますので、医師の指示をしっかり守って使っていれば、副作用の心配はまずないと考えてもらって大丈夫です。

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リンデロンを使いたくない時はどうすればいい?

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リンデロンを処方されても、やっぱりステロイドが入っているお薬を小さな子供に使うのは抵抗があるとおっしゃるママさんも多いのが現実です。いくら効果があるとはいっても、万が一のことを考えると、使うのが怖いですよね。そういう場合は、ハッキリと医師に伝えることが大切です。

とびひの治療薬として、非ステロイド系の「ゲンタシン軟膏」というのがあります。殺菌作用があり、化膿止め効果もあるので、ステロイドが入っていない物を使いたい方にはこちらを処方されることもあります。ただ、このお薬には耐性菌が存在しているので人によっては効果が全くない場合もあるということを忘れないでください。

また、とびひのお薬で市販されているものがいくつかありますが、非ステロイド系で、「オノフェF」というお薬があります。しみないタイプの軟膏で、化膿してジュクジュクになった皮膚炎に効果がある塗り薬です。使用の際は、注意書きをよく読んでから使用するようにしてください。改善が見られない場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。

とびひは、あちこちにとんでしまうので、早めの発見、早めの治療が大切です。夏場は特に汗をかきやすいので、まずはあせもにならないように、汗をかいたら着替える、シャワーを浴びさせるなどして、皮膚を清潔に保ってあげるようにしてくださいね。

 

その他、とびひに関する適切な対処法や治療法については、こちらに詳しくまとめていますのでぜひご参考ください。

→【とびひに効果的な予防法や対処法と、よく効く市販薬一覧

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