インフルエンザb型で家族が感染した場合の予防と対策まとめ

特徴的な症状がでるインフルエンザb型は、人から人へと感染します。家族がインフルエンザを発症した場合の対処法、潜伏期間から勤務先に出勤できるまでを書いています。インフルエンザb型のどういうところが、カゼの初期症状と似ているのか、確認していきましょう。早い段階で受診が出来ていれば、重症化の心配はあまりないでしょう。

 

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インフルエンザb型とは

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インフルエンザウィルスには、A型、B型、C型と種類があります。そのうち、インフルエンザb型というとお腹の調子が悪くなるインフルエンザというイメージかもしれません。

b型は初期段階では、高熱がでたり、関節痛などを感じることはなく、下痢や腹痛、嘔吐など消化器系の症状がでることで知られています。

さらにb型には、2種類のタイプがあり山形型とビクトリア型と呼ばれています。現在のところb型においては他の種類は確認されておりません。現在多くのインフルエンザb型は、ビクトリア型といわれています。

インフルエンザb型とカゼの症状

先にお話したとおり、インフルエンザb型は下痢や腹痛など消化器系の症状がでることが知られています。そのため、自己判断した場合「カゼ」と間違えることが多いです。

インフルエンザb型の症状は、A型よりも比較的に軽く、カゼと間違うと微熱が続いたり、長期にわたって患うことになってしまうので注意が必要です。b型の具体的な初期症状は、だるい、微熱、咳、くしゃみなどですが本格的になってくると、突然38℃以上の高熱が出ます。

カゼかなと思っても、流行している時期はインフルエンザの可能性も否めませんので、体調不良を感じたら受診することをオススメします。

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インフルエンザの感染経路と潜伏期間~発症

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インフルエンザb型は、A型とは違い「人から人」にしか感染しません。すなわち、予防と対策しだいでかなり防げるのではないかと考えます。

潜伏期間

ウィルスの潜伏期間は、1~2日程度だと言われています。感染後、体内では気づかないうちにウィルスが増殖し、やがて初期症状があらわれます。カゼと間違うこともありますが、この段階で医療機関を受診すると比較的重症にならずにすみます。

発症後の過ごし方

本格的に発症すると高熱も伴いますが、腹痛や下痢などの消化器系の症状が強く出てきます。医療機関でもらった薬を飲み、安静に過ごします。大切なのが、水分補給を欠かさないことです。脱水症状にならないように注意しましょう。

少しずつ食べられるようになってきたら、栄養補給をして体力を上げていきましょう。体力のある大人の場合、1週間程度で症状はおさまるようです。

いつから出勤できるのか

基本的に、症状が良くなってから2日たつとウィルスが死滅したと考えるようです。ですので、答えは症状が良くなってから2日後です。勤務先によっては、家族にインフルエンザ患者がいる場合も、家庭内感染が考えられるので、出勤してはいけないと考えるところも少なくありません。

仕事が休めない時もあるかもしれませんが、体調第一で考えましょう。出勤許可については勤務先に尋ねるとよいでしょう。

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家族が発症した場合

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ウィルスには潜伏期間があるので、家族の誰かが発症した場合、他の家族も感染している可能性があります。これを「家庭内感染」と言います。人から人へ感染するウィルスなので、家庭の中で一緒に生活している状況では、とても感染しやすいといえます。

大人が発症した場合

大人が発症した場合、もし部屋が2つ以上あるのなら患者を隔離しましょう。しばらく同じベッドや、布団で寝るのも危険です。いくらマスクをしていても、寝ている間は無意識ですので息苦しく感じ、外してしまう可能性があります。

また、出来るだけ一緒に食事をすることもさけて、飛沫感染しないように注意しましょう。

子どもが発症した場合

小さい子どもの場合、基本的に隔離すること自体が難しいです。高熱があり、下痢、腹痛がある状態で別部屋で放ってはおけませんよね。看病する場合は、手洗い、うがい、マスクを欠かさないようにします。感染する可能性があるので、食事をする時間もずらすなどして対応しましょう。

多くの場合、看病する大人は感染、発症する可能性が極めて高いです。目の前にインフルエンザ患者がいるのですから、しっかり感染予防をしましょう。

インフルエンザb型の予防と対策

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インフルエンザの感染経路は、飛沫感染、接触感染、空気感染が上げられます。予防は、この感染経路を出来るだけシャットアウトすることです。予防接種ワクチンで抗体をつけて免疫を上げておくのも良いです。

また最近では、様々な予防グッズも販売されています。上手にグッズを使い、インフルエンザに感染しないようにつとめたいです。

 

いかがでしたか。インフルエンザb型は、インフルエンザA型よりも毒性が弱いので、比較的軽症のインフルエンザとみられることがあります。

初期症状は、カゼの症状と似ているのでわかりにくいのですが、本格的に発症すると38℃以上の高熱が出ることをお忘れなく。腹痛や下痢などの消化器系の症状がよくでることもインフルエンザb型の特徴です。水分補給を欠かさないようにしましょう。家族でインフルエンザ発症患者が出た場合は、出勤できるかどうか、勤務先に確認しましょう。

いずれにしても、インフルエンザにならないように冬を乗り切るには、しっかりとした食事をし、体力をつけて予防をするとよいでしょう。

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