病院よりも綿棒と砂糖水!泣く子も黙る赤ちゃんの便秘解消法

初めての赤ちゃんで初めての育児。ちょっとしたことでも不安になるのはしょうがないことです。その中でも身近な困り事は赤ちゃんの便秘ではないでしょうか。赤ちゃんによって個人差はあるものの、育児をしている殆どのママが不安になった経験があるようです。そこで赤ちゃんに効果的な便秘解消法をご紹介しましょう。

 

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赤ちゃんの便秘って?

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赤ちゃんのうんちがコロコロで固そうだったり、排便時に辛そうに力んだり泣いたり。赤ちゃんのそんな姿を見ているとママを不安にさせることでしょう。そもそも赤ちゃんのうんちは何日出ないと便秘と言うのでしょうか?どんな状態を便秘と言うのか検証してみましょう。

赤ちゃんのうんちが毎日出なかったとしても、それは必ずしも便秘と言うわけではありません。頻度が2、3日に1度であっても、赤ちゃんの様子が元気で排便時に辛そうでなければ心配することではないのです。うんちの頻度は赤ちゃんの体質によっても違いますから、赤ちゃんの様子を確認して判断します。以下に便秘の可能性がある症状を挙げていきましょう。

  • 4日~1週間以上うんちが出ない
  • うんちがコロコロで固い
  • 離乳食や母乳を口にしても吐いてしまう
  • 食欲がない
  • 機嫌が悪く排便時に辛そうにしている
  • お腹が張ってポッコリしている

つまり赤ちゃんの普段の様子やうんちをする様子で便秘であると判断できるのです。

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自宅でできる赤ちゃんの効果的な便秘解消法とは?

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赤ちゃんは離乳食が始まると腸内環境が変わります。今まで水分だけだったのが、離乳食が進むと必然とミルクや母乳を飲まなくなり摂取する水分量が減っていきます。ですから赤ちゃんが便秘になるのは、よくあることなのです。便秘になる度に病院に駆け込むのは大変ですから、自宅でできる赤ちゃんの便秘解消法があるのなら知っておきたいですよね。ここでは綿棒と砂糖水で便秘を解消する方法をご紹介します。

砂糖水を飲ませる

砂糖水は浸透圧が高いので、腸に水分を取り込む作用があります。水分が不足して固くなってしまったウンチを柔らかくして排便しやすくしてくれるのです。

砂糖水は水100mlに対して5gの砂糖で作ります。湯冷ましで作るといいでしょう。砂糖水は1度にたくさん飲ませてしまうと下痢を起こしやすいため、一回20ml位ずつ複数回に分けて飲ませます。使う砂糖は自宅で使っているグラニュー糖などでも問題ありませんが、一番はお腹に優しいオリゴ糖がオススメです。

綿綿棒浣腸をする

まず準備するものは新聞紙、大人用の綿棒そしてベビーオイルです。

赤ちゃんのお尻の下に新聞紙を敷いて、はいていたオムツを開けます。初めはベビーオイルをつけた綿棒で肛門周辺を刺激します。これだけでウンチが出ることもありますが、出なければ肛門に綿棒の先を2㎝程入れます。ゆっくりと出したり入れたり、回したりして刺激を与えるとウンチが出てきます。綿棒浣腸をする際には、肛門を傷付けてしまわないように気を付けましょう。

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赤ちゃんの便秘で病院に行く目安とは?

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自宅で赤ちゃんに便秘解消法をしても改善しないこともあります。赤ちゃんの食欲がなく、離乳食を食べても吐いてしまう、排便時に痛がって辛そうにしている場合は、診療時間内に受診しましょう。また以上のような症状がなかったとしても、1週間以上うんちが出ていなければ病院に行くことをオススメします。

また赤ちゃんによくある便秘ではなく、心配な症状も稀にあります。新生児期にお腹が異常に張っていて吐いたり便秘である場合、先天性の「巨大結腸症」の可能性があります。そして「胆道閉鎖症」と言われる白やクリーム色のうんちをする病気もあります。この病気は放置していると命にもかかわるので、早期発見・早期手術をしなければなりません。

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