子どもの咳が止まらない!熱がない場合は病院に行くか判断すべき3つのポイント

風邪でもないのになぜか子供の咳が止まらないことってありますよね。熱もない時に、病院に行くかどうかを判断するポイントをいくつかご紹介させていただきます。

子どもの咳が止まらない、でも熱もない、何か悪い病気なのかなと不安になるのではないでしょうか。子どもも、止まらない咳にすごく苦しんでいるのを見ると、どうにかしてあげたい、でもどうするべきかわからない。そんな時に慌てないように、ここでご紹介するポイントを覚えておいていただくと、参考になると思います。

 

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咳が出るのはなぜ?理由は?

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原因

咳がなぜ出るのかご存知ですか?咳は自分の身体を防御する為にでるものなのです。例えば、気道の中に、最近やウィルスなどが侵入してくると、身体はそれらを異物と判断します。追い出すために一生懸命咳を出します。

長引く理由

子どもは咳が出始めると、かなり長期間にわたります。それはなぜかというと、大人よりも気道も狭く、抵抗力も弱いからです。また、子どもは痰を上手にだすことができません。それが気道を刺激し、さらに咳がでてしまいます。よく、部屋が乾燥していたり、寒い外にでただけで咳をする子どもがいます。また、ほこりっぽい場所にいたり、運動をしただけでも咳がでることがあります。

子どもの気道は、非常に繊細で敏感なのです。

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病院に行くかの判断ポイント

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熱もないのに咳が長引いている場合、咳の音で病院に行くかどうか判断することができます。

咳の音

1.コンコン

コンコンという乾いた感じの咳であれば、乾燥しているせいだと考えられます。お子様がいる室内ではしっかりと湿度管理をして、うがいなどをしたり、水分補給をして、喉をうるおしてあげるようにしてください。熱がなく、他の症状もなければ、1週間程度様子をみてあげてください。

2.ゴホンゴホン

ゴホンゴホンという、少し痰が絡んだ感じの咳であれば、水分をいつもより多くこまめに摂らせてあげてみてください。痰が切れやすくなります。鼻水が気管に流れていくことでこのような咳が出たりもします。鼻水や痰が黄色などの色がついていたら、風邪や細菌が原因だと考えられますので、小児科を受診することをおすすめします。

3.ケンケン

犬が吠えているような咳は、気道が炎症を起こしている可能性があります。小児科などを受診して吸入してもらうようにしましょう。

咳が続く期間

咳が出ている日数で、その咳がどの種類に当てはまるのかを判断することができます。

急性:1~3週間程度
遷延性:3~8週間継続
慢性:8週間以上継続

普通の咳で、発熱もなく元気なら、1週間程度様子をみてみます。その後咳が続くようであれば、一度小児科を受診することをおすすめします。急性の気管支炎などのこともありますので、熱がないから大丈夫と放置することのないようにしましょう。

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咳への対処法

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お子様が咳を出し始めた時にできる対処法をご紹介します。

1.加湿

室内のお子様がいらっしゃると頃は、湿度管理をしっかりとしてあげてください。秋から冬にかけては乾燥対策は必須です。加湿器がなくても、軽く絞ったタオルを何枚か室内に干したり、洗濯物の室内干しは、お部屋の湿度を上げるのに効果的です。

2.水分補給

喉が渇いた状態だと咳がでてしまうので、こまめに水分補給をして喉を湿った状態にしてあげてください。

3.上半身を少し起こす

夜間の咳がひどい時は、少し上半身を起こし気味にして寝かせてあげてください。これだけで咳がおさまってくれます。

4.はちみつ

アレルギーのお子様にはおすすめできませんが、そうでないお子様には、お湯に小さじ1~2程度のはちみつを溶かして飲ませてあげてください。はちみつには喉の炎症を抑えてくれる働きがあります。

 

子どもは咳が出やすいのですが、その咳の音をしっかりと聞いてください。いつもと違った感じだと、ママも気づくと思いますが、おかしいなと思ったら、小児科を受診しましょう。

何科を受診するのか悩まれるママもいるようですが、最初は小児科で大丈夫です。総合病院であれば、何らかの他の病気が考えられる場合は、呼吸器科などの専門科にすぐにまわしてもらえるので、お近くに総合病院があれば、そちらの小児科を受診するといいでしょう。

秋から冬は乾燥しやすくなります。喉が乾燥すると、風邪や気管支炎などをおこしやすくなりますので、注意してあげてください。

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