ギネス世界一!よく飛ぶ紙飛行機の作り方や折り方のコツ

子供の頃誰もが1度は作って飛ばした紙飛行機。遠くまで飛ぶととても気持ちよかったのを覚えています。日に日に進化して今ではギネス記録になるような紙飛行機も存在します。ギネス世界一の記録では、飛距離69.14メートルにもなります。

飛ばし方や飛行機の形をしっかり折れるように作り方をまとめました。

 

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よく飛ぶ紙飛行機の作り方

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1枚のA 4用紙を用意します。用紙を縦に置きましょう。

まず、左上の角を頂点として右上の角を左側の紙の辺に合わせて折ります。折り目を定規などでしっかりつけるのがポイントです。

それを開きます。反対側も同じようにしっかり折り目をつけて開きます。

次に紙の右側についた折り目の先を頂点として紙の右辺と折り線を重ね合わせるように折ります。この時、折り線ぴったりではなく、折り線と紙の辺の間に2~3ミリの間隔を空けておくのがコツです。

また1度開きます。そして次も同じ様に、紙の左側についた折り目の先を頂点として紙の左辺を折り線に合わせて折ります。

その上から先程開いた右側を折りかぶせます。ぴったりと重なります。

 

その左右の2枚が重なる場所を基準に上半分を手前に折ります。

すると下半分の紙にある斜めの折り線と上から折ってきた部分の斜めの折り線が一直線に繋がる場所があるので、その線がズレないようにピッタリ合わせて折り目をつけます。

次に右上の角を真ん中の線まで手前に折って重ねます。左側の角も同じ様にします。この頂点が機首部分となります。

 

この頂点ができたら、今折っていた面が外側に来るように真ん中でV字に折り機体を形づくります。

どの部分でも角をぴったり合わせる事が大切です。丁寧に折れていれば、大きなズレはないはずです。ヘラや定規などを使うとしっかり折れます。

 

次は翼です。

機首部分が左側に来るように置いてください。機首の頂点から2~3ミリ残した状態で手前に折りたたみます。

折り目をしっかりつけたら、裏返して反対側も折ります。反対側で最初に作った頂点とズラした数ミリの位置を左右で合わせるのを忘れないようにしてください。頂点と反対側のおしりの方もしっかり合わせましょう。

翼を広げた時にまるでつなぎ目のない1枚の紙のように見えるくらいまで合わせるのが大切です。ここでズレがあると、飛行性能に大きく影響が出ます。

最後に翼面を整えます。機体を下にして持った時に翼は上に向かって湾曲したカーブを描くのが理想的です。ここでクリップなどがあればとても便利で、胴体部分を挟み込むと形を整えやすくなります。

そして、完成です。

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紙飛行機のギネス世界一記録のまとめ

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子供の頃、友達と競い合って飛ばした紙飛行機。できるだけ遠くまで飛ばせるように工夫して作った思い出もあるでしょう。

そんな紙飛行機にある世界一記録。紙飛行機の記録と言えば滞空時間と飛行距離がメインの記録となります。

その中でも日本で生まれた滞空時間の記録があります。1998年にアメリカで生まれた27.6秒が長い間世界記録になっていましたが、2009年に日本折り紙ヒコーキ協会会長戸田さんが0.3秒越える27.9秒で記録更新しました。更にこの方が2010年に自身の記録を1.3秒越える29.2秒という大記録を樹立されました。

 

次は飛行距離の記録です。無風状態で測るために空軍格納庫のスペースを利用して挑戦は始まりました。航空機デザイナーのコリンズ氏が折った飛行機を、大学のアメフト選手のアイーブ氏が投げて世界一記録69.14メートルを達成しました。コリンズ氏は子供の頃から紙飛行機が大好きで日本の折り紙もよく研究されていたそうです。

滞空時間と飛行距離、単なる紙飛行機の枠を超えた夢の詰まった奥深さを感じられる記録です。

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紙飛行機の作り方と飛ばし方のおすすめ

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ただのA 4用紙が大空を飛ぶ飛行機にあっという間に変身するなんて、本当に夢のある事です。より長く遠くへ飛ばすには、作り方としてはやはり折れ線はしっかりヘラなどを使ってつけたり、頂点と頂点をしっかり合わせて折ったりなど、丁寧な細かい作業が必要とされます。

紙飛行機本体の作り方と同じくらい大切なのがスローイング、投げ方と飛ばし方です。世界一記録を生み出した彼らは「コツはとにかく上に向かって強く投げる事」と言っています。また、彼らは室内でこの記録に挑んでいるので、風の影響を受けない場所で飛ばすのがやはり一番のコツなのかもしれません。

お子さんと一緒に作って飛ばせば、今までの紙飛行機との違いに驚かれるでしょう。もっともっと楽しくなり更なる記録に挑戦したくなるかもしれませんね。

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